複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ポーカーフェイス
日時: 2012/05/28 21:53
名前: 三月兎 (ID: npB6/xR8)

こんにちは(●^o^●)

三月兎です!

だめだめ小説ですが、ぜひ読んでいってください☆彡


ちなみにファンタジーではありません。

なお中傷はご遠慮ください(;一_一)

コメントもらえると嬉しいです!



  〜目次〜


プロローグ>>1
第一話>>2  星太
第二話>>5  明音
第三話>>8  蒼



Re: ポーカーフェイス ( No.1 )
日時: 2012/05/26 16:48
名前: 三月兎 (ID: npB6/xR8)

プロローグ


人は残酷な生き物だ。


大切な人がいても、その人が自分にとって大切だと気付かずに傷つけ、

自分の嫌いな人ならば理不尽に暴言を吐く。

街行く人は皆それぞれの仮面をかぶり、素顔を知る人

なんて存在しないのかもしれない。

道行く人は偽善を語り、真実の悪意を隠しているだけ

かもしれない。

誰かが死んでいなくなっても、時間をお金に忘れること

ができる。

人間とはそういうふうに神様につくられた人形なのだ。


これは、汚れてしまった現実で生きる、高校生たちの物語である。

Re: ポーカーフェイス ( No.2 )
日時: 2012/05/25 00:25
名前: 三月兎 (ID: npB6/xR8)



第一話  星太



この世に起きる出来事には意味がある。
例え、それが皆が奇跡と思うようなことや絶望と感じることでも、だ。
僕が今からしようとしていることは、そのどちらにも値しないだろう。

どうせ僕は有り余っている粒子にすぎない。
一つ減ったところで、世界にはひびすらはいらないんだ。

さて、話はかわるがこれを読んでる君に大切な人はいるかい?

僕にはいる。
かぎりなく嫌悪に近いまなざしを向けたきたが、彼らはきっと僕の大切な人だ。
ただ僕を大切に思ってくれているのだろうか?
それはわからない。
いくら僕が、天才だとかいう肩書を背負わされていたとしても、残念ながらそれを知る術はないんだ。

・・・・・・気になるよね?

確かめたくなったんだ。事実を探したくなった。

驚きだろうな。これを読むことになる、親に友達に警察、もしかしたら先生も。
こんな理由でいなくなることを選ぶなんて。

でも初めに言ったろう?

この世に起きる出来事には意味があるってさ。
だから、僕に答えを教えた後に、君たちで見出してほしいんだ。

僕がいなくなることであらわれる、残酷で、より真実に近い意味を。



                                白江 星太

Re: ポーカーフェイス ( No.3 )
日時: 2012/05/25 04:49
名前: 風猫(元:風 ◆Z1iQc90X/A (ID: C1yvORdk)

初めまして、三月兎様。風猫と書いてフォンマオともうします。
世界を限りなく尖った眼で見ているキャラというのは沢山居るですが白江君は何かそんな中でも特殊な気がします^^
彼の判断や思想がどのような物語を造っていくのか楽しみです。


Page:1 2