複雑・ファジー小説

Re: 渾身 集 ( No.1 )
日時: 2019/08/17 21:45
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

西暦647年 善徳女王崩御後…善徳女王が居住していた宮廷に隕石が落ち、毘曇は一気に土気をあげ、宮廷に攻め入る。

毘曇「先代王は女の身でありながらも王座に就き、暴政を働き民たちを長き間苦しめた!そして善徳女王の暴政を先導するキム・チュンチュやキム・ユシンは先代王の崩御後も反省するどころか先代の妹を王位に就けるよう推挙した。これ以上 彼らが国を混乱させるのを黙って見ているわけには行かない!故に彼らを処断し国を正そうではないか!」
兵士「ピダム公。忠。忠。忠!」

華麗な花の中を歩くチュンチュ。
キム・チュンチュ「我らが成し遂げる三韓一統を乱子賊子の毘曇によって潰されてたまるか。私は必ず三韓一統の夢を成し遂げるのだ。」
キム・ユシン「太子殿。必ず三韓一統を成し遂げねば我らも死ねぬからな。」
キム・チュンチュ「ああ。その通りだ。私は絶対に乱子賊子などに屈したりはせぬ。」
そこに兵士の声が聞こえる。「毘曇が宮廷に攻め入ってきている」と。

【王殿】
毘曇「キム・チュンチュとキム・ユシン、そして大王をここへ連れてこい!」
そこにキム・チュンチュとキム・ユシンと真徳女王が。そして刀を持ったチュンチュと毘曇が対面する。
キム・チュンチュ「ピダム。なぜ挙兵をして王宮を侵した。」
毘曇「チュンチュ公とユシン公が王位に就いてはならぬ者を王位に就けるなど!到底許されぬ事だ!」
キム・チュンチュ「ハッハッハ。では女族の先代王と噂になったのだ?」
毘曇「何だと?」
キム・チュンチュ「現の女王様が何故駄目で、先代の女王様は何故いいのだ!ただ名文をあげたいだけであろう。」
毘曇「黙れ!私は…お前とキム・ユシン、現の大王を殺し、私が大王になってやる!」
毘曇が キム・チュンチュに刀を振り落とそうとした時…

プロローグ 終