複雑・ファジー小説
- Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉 ( No.9 )
- 日時: 2019/08/04 17:05
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
第1章「戦いの始まり」 第3話「五国の戦い」
【倭国・朝廷】
藤原時平「我は新羅のキム殿と共に出兵に出る事とした。醍醐天皇陛下!私、藤原時平は出兵より無事に帰って参ります!」
醍醐天皇「さぁ行って参れ。必ず生きるのだ。それがそなたたちの宿命だ。」
【唐朝廷】
キョン・フォン「私、キョン・フォンはクンイェ将軍と共に倭国の出兵を妨げてみせます!」
クンイェ「私、クンイェはキョン・フォン将軍と共に倭国の出兵を妨げてみせます。」
昭宗「必ず無事に帰ってくるのだ。」
【新羅朝廷】
孝恭王「そうか。キム・ジェミンはよくやった。あやつに…褒美を授けよ。私は…もう力が抜け、動くことも容易ではあとはキム・ジェミンに全権を授けようではないか。」
宦官「陛下。陛下。陛下。起き上がってください。」
孝恭王「もう余は無理だと申しているだろう。後はキム・ジェミンに任せる。キム・ジェミンは余の従兄弟だ。故にキム・ジェミンに王位を継承させよう…もう余には力など残っておらぬ。余は酒を飲み、新羅の領土がすり減るのを見ているだけに限る。早くそなたも休め。下がれ。」
902年 6月5日 新羅の国王・孝恭王は責任逃れのために自害しようするが失敗。7月14日にはクンイェ、キョン・フォン連合軍が藤原時平を退却させる。そして連合軍は新羅王宮を包囲する。すると、藤原時平は倭国に戻る。
【倭国朝廷】
醍醐天皇「ではキム・ジェミンの願いを聞き入れよう。」
キム・ジェミン「それでは私は天皇陛下と藤原時平殿に願いを聞いて頂きたいです。」
藤原時平「願いとは?」
キム・ジェミン「私が兵を1人連れ、あちらへ投降します。そして、私が「倭国には手を出すな」と念を押しておきます。その夜 私が既に連れた8000の兵を連れて、高句麗・百済に攻め入ってください。もし失敗してもいいように倭国からも兵を多めに出していただけると嬉しいです。」
醍醐天皇「よかろう。こちらから70000出そう。」
藤原時平「誠に良いのですか?」
醍醐天皇「これで全てが終わるのならば。」
キム・ジェミン「ありがたき幸せ。」
終