複雑・ファジー小説
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- \ Fellow World *⌒
- 日時: 2011/03/05 18:34
- 名前: 美苺. ◆o6w52onrpA (ID: 5RAlDtaS)
【 挨拶 】
・初めまして、美苺( みぃ )です。璃苺( りぃ )と言う名前もあります(^ω^)
気軽によびため構いません+◎.よろしくお願いします・
・コメディ・ライト小説の方から移転して来ました。この掲示板は最近出来たと聞きましたが、もうこんなにも人がいるとは^p^*
出遅れちゃってすいませんでしたねはいはい←、
・えっと、ラブコメあり、涙あり(?)、ちょっとグロ系要素ありかもしません。どうぞ最後までご覧ください。
て言うか、最後まで書く自信ないですg(^ω^)
【 規約 】
・荒らしする子、スレ主が嫌いな子、さよなら〜です。
・感想、アドバイスかむんかむんです!けれど、悪米却下です、悪米する子、こんにゃろ〜です(ry
・スレ主お友達募集中です。て言うか、皆仲良くよびため!
・規約守る子だけ、こめおっけいです。こめ少ないって事は、荒らしする子がたくさんいる証拠k(orz
【 目次 】
初めに、注意事項 >>1
お客様 >>2
小説本編 >>3
登場人物 >>4
【 こめ開始! 】
- Re: \ Fellow World *⌒ ( No.4 )
- 日時: 2011/03/05 18:34
- 名前: 美苺. ◆o6w52onrpA (ID: 5RAlDtaS)
- 登場人物 -
【 新田 恵 】Kei Nitta
・ある日、不思議な力が体に入ってきたと言う高校1年男子。
澪、悠と幼馴染。
・16歳、男で髪型は黒髪のちょいボサ。
【 涼宮 澪 】Rei Suzumiya
・恵、悠と幼馴染で、昔から恵の事が…。
・16歳、女。髪型は淡い栗色のくせっ毛で、少し毛先がカールしている。
【 瀬川 悠 】Yu Segawa
・恵、澪と幼馴染で、いつもおどおどしている、少し泣き虫?
・16歳、男で髪型は黒髪の整っているような。
【 新田 芽 】Mei Nitta
・恵の姉で、恵達が通う学校の保健の先生。
・23歳、女で髪型はポニーテール、黒髪。
【 増えてきます 】
では、本編開始です。
美苺の世界(←)を、お楽しみください。
- Re: \ Fellow World *⌒ ( No.5 )
- 日時: 2011/03/05 18:50
- 名前: 美苺. ◆o6w52onrpA (ID: 5RAlDtaS)
- プロローグ -
ある日ある時、全世界に謎の"力"…"power"が宇宙から降ってきた。
その"power"は人間達の体に入り込み、人間達に特殊な"power"を与える。
その"power"と言うものは、刻に炎、刻に氷、そして刻に刃。色々な種類があると言う。
そしてその"power"を持つもの同士は、いずれ闘わなくてはいけない。
"power"を持つ人間には、一匹の"仲間"…"partner"が必ずいる。
その"partner"は、人類は知らない國から来たと言う。
"power"を持つものは全部で100人。全員を倒したものが、國の王となると言うのだ。
そして今、ここに物語が始まる幕が閉ざされている。
さあ、一緒に幕を開こうか。
あなたに聞きます。
世界滅亡の危機、あなたは
"誰と過ごしますか"??
この問いに答えた途端、目の前の幕が斬って落とされる。
————————ah you ready ??
- Re: \ Fellow World *⌒ ( No.6 )
- 日時: 2011/03/05 18:51
- 名前: nata ◆xi9CqIOvBg (ID: 6QQsLeeZ)
ども^^
題名からして気になっていて…
とうとうコメしちまいました ウキャー(д)
なんか…プロローグ、カッケーです。
イケメてます。
ぜひ、応援させてください^^
- Re: \ Fellow World *⌒ ( No.7 )
- 日時: 2011/03/05 18:53
- 名前: 美苺. ◆o6w52onrpA (ID: 5RAlDtaS)
>nataさま.
初めまして!
こめありがとうございます<m(_ _)m>
かっこいい…そんな事ないです(汗)
イケメ…!?∑(ry
是非、よろしくです^p^*
訪問させていただきます。
- Re: \ Fellow World *⌒ ( No.8 )
- 日時: 2011/03/06 11:34
- 名前: 美苺. ◆o6w52onrpA (ID: 5RAlDtaS)
- 第1話 -
「 痛てえっ、痛てえよ姉ちゃん!もっと優しくしてくれよぉ 」
「 煩いっ!あんたが喧嘩なんてするからよっ 」
「 俺は手ぇ出してねえよ。あっちから殴りかかってきたんだよ 」
始まりがこんなんでいいのか、とあちらこちらから聞こえそうだが、そこは触れないでおこう。
場所は高校の保健室。居るのは、ちょっとお色気ムードの保健の先生、新田 芽と、男子高校生、新田 恵だ。
何人かはお気づきだろう。このふたり、苗字が新田、名前がそっくりであろう。
別に夫婦と言う事ではない。姉弟と言う関係にあたるのだ。
ふたりが幼いころ早くに両親が交通事故でなくなり、芽が恵の親と言う事になるか。
まあとりあえず、ふたりは"家族"とまとめるめんどくさがりやなスレ主を殴ったって、物語は変わらない。
そして、何故恵が怪我して、何故芽が恵を治療しているのか。
原因は、恵の喧嘩だ。
刻は朝の8時前。恵は幼馴染の澪、悠と共に登校していた。
いつもの道だが、様子が違うと恵は薄々気づいていたが、悠は泣き虫、澪はキレやすいという性格から、言わないのがベストだと思い、ふたりに伝えないでいた。
しかし、言の葉では伝えなかった事が、実際に起こってしまった
「 よーぉ悠ちゃん♪今日もお前のブサ面泣き顔見ーして★ 」
話しかけてきたのは超ヤンキーの奴らだ。いつも悠をいじめている可哀そうな奴らが、この様子を生み出したのか。
話しかけてきたヤンキーは、ほうきやちりとりを持っており、誰かを殴ったような血痕が付いていた。
「 えっ… 」
悠は、もう号泣しそうな顔で奴らを見上げていた。
「 もー、すぐ泣くんだよな、悠ちゃんたら。あたし達がもう泣かないように、痛い思いさせないようにしてあげよっか? 」
「 へ? 」
悠に言った女が、血痕のついたほうきを降り掲げた。
痛い思いを一生させない…="生きていない"と言う事に悠はやっと気づき、危機一髪で降ってきたほうきをよけた。
「 なっ、何やってんだてめえら! 」
居てもたってもいられない恵は、悠の前に仁王立ちした。
「 また新田の野郎かよ。あたしらは悠ちゃんのためにやってんのよ?新田だって、泣き虫な悠ちゃんに飽き飽きしてたんだろう 」
「 そっ、そんなわけ… 」
「 …恵君。 」
悠が泣きそうな顔で、恵を見た。その目は、何か訴えてるように恵は見えた。
「 な、マジで受け取んじゃねえよ悠!俺はそんな事、思ってねえよ! 」
恵があわてて悠に言った。すると悠はホッとしたように肩をおろした。
それを見ていた女はほうきを肩にポンポンと叩きながら話した。
「 そんな地味な友情ドラマみたいなの、見たって面白くねえんだよ 」
「 っるせえな。てめえらみたいな痛い奴らには分かんねえだろうがよ、俺らは"信じあってる"んだよ。昔から一緒の、"友達"なんだよっ 」
「 それが何なんだ…よっ 」
大声で女が叫ぶと同時に、ほうきが恵に降りかかってきた。
( あ、やべえ。
…避けれねえや。 )
ゴツッ
-
「 友達を助ける事はいいことだけどね。無茶する事ないのよ。話し合ってすればいいじゃないの。 」
「 俺的に話し合ったと思ったんだけど。あいつらはそう思ってないみたい 」
静かな保健室には、ふたりの声しか響いていない。恵は、そんな保健室が大好きで、怪我してない時もしょっちゅうよっている。
澪や悠も時々来るが、恵がひとりで来る方が多い。
そこに、廊下から明るい声と、おとなしめな声が聞こえたかと思うと、保健室のドアが勢いよく開いた。
「 恵のお姉さんっ!お早うございますっ 」
「 どうも。…お早うございます 」
澪と悠だった。
芽は笑い、「お早う」と返した。
「 ったく、恵ったらまた喧嘩したんですよーぅ 」
「 えっ、そんな僕のせいですっ…恵君は助けてくれたんですよ… 」
そんな楽しげな恵は、少しにやけた。
ヤンキーがいても、喧嘩しても怪我しても。こいつらが居れば何もいらねえ。
この人生がすっごく楽しい。
けれどそんな恵の想いをよそに。
もうすぐ、伝説が始まる。