複雑・ファジー小説
- Re: 鳳凰の戦い ( No.48 )
- 日時: 2019/08/07 20:13
- 名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)
鳳凰の戦い:最終話
キム・ユシン「私は!絶対に!アルチョン公を遺刑に処すことはない!」
民「将軍!」
キム・ユシン「これは!大王陛下が下した詔だ!」
民「では、大王陛下はご無事で?」
そこに、武烈王がやって来る。
武烈王「安心せよ。余は生きておる。余は別にアルチョン公を恨んでいる訳ではあるまい。安心せよ。」
キム・ユシン「大王陛下が下した命令だ。確と受け入れよ。」
その様子を偵察にやって来たケベク。
660年 新羅は唐に援軍要請をし、百済へ軍を起こす。
キム・ユシンの矢を受けるケベク。
ケベク「キム・ユシン…ハッハッハ。私はそなたの矢を受けて死ねる事が誠に光栄だ…来世で再び戦おうではないか…ハッハッハ。決して私のことを忘れるな…」
ケベクは刀を落とす。
こうして義慈王はケベクの死の報告を受け、降伏する。その数ヶ月後に義慈王は病死した。百済は唐の軍権支配の下に置かれる。
661年 文武太子は武烈王の崩御で文武王として即位する。文武王は再び唐に援軍を求め、高句麗を滅ぼす計画をしていた__
663年に百済の遺民と倭国連合軍と唐と新羅連合軍の戦いである''白村江の戦い''が起き、665年に高句麗の権力者ヨン・ゲソムンが死去した。668年に腹背を大軍を攻めた。政情で弱体化していた高句麗は首都の平壌を攻略された後、滅亡してしまう。
文武王「ユンボム。」
成人したユンボム「はい。大王陛下。」
文武王「そなたに三韓統一を果たした賞として''上大等''の位を与えよう。」
ユンボム「私が…三韓統一を果たしたと?」
キム・ユンボムの裏話を今からお伝えしよう。
【白村江の戦い】
百済の遺民と戦うユンボム
1人の数百の遺民を全滅させるユンボム。
【唐の高句麗出兵】
ユンボムがヨン・ナムセンの首に刀を当て、ヨン・ナムセンの首を斬るユンボム。
実は三韓統一はユンボムも活躍していた__一体__私はなぜユンボムを主人公とした物語というのにそれほど登場させなかったか?それは__私にも分からないな。
終