複雑・ファジー小説

Re: 朧月ー首魁者の乱ー ( No.11 )
日時: 2019/10/15 15:55
名前: エイ (ID: Xr//JkA7)

【第3章 謀叛】

第9話「挙兵II」

老爺と共にウォバンは刀を手に歩く。目の前には数々の''お頭''に殺された宮殿の親衛隊の遺体。「お爺さん。我らは何をすればいいのですか?」「ウォバン。光沙堂の恨みを晴らす時だ。必ず''お頭''を殺せ。」そんな二人の後ろから刀を手にしたタイソブァクの姿が。「お爺さん。私も共に戦います。」__その頃''お頭''は既に王の神殿を掌握して光沙堂と戦っていた。そこにウォバンと老爺がやって来る。「我らも戦うぞ!光沙堂の栄光の為に!」ウォバンは力強く刀を振り回し敵を倒していく。タイソブァクはそのウォバンの様子に見惚れてる。そして光沙堂は''お頭''一人へ追い詰める。クゥヌは''お頭''の覆面を手に言った。「我らは1年もの間 民がお前ら影沙堂に苦しめられるのを耐えて見てきたのだ。」そこに輿に乗ったタガラ王が現れる。「影沙堂の罪人を処刑せよ!」幼いタガラ王は声帯を震わせそう言った。クゥヌが刀を''お頭''の首に振り落とそうとした時、、、馬に跨りやって来た''副頭''がやって来て、''お頭''を馬に乗せ、走り去っていく__クゥヌは拳を握り言った「追いかけよ!」クゥヌがそう言って自らも追いかけようとした時、ウォバンの姿が目に留まる。「お、お前…バ、バンダル…何故…生きておる…」その言動にミオルも驚き、驚声を出す。ミオルもウォバンの姿に腰を抜かした。「バンダル…生きておったのか。」と泣きながら言った。「なんだ…あなた達は…私の元の名はバンダルだったと?」

第3章 終

分かりづらかった方に解説→影沙堂と光沙堂はついに戦い勝利を収めた。しかしお頭に逃亡されてしまう。そんな時、クゥヌは共に戦っていたウォバンを目の当たりにして再会を果たした。しかしウォバンは困った様子。