複雑・ファジー小説

Re: 愛情と言う嘘を注がれて ( No.1 )
日時: 2023/07/16 13:42
名前: 紗希 (ID: b.1Ikr33)

私は昔から欲しくもない物がある
嘘を見抜くことあと…

"いらない嘘を注がれてること"

なんでかっていうと嘘の愛情を注がれてるから
お母さんは、愛してもない私を愛してるふりして自分のことばっかだし
お父さんは、愛してもないこの家族なんてどうでもいいと思ってる
だから私も、愛せない家族の注がれるウソが要らない
「行ってきます…」
「行ってらっしゃい」
どうせ行ってらっしゃいなんて思ってない早く消えろって思ってる
「何でこんなに世界は残酷にできて綺麗に見える魔法ウソがかかっているのか」
いらないウソで満たされている私は、何もかも
嘘に見えてしまう。そんな気がする
「おはよう!」
「おはよ…」
友達…なのか、この子はよくみんなの知らないところで愚痴ってる子
「葵って綺麗だよね〜!」
「ありがと」
言ってることと思ってることは真反対
ニッコリ作った笑顔を出している時は違うことを言ってる
あと口元だけにっこりしてるから、この子はそういうタイプだ
多分、【私の方が可愛いけど(笑)】って思ってると思う
「舞のほうが綺麗だよ」
「そうかなぁ(照」
舞とは同じクラスに2連続で、仲良くしてる
裏ではすごい愚痴言われてるし言ってるけど表では仲がいい
二人って思われてると思う、正直言ってこういうタイプの方が嬉しい
ど正直な奴は、マジでよく分からないし愚痴言いたくなるのが人間だから
「まぁ葵は、もっと綺麗だよ?」
「…それより学校早く行こ」
「わかった!」
舞は、よく媚を売るように褒める
なんだろうなんか嫌だけど落ち着くような褒め方
これが彼女まいの特技なのだろうか