複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 地獄病棟は嗤わない
- 日時: 2012/08/07 19:52
- 名前: 風猫(元:風 ◆Z1iQc90X/A (ID: 2KAtl1AZ)
初めましての方々は初めまして。
只管にやばくてスリリングな作品を書きたいと思い立ち立てました♪
ホラー要素及びグロ要素やエロ要素がふんだんに入る文字通りR指定な物語です!
ヤク中に精神異常者に同性愛者に猟奇殺人鬼に、と言った感じで登場人物からヤバイ奴をそろえて行きたいなと思っています。人間落ちるところまで落ちたらどうなるのか、とか裏テーマに据えてね(苦笑←冗談半分です
ちなみに、二十話程度で終わる短編系の予定です。
よろしくお願いします!
作者状況
執筆中【】
○がついているときは書き込まないでください。
〜コンテンツ〜
〈お客様〉
狒牙様
葉月涼花様
今のところ二名様。
<更新履歴〉
プロローグ 第一話「病人A 須藤安吾」 >>7
プロローグ 第一話「病人B 日浦誠」 >>13
〈貰い物や設定や企画〉
随時更新
注意事項——
零、エロ描写、グロ描写加減無しです。十二歳以下の方は読まないでください。
一、執筆小説の多さや企画の数、実生活との折り合いなどから更新率は凄く遅いと思います。
二、罵倒や誹謗中傷、宣伝などのネチケットに反する行為はNGです。
三、作者は割りと誤字脱字が多いようです。見つけたら教えてください。なるべく自分でも探しますがね。後は、句読点の問題なども指摘くださると嬉しいです。
四、本小説は風猫のリハビリのために書く作品でもあります。設定とか曖昧模糊で荒唐無稽だと思いますが、そういうのを許せる方、お願いします。
- Re: 地獄病棟は嗤わない ( No.3 )
- 日時: 2012/07/05 19:11
- 名前: 狒牙 ◆nadZQ.XKhM (ID: r9aqtm1a)
いきなりR指定されましたが16ならきっと大丈夫だと思って参りました。
グロの方は最近伊坂幸太郎で慣れてきているので。
更新の方頑張ってください。
- Re: 地獄病棟は嗤わない ( No.5 )
- 日時: 2012/07/08 22:09
- 名前: 葉月涼花 (ID: BCjjC.jk)
ねぇ。
遊ぼうよ…。
そう笑う。狗…。
猫…。
- Re: 地獄病棟は嗤わない ( No.7 )
- 日時: 2012/07/21 11:42
- 名前: 風猫(元:風 ◆Z1iQc90X/A (ID: 68i0zNNK)
プロローグ 第一話「病人A 須藤安吾」
なぁ、夏ってヤツァ、暑さで人を馬鹿にするのが好きなのかね?
俺、須藤安吾はまぁ、猛暑とか関係なくイカレタ莫迦野郎なわけだが……、そりゃぁ、ねぇでしょうって馬鹿を今日やっちまったわけですよ?
いやね? 今俺は、渋谷区のボロいアパートの一角に居るわけなんですが、これが何と愛した女。しかも裸の状態のやつの死体と一緒にいるわけですわ。あぁ、何で女が裸なのかって? そんなの当たり前だろ。平安時代風に言やぁ、秘め事やってたからだよ。そんでどういうわけか、暑さにやられて女のほうがマゾフィストに目覚めてな。仕方ねぇから、思いっきり首を自らの手で締め上げたのさ。
「くだらねぇ……」
思い出すだけでも下らないぜ。愛している人に殺されて、永遠に罪を負わせるのとか言ってきてな。そんなの普通じゃねえだろう? お前、熱でもあるのかって甲斐甲斐しくして、お帰りいただくのが普通だって話よ。
でも、結局は俺もいかれてたわけだな。すげぇ興味を持ったわけだ。どんなふうにして死んでいくのかなって。俺、絞殺とかしたことねぇのよね? だから思いっきり強くよがってきた彼女の首を握り締めてやった。
うめき声を上げながらのた打ち回る女。背徳感が堪らなかったぜ。口から血の泡吹き出しながら、白目むいて体弛緩させて失禁してさ。事切れて。時間にして十分ぐらい首絞めてたかな? 案外、死なないもんだ。手での絞殺は実際は非効率的みてぇだな……
「マジ、くだらねぇぜ」
後、何時間かすれば彼女の体は腐敗が始まるだろう。夏のじめじめした季節だ。何日もしたら腐乱する。まぁ、俺は仕事柄腐乱死体の臭いも良くかいだものだが、あれは本当に良い臭いでな。死体愛好家の気持ちは痛いほど分かるぜ。
「おいおい、何でいきなりテレビが……」
女の死体と一夜を明かして、所持金もって海外にでもとんずらするかと思っていたときだった。突然、変な音立ててテレビが付きやがった。参ったね。頭可笑しくなったかな? 何もしないで付くはず……
「ねぇ、須藤安吾。私を殺した人?」
「荒木? はははぁ、お前テレビに憑いたのかぁ?」
その瞬間だった。俺の意識は飛んで——
⇒プロローグ 第二話「病人B 日浦誠」
Page:1 2