複雑・ファジー小説
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- 夕方三時の図書館。
- 日時: 2011/11/14 21:41
- 名前: 星野由羽 (ID: nFJQXShR)
- 参照: http://www5.hp-ez.com/hp/yuugatasanji/page1
↑の、私のHPによる登場人物の、お話です。
初めまして! の方が多いと思います、星野由羽です。
コメ・ライでは、由羽と名乗らせていただいております。
魔女守り! で、卒業を……と思ったんですが、やはりできませんでした←
作品を掛け持ちしているので、恐ろしくカメ更新です。
一週間更新なしでも、見捨てないでください;;
コメは、必ず返します。原動力になります!
それでは、よろしくお願いします。
——目次——
キャラ紹介 >>2
1 出会いは、図書館にあり。 >>5 >>12
——お客様——
火矢 八重様!
シンデレラ人形様!
王翔様!
ミルクチョコレート様!
——プロローグ——
夕方三時には、不思議な図書館が開きます。
一面が綺麗な星空の、きれいな、きれいな、図書館が——。
案内人は、銀髪の帽子屋さん。
さて、ここでは、どんなお話が、あなたを待っているのでしょうか……?
そんな噂話、俺は、信じていなかった。
どうせ、マッチの火みたいに、すぐに消えて、跡形もなく忘れ去られるだろう——……って。
でも、そんなことを言ったら、あいつに怒られると思う。
「僕は、ここにいるでしょう。否定をしなかったのは、ほかならぬ、あなたです」——って。
- Re: 夕方三時の図書館。 ( No.8 )
- 日時: 2011/11/08 21:11
- 名前: 火矢 八重 (ID: wVDXtEbh)
(返信を返信で返してもいいのだろうか・・;)
私の事は八重で大丈夫ですb
私は大体こんな口調なので、お気になさらずw時々タメも混じりますが。
こちらこそ、宜しくお願いします^^
- Re: 夕方三時の図書館。 ( No.9 )
- 日時: 2011/11/08 22:46
- 名前: シンデレラ人形 (ID: MGsyo9KU)
どうも♪ (暇人)シンデレラ人形です♪
意知君、名前間違われるんですか!!可哀想ですなぁ。
綺麗な図書館に興味があるのでしょうか♪
時間が近いから、探すなんて可愛い♪
男の子は、不思議なことを探すのがいいんです♪
続きが気になりますー♪
頑張ってくださいな♪
では♪
- Re: 夕方三時の図書館。 ( No.10 )
- 日時: 2011/11/12 13:31
- 名前: 王翔 ◆OcuOW7W2IM (ID: Ith5VVHb)
ここでは久しぶり^^
新しいの書いてたんだね。
図書館かぁ……。
どんな図書館なのか楽しみ><
更新頑張ってね(^^)b
- Re: 夕方三時の図書館。 ( No.11 )
- 日時: 2011/11/12 20:30
- 名前: 星野由羽 (ID: nFJQXShR)
- 参照: http://www5.hp-ez.com/hp/yuugatasanji/page1
さっそく→八重!
いえいえ、こちらこそよろしくですよぉ^^
これからもよろしくお願いします♪
返信、遅れてすみませんでした><
シンデレラ人形さん!
あはは、意知はいじられキャラになりそうな予感ですww
かわいそうですよね(他人事
でも、彼はこれから頑張る予定ですー
王翔!
私はこの名前で統一する予定だよん^^
新しいっていうか……PCにたまっていた作品なんだよね、実は←
更新が衰えるかもしれん><
- Re: 夕方三時の図書館。 ( No.12 )
- 日時: 2011/11/13 19:06
- 名前: 星野由羽 (ID: nFJQXShR)
1 出会いは、図書館にあり。——partⅡ
とりあえず、図書室に行ってみることにした。
図書館と来たら図書室だろう。自分でも意味が分からないが、そう思った。
いわゆる、直感だ。
二階にある図書室を目指して歩き出した俺の背中を、妖しく、真っ赤に光る夕日が、血のように染めていた。
☆ ☆ ☆
第一図書室。
第二図書室などないが、皆、なぜかそう呼んでいる。——そんなドアの目の前についた俺は、違和感を感じていた。
今まで、ワイシャツを染めていたのは赤だった。しかし、ドアの目の前に立つと、赤ではなく、なぜか黒に染めたのだ。
「——司書さんが、カーテン閉めて寝てるのかな?」
そう思うことにして、ドアに手をかけた、その時だった——。
「お前は、誰だ——?」
背後から声がした。
びっくりして振り向くと、そこには、
見たことのない銀髪の少女とも少年とも言えないような、端正なつくりの人形が立っていた。
その人形はぴくりと、少し、眉をひそめた。
「僕は人形ではないのです」
黒い燕尾服の、まるで出ていない胸の上に手を当て、怪訝そうな顔で言う。
「君、その図書館に入りたいのですか? ならば入ればいいです。勝手にしてください。でも、僕もその中に入りたいのです。どいてください」
俺の返事を待たずに無理やり突破した奴は、くるりと機械的に頭を曲げ、こくりと首を傾けた。
「入らないのですか? ならば、なぜ来たのです? お前は、いったい誰に肯定してもらいたいのですか——?」
ため息をつきながらドアを開けようとした奴は、俺の手を無理やり引っ張った。
急なことで、俺は思わず引きずられる。
「さあ、どんなストーリーに、出会いたいのですか?」
そういって、ドアを引いた——。
そこに広がっていた空間は、いつもの、本棚と机が並べられた、殺風景な図書室では、無かった。