複雑・ファジー小説
- Re: Huh? You believe it? ( No.42 )
- 日時: 2024/10/21 17:23
- 名前: 青リンゴ🍏 (ID: 3KWbYKzL)
真っ赤だった。周りの家に血が飛びちったようだった。怖くて足がすくんだ。目がクラクラとする。なぜこんなことになったの、、?
(あっ、、そうだ、、お守りのせい、、?)
フロリアンはお守りのことを、「ダークサイドストーン」って言っていた、、。父さんがくれたお守りってものすごいやばいものだった、、?
(、、いや!それどころじゃない、、!)
僕はフロリアンに目を向けた。どんな恐ろしいことになってるんだ、、。
「あれ、、?」
フロリアンが、居ない。いったい何故、、?何処かに隠れている、、?フロリアンがいたところにはお守りが落とされていた。
恐る恐る手を伸ばす。あと少しで手が届く時、、。
バァァァン!
耳元で、何かを叩きつける音がした。びっくりして振り向くと、フロリアンが大きな石を叩きつけていた。石の破片が飛び散り、僕を狙う。
「ボクは絶対に復讐する。一回や2回やられただげて飽きられめるか!」
石の破片はずっと追ってくる。逃げている内に、路地のはじまで追い詰められてしまった。本当だったらここに出口がある。だげと、この路地の出口には大きなゴミ箱があって、いくことができない。
ドシャァァァ
大量の石の雨が降りかかった。
「、、、、ッ!」
手で頭をガードしたせいで手に痛みが走った。
「、、、ハァハァ、、、」
少しの間静かな時間が流れた。どうしたのだろう?石の破片を振り払おうとした。
「喰らえ!アルヤの、痛みの倍を!」
「、、、?」
後ろを振り向くと大きな鋼鉄が振り下ろされていた。
「ーーーーーー!!!!」
絶句した。このままでは死んでしまう、、!
「死んで、あの世でアルヤに謝ってこい。そして、アルヤにその命を貸してあげでよね!」
嗚呼。僕が悪いのかな。あの時助けていれば良かったんだ。
僕が悪いんだ、、。フロリアンの言う通り、死んで謝ろう。
あのときに助けに来なかった僕のせいなんだ。僕が助けていれば。そもそも、フロリアンは、いなかったから。オレテシアを危険にさらさしたのは僕だ。
ボクは何をしたいのだろう? あの子がこんなことを望んでいるのか。 あの子の望みはきっと違う。親友を殺したいわけない。 親友に復讐したいなんて思ってない。 あの子がボクを作った理由は あの子の望みを叶えるため。意志を継ぐために生まれたのに。 なんでこんなこと しているの? ボクはどうしちゃったの? あの子はボクに怒っている。
きっと、あの子がボクにして欲しかった事は あの子の代わりにボクがフルマと 遊んで欲しいんだ。
悲しませたくないんだ。 ボクにあの子が死んだことを伝えて欲しいんだ。 ただそれだけだ。
じゃあなんでこうったの? なんで世界をコントロールしようとしたの? フルマの母を殺したの? フルマを殺そうとしたの? オレテシアを巻き込んだの? ボクは間違ってる。 なのに 分かってるのに 分かったのに
手は止まらない。 きっと ボクは おかしくなったんだ。
あの日から あの子の 望みを 忘れて 自分の望みを叶えたんだ