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望月市みつきし

悠樹達が暮らす、都心の一角にある小さめの街。
星生学園を始め、駅前には商店街があり、少し離れた場所にショッピングモールがある。
物語の舞台でもある。



幻想世界

世界の裏側とも呼べる、人々の願いや妄想が具現化した世界。
物語の要となる、主人公達の暮らす世界とは違う異世界。
夕暮れ時に領域が生まれ、一定範囲内に足を踏み入れると幻想世界に引き込まれる。
幻想世界の中はナイトメアが蔓延っており、うっかり引き込まれた人間は彼らの餌となってしまう。
幻想世界は個々によって場所が違い、所謂「妄想が具現化する世界」で、色々あべこべになっている。
中は取り憑かれた人間の心が反映され、様々な場所へと写り変わる。
取り憑かれた人間を放置すれば彼らに夢を食われやがてその夢を見ている人間が死に至る。



星生学園せいりゅうがくえん

望月市にある高等学校。
悠樹達が通う、これといった特徴はない公立の学校。
現生徒会長は御海堂玲司、副会長は遠藤知優。



幻想世界対策本部

平安時代からナイトメアと対峙する遠藤家によって創設された、ナイトメアから人々を守るために活動する団体。
遠藤家の本家、分家を中心とした「夢幻奏者」のみが占め、日本各地に散らばって幻想世界を探知し、ナイトメアに憑りつかれた人間を助けることが主な活動目的。
所謂祓魔師のような仕事をしている。
表では「心霊研究部」という名目で活動している。



ナイトメア

現実世界の裏側、幻想世界に住まう幻魔。
人間の夢を糧として人間に取り憑いて、人間達にとって都合のいい幻覚を見せる代わりに、人間の生命力を奪う。
容姿は大体が異形の魔物だが、人型のナイトメアも存在する。
彼らの中には人間との共存を望み、争いを拒む者もいる



幻想顕現げんそうけんげん

ナイトメアに襲われ、かつ生き残った者に現出する幻想の力。
主に使用者の思い描く幻想が具現化し、それを能力として行使することができる。
現実世界では使う事が出来ない。
能力の名前は使用者自身で考えている。



夢幻奏者むげんそうじゃ

ナイトメアに襲われ生き残り、幻想顕現の力を手に入れた人物の総称。
ナイトメアや幻想世界を探知する能力が備わる。
ナイトメアはナイトメアの力でしか倒すことができない。



夢幻武装むげんぶそう

幻想顕現により、幻想世界でのみ姿を変えることができる夢幻奏者の武装。
使用者によって姿が異なり、使用できる武器も変わる。
使用者の想像が具現化した力。
武相の名前は使用者自身で考えている。