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青葉は医務室に連れて行かれた。

「大丈夫？顔が青いわよ。」

もう大丈夫って言わなくていいよ。
私が大丈夫じゃないの見てわかるでしょ。お節介よ。

私は言葉がキツくなっていた。
自分でも分かった。私は人間関係がイヤなんだ。
コミニュケーションが辛いんだ。
放っておいて欲しい。ホントに。
もう私は喋れない。
フラッシュバックが起きた。
桜……桜！あの時までは全てがハマっていた。
今は、事ばかりが起きて、組み立てる暇もなく崩れて行く。
青葉は駆け出すしかなかった。

「どうしたの！」

その声をおいて、青葉は走る。
校門を出て、電車に乗る。
青葉は精神的外傷トラウマを患っていた。
そしてその原因は父が刺されたことや、桜が音信不通になった事だった。
中3という大変な時期に大きすぎることが二つも起こった。
青葉の中で何かが音を立てて崩れてゆく。