複雑・ファジー小説
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- 金髪の王女は退屈な日々を望んでいました。
- 日時: 2011/05/11 16:09
- 名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: S8wpdLDK)
初めましてorお久しぶりです(そうでもないか)!!
今回は初のファンタジーに挑戦したいと思います!
ジャンルよく分からなかったのでとりあえずここで…
「このジャンルだろう」という意見があったらお願いします!
***注意書き***
①私は行き当たりばったりという妖刀を持っているので話の収拾が
つかなくなることがあります。
②学生という身分に甘え、更新が遅くなることがあります。
③さみしいと死んでしまうのでコメください。
はい、どれも超重要です!テストに出ます!
長い長い前置き失礼しました。では始めさせていただきます!
- Re: 金髪の王女は退屈な日々を望んでいました。 ( No.1 )
- 日時: 2011/05/11 16:32
- 名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: S8wpdLDK)
***登場人物の紹介***
ハル…金髪の王女。ルーファスの妻。
ロジ…黒髪の下民。
ルーファス…黒髪のベルシートン第3王子。ハルの夫。
アーヴェル…茶髪のベルシートン第1王子。ルーファスの兄。
アキラ…テルムートの平民。ハルの友人。
国王…ベルシートン国王。
女王…ベルシートン女王。
アグリ…金髪のテルムート元女王。ハルの母親。
…テキトーすぎる。ごめんなさい
あとあとキャラ増えるので、そのつど修正していきます!
- Re: 金髪の王女は退屈な日々を望んでいました。 ( No.2 )
- 日時: 2011/05/11 16:33
- 名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: S8wpdLDK)
*** *** ***
①??? 〜最期の想い〜
(やばい…ッ)
すぐ後ろに迫る黒。俺は必死で走る。
落ち着いて深呼吸…なんてできるわけもなく、どんどん息が荒くなってゆくのが自分でも分かる。
仕方ないと俺は思った。もう限界だと。
だからせめて最期に…
(…飛んでけッ)
ポケットから出したのは紫と黒の蝶々。ひらひらと舞いながら空高く上がっていった。
(ここまで、か…)
俺は走るのをやめた。
(さよなら、姫様…)
そこで俺の意識は途絶えた。
*** *** ***
ほんとは蝶々、紫にするつもりだったんです。
でも、紫蝶々だと、ねぇ…(←分かる人は分かる)。
- Re: 金髪の王女は退屈な日々を望んでいました。 ( No.3 )
- 日時: 2011/05/11 16:44
- 名前: 華奈 ◆MF8Oky1lg6 (ID: S8wpdLDK)
*** *** ***
②ハル 〜蝶々の便り〜
「アキラ…ッ!」
私は涙を流した。大切な友人を1人亡くした。
彼が死んでしまったと思うと、走馬灯が頭の中を巡る。
…初めての友達だったんだろうな。「生まれた時から知ってる」って言ってたし。
3つ上で、男の子で、でもたまには本気で喧嘩して。
すっごく弱虫だってこと知ってるんだ。陰でいつも泣いてたよね。
でも私たちの前ではお兄さんぶって…。あ、ホントにお兄さんか。
思い出せば思い出すほど涙が溢れる。
「ハル様…」
隣で使用人のロジが心配げに私を見ていた。
…うん。
泣いたら、だめ。
私は大国ベルシートンの王女。
私が泣いたら、祖国の人たちはどうなるの?
私が、しっかりしなきゃ。
「…大丈夫よ、ロジ。アキラの遺体をお願いね・・・」
「はい」
ロジは見張り兵に命令した。
「アキラ様の遺体を回収してください」と。
*** *** ***
出てきていきなり死ぬ。出番回想シーンのみ。
なんてかわいそうなアキラ。皆さんの心の中で生き続けて下さい。
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