複雑・ファジー小説
- Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉【第1章終結】 ( No.11 )
- 日時: 2019/07/26 15:26
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
今日の15時に「鳳凰の戦い〈闇の鳥〉」第1章が終結しました。
明日以降 第2章「確執」が始まります。お楽しみに。
「確執」では、主人であるクンイェとワン・ゴンの戦いが始まってしまいます__そんな中で国と国の戦いも起き、協力し合わないといけない関係になってくるクンイェとワン・ゴン。
2人の運命は__
注目の人物 クンイェ ワン・ゴン 朱全忠 チェ・ヤンス 李茂貞 キョン・フォン キム・ジェミン
第2章 全9話
- Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉【7月30日復帰】 ( No.12 )
- 日時: 2019/08/04 17:08
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
第2章「確執」 第1話「唐の内乱」
【朱全忠の屋敷】
朱全忠「よし、それならば謀反でも起こせばいい。」
舞梅「大藩鎮様。誠に…謀反を起こすと?」
朱全忠「それ以外に手段はなかろう。来年には謀反を起こしたい。精鋭軍を組み直せ。」
舞梅「はい。大藩鎮様。」
西暦904年1月、朱全忠は昭宗に圧力をかけ、自分の拠点・洛陽に都を遷移した。8月、朱全忠の謀反により、昭宗は朱全忠の手によって処刑される。そして皇帝には朱全忠を慕う哀帝を据え、朱全忠は摂政を預かり、哀帝より攘夷を狙っていた。
その頃、倭国では藤原時平対抗勢力が現れ倭国でも内乱が起こるのだった。
904年5月に、藤原時平が暗殺の危機に遭い、その責任を対抗勢力の長・加藤癸士和が処刑され、対抗勢力は散っていった。904年7月に再び藤原時平に暗殺の危機が。それを対抗勢力の残党に仕業と見ていた藤原時平だが、後々ロシア大国の仕業と分かり、倭国はロシア大国との関与を控える事となる。
【百済朝廷】
キョン・フォン「何を申す!我らと同盟を組んだ倭国と手を切れと申すか!」
ガンジョク「倭国はロシア大国の標的にされ、下手をすれば我らも共に標的になるやもしれませんぞ。」
キョン・フォン「黙らぬか!百済と倭国の同盟を邪魔する気か!」
しかしキョン・フォンはやむを得ず倭国との同盟を切り、高句麗と共に歩む道を決めた。。。
終
- Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉【7月30日復帰】 ( No.13 )
- 日時: 2019/07/31 16:19
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
<7月31日>
本日は「鳳凰の戦い〈闇の鳥〉」お休みさせて頂きます。代わりに
「鳳凰の戦い〈闇の鳥〉外伝編」をお楽しみください。
外伝編①
闇に包まれた鳥が暗き夜を飛び回る。その鳥が笠を被ったある男の肩に止まる。その男の手には杖があった。
笠の男「お前に教えてもらいたい。陛下はいったい何をしているか。」
鳥〈再び書物をお書きに。〉
笠の男「また書いておられるのか。陛下の元へ行こうではないか。」
「鳳凰の戦い〈闇の鳥〉」とは実在の「鳳凰的戦・次編」というワン・ゴンが記した伝記を基にした物語です。
また、「鳳凰の戦い」はキム・ユシンが記した「鳳凰的戦」を基にしました。ワン・ゴンは高句麗に住んでいながらも新羅の英雄キム・ユシンを深く尊敬しておったため、次編を出したのだと思われます。
そしてこの物語は笠の男=チェ・ジモンが大きく関係しております。チェ・ジモンに注目してください。
笠の男「陛下!私は陛下という鳳凰に忠誠を誓います!」
ワン・ゴンが戦い続け王位に昇る日までワン・ゴンは闇に包まれる__
鳳凰の戦い〈闇の鳥〉 間も無く 第2章の第1話②が登場!
- Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉【7月30日復帰】 ( No.14 )
- 日時: 2019/08/01 15:52
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=19960
↑キング〈十五の継承者〉URL
- Re: ~鳳凰の戦い~〈闇の鳥〉 ( No.15 )
- 日時: 2019/08/04 17:08
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
第2章 第1話「唐の内乱」②
藤原時平「陛下。私はどうしてもロシアに恨みを晴らしたく存じます。」
醍醐天皇「止めておきなさい。倭国はもうロシア大国に関与せぬと決めたのであろう?」
そこに藤原櫛麗がやって来る。藤原櫛麗(ふじわらくじなら、藤原時平の甥、醍醐天皇から寵愛を受ける。)の隣にはロシアのバリーアヌ(ロシア朝廷教授)がいた。
バリーアヌ〈天皇陛下。ロシアの首相大臣ルーシック殿が謝罪をすると。〉
醍醐天皇「何だと?バリーアヌ教授。誠に首相大臣が?」
バリーアヌ「ええ。もちろん。」
ロシアと倭国はこれを機に和平を組んだ。ロシア、高句麗、倭国の三國の和平はとても強いものだった。しかし、この和平を一番恐れたのはキョン・フォンらの百済だ。まさかキョン・フォンらはロシアが謝罪をして和平を組むなどと思いもしなかっただろう。 それに高句麗と倭国は敵国の防御対策に必要なロシアでしか手に入らない''黒石(火薬爆弾)''の原料を貿易できた。後に12世紀末期に日本と元の間で起こる''元寇''でも黒石が使われた。
終