複雑・ファジー小説
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- 永遠輪廻のグレイシア【オリキャラ募集!】
- 日時: 2013/06/21 20:21
- 名前: 123 (ID: CBSnqzpH)
またまた作ってしまいました…!
こっちもがんばります!
荒らし・中傷お断りです!
* * *
嗚呼、世界が、私が。
どうでもいいように時は周り、動く。
それは、だれもが同じで違うのかもしれない。
だけど、彼らは違う。
ただの人とは違うのだ。
そんなのただの妄想だって?
言わせておくれよ。
けどこれはいずれ時が終わる君たちに対する私たちの憧れなんだぜ?
だって、私たちには終わりがない。
世界が終わるまで。
全生物の時が終わるまで。
だって、私たちには終わりがない。
永遠輪廻、とでも言っておこう……。
人物・用語>>1
オリキャラ応募用紙>>4
第一章
>>2 >>3
- Re: 永遠輪廻−endless melt− ( No.1 )
- 日時: 2013/06/21 20:09
- 名前: 123 (ID: CBSnqzpH)
登場人物
主人公
【名前/読み】ヒルア
【性別/年齢】女/300?(見た目年齢は17)
【性格】あっさりしていて、無礼者で何事にも今日がないと思われがちだが、面倒見がよく、やるときはやる。機転と頭の回転は群を抜く。
【容姿】忠誠的な顔立ち。ショートよりちょっと長めの髪の1つに結わえている。江戸っ子の火消が着るような服に水色の目。
【武器】十手
【職業】スズキリの財政艦長
【備考】親に捨てられた孤児。それをオリナに拾われ、その才を見込まれ、財政艦長に抜擢される。水切領土「スズキリ」の統治を命じられてもいる。オリナに忠誠を誓ってはいるが、なぜか領主会議にはいきたがらない。下世間話が嫌いで、上半身裸の男性を見るでも発狂して逃げ出すほどの純情娘。
【出身国】?
【サンボイ】「私はヒルア。ここの財政艦長をやっている。」
「うるせえ!お前の脂肪で圧死するわ!」
「財政難?んなわけねーだろ!民を安心させるためにドカンと花火でもあげてやれ!」
【名前/読み】ヤイバ
【性別/年齢】男/310(見た目年齢は18)
【性格】細かいことを気にしなく、思慮深い性格。だが、子供っぽく、口より手が出るタイプ。仲間思いで部下の信頼も厚い。
【容姿】銀色がかった黒髪に、切れ長の黒の瞳の逞しい体つきをした美青年。
【武器】風神剣
【職業】飛行領土「カノン』領主/牡牛座の神使
【備考】過去に両親を失い、親の愛情のないまま領主になる。オリナと部下一同に無理矢理領主会議に連れて行かれたヒルアに興味を持つ。だが、彼女と話してからは孤独だった時間からケンカや悩みがある生活などに変化した。彼女とは夫婦漫才。ほかの領主からそういわれると全力で否定。
【出身国】カノン
【サンボイ】「お前!なんでまたここに!」
「大人しくしろ。」
「絶対に違う!!」
【名前/読み】オリナ
【性別/年齢】女/500(見た目年齢は20)
【性格】穏やかで争いを好まない人物だが、妙に完璧主義者でお茶目。
【容姿】翡翠色の髪に青色の目の絶世の美女。水色の美しい着物。
【武器】扇子
【職業】スズキリ領主/水瓶座の神使
【備考】捨て子だったヒルアを拾い、かなり期待をしている。が、領主会議に出たがらないヒルアを悩ましくも思っている。彼女の嫁入りも勝手に考えたりしてる。
【出身国】スズキリ
【サンボイ】「こらヒルア。会議に出なさい。」
「ああ…。なるほど。ヤイバは上半身開いてますから。」
「行ってきなさい。それがあなたの望みならば。」
【名前/読み】天海/あまみ
【性別/年齢】女/1000(見た目年齢は12)
【性格】心優しく、平和主義者だが、芯が強い。
【容姿】桃色の髪に紫色の瞳に巫女服を着ている。
【武器】なし
【職業】巫女
【備考】この世界の統治者。未来を予知する力を持つ。
【出身国】?
【サンボイ】
「何の用ですか?」
グレン(男/500?)
冷静沈着で無表情な青年。黒マントに黒マスクをつけている。山羊座の神主で、6闇神のリーダー的存在。天音の暗殺を企てた張本人。
用語
・世界
「グレイシア」……代々“世界の巫女”が世界を統治している。すべてで10個領土があり、人々はそこで暮らしている。
領土
「スズキリ」……海洋で囲まれた漁業で有名な領土。貿易の中心地でもある。統治者はオリナ
「カノン」……川や森で囲まれた風車で有名な独特の都市。統治者はヤイバ。
「エイザ」……どこの領土よりも気温が高い領土。武器などの工業で有名。
「ガレモリー」……台地や地盤がしっかりして農作物で有名な領土。罪人たちの投獄場はある。
・職業
領主……巫女から指名された「神主」が領土を治める。
世界の巫女……天音を含めた世界の柱となる核の巫女をさす。この均衡が崩れると世界の秩序は崩れるらしい。
神主……神により授けられた全部で12星座の力。領主1人が必ず1属性と、神に授けられた神王器という武器を持つ。このうちの誰かが世界の王になる。
兵士・剣士・医者・侍女・など
種族
※神主……神により授かり子12星座の力を操り、自然や世界を守護する者たち。それぞれに属性がある。
〜6光神の属性〜
・牡羊座…属性「炎」自らが炎で焼かれることはない。炎を操る。
・牡牛座…属性「風」。風を操り、竜巻や鎌鼬を起こす。選ばれし者はヤイバ。
・双子座…属性「水」。水を操り、津波などを引き起こす。癒し効果と、水の真実により、相手の闇を払う聖水の力も備わっている。
・蟹座…属性「雪」。氷や天候や気温を操る。
・乙女座…属性「雷」。雷を強制的に引き起こす。破壊力は抜群。
・獅子座…属性「地面」。地震や地割れを引き起こしたり、荒れた大地を戻したりできる。
〜6闇神の属性〜
・天秤座…属性「音」。不快な音や強烈な破壊力を生み出す。敵の鼓膜を奪って聞こえなくすることも。
・射手座…属性「言霊」。言葉を思うが儘操り、その言葉通りにすることも。
・蠍座…属性「命」…傷ついた自分の体を再生させたり、相手の体力を減らすことができる。
・魚座…属性「電磁」。意志や地面などの微量な電磁を操る。相手を引き寄せたり、引き離したりできる。
・山羊座…属性「破壊」。その名の通り、すべてを破壊する。
- Re: 永遠輪廻−endless melt− ( No.2 )
- 日時: 2013/06/20 19:48
- 名前: 123 (ID: CBSnqzpH)
「いいのですか!?オリナ様!あいつを領主会議の付添に連れて行かなくて!!」
「仕方ありません。本人が行く気がないのですから。」
ここは、領土スズキリを統括する飛行船。
そこの領主である美しい容姿を持ったオリナと、そこの部下が言い争っていた。
「あいつは仮にもあなた様の側近だ!いくらこの領土で2番目に権力があったとしてもこれは身勝手すぎる!」
「……じゃあ、それでは、貴方も協力してください。ありったけの兵士を集めて。」
「え?そんなあっさりと……。どうするんです?」
「何を言ってるんですか。無理やり連れて行きますよ。」
「は……はいッ!!」
※ ※
「はあ〜…。月に一度のこの領主会議…。めんどくせえ…。部下もいないしよ。」
場所は変わって、この世界「グレイシア」の中央都市、ヴァレリーの宮殿にて、領主である黒がかった銀髪の逞しい体つきをした美青年、ヤイバは心底眠たそうにファーと伸びをした。
「どうせほかの11人も来てないしな…。」
そう思い、居眠りをしようとしたら……。
「放せ——ーーッ!!行きたくないって言っただろ!この都には—ーーーーーーーーーッ!!」
「観念しろ!ヒルア!もう着いたんだよ!」
「ヒルア。ここは神聖なる世界の巫女様が住まう場所。無礼に叫ぶのはやめなさい。」
「ここから解放したら私だって叫ばねえよ!アホ!」
涼しいような、あきれたように入ってくるオリナと、黒髪に中性的な顔立ちをした少女、ヒルアを羽交い締めした部下ともどもを見て、ヤイバはあっけにとられた。
どうすればいいのだと。
「お…おい。オリナ。アイツはいったい…。」
「ごきげんようヤイバ。お早いですね。……あの子はヒルア。私の領土の財政艦長です…が、この通り、領主会議の付添に行きたがらないのですよ。」
「は、はあ……?」
あっさりしたオリナの物言いにヤイバはポカーンとしかできなかった。
「放せっ!コラッ!」
「わーーーーーーーーーーーーーー!!」
「オリナ様!ヒルア共が脱出しました!」
「こらヒルア。むやみに人は傷つけてはいけませんと何度も申しているでしょう?」
「オリナ様の策略でしょう、これは…。」
部下や兵士の羽交い締めから脱出したヒルアはどっかりと地面に座り込んだ。
「私はこんな堅苦しい都と部屋には居たくないッ!あと、めんどくさいです!」
「……最後のが本音ですね。」
(…なんなんだ、領主に対してのこの無礼な行動の女は…。)
ずばずばものをいうヒルアにヤイバは少し眉をひそめていた。
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