複雑・ファジー小説
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- クロスフレイム!!【オリキャラ募集】
- 日時: 2013/06/25 19:52
- 名前: リア (ID: CBSnqzpH)
またまたリアです…!
もうひとつの方も頑張りますので、またよろしくお願いいたします!!
この話はデュラララみたいな話になると思います!
舞台はもちろん池袋です!(殴
登場人物>>1
・みんなを引っ掻き回す情報屋>>3
・池袋最強の人間>>5>>23
・町を知り尽くしてる3人組(あと1人)>>4>>6
・医者>>8
・神流高校教師>>13>>16
・闇医者・薬剤師>>14
オリキャラ応募用紙
「名前/読み」
「性別/年齢」
「性格」
「容姿」
「職業」
「備考」
「人物との関係」
「サンプルボイス」
プロローグ>>2
第一章【所詮、人攫い】
>>11 >>20 >>21 >>22
- Re: クロスフレイム!!【オリキャラ募集】 ( No.19 )
- 日時: 2013/06/23 15:59
- 名前: リア (ID: CBSnqzpH)
了解です!
- Re: クロスフレイム!!【オリキャラ募集】 ( No.20 )
- 日時: 2013/06/23 19:42
- 名前: リア (ID: CBSnqzpH)
「あ?なんだ、こいつら……。」
(……どうして…?)
優等生らしい少女は目を丸くしてずんずん近寄ってくる2人を見つめた。
不良達は怪訝な目で蒼空と睦月を見た。
睦月はきまり悪そうに蒼空をかばうように前に出た。
「おい、でもこのお嬢ちゃんも結構……。」
不良の1人は、いやらしい笑いをこぼしながら蒼空をなめまわすように見る。
「おい貴様等。目障りだからとっとと消えろ。今消えれば見逃してやる。」
「はあ?なんだテメエ偉そうに……。」
「男には興味ねえんだよ。お前が消えな。」
不良共はギャハハと下品な笑いをこぼす。
だが、睦月は何も動じずに仁王立ちするだけだ。
そんな彼が気に入らなかったのか、不良共は腹を立てて拳を握った。
「そのツラァ、舐めてんのかコラ!!」
ヒュ、と軽々睦月はその不良のパンチをよける。
ガッと、その不良の腕をつかんで唸るようにつぶやいた。
「……誰に拳を向けてやがる!!!」
「うごはあッ!!」
ボゴォ!と、けたたましいほどの音を立てた蹴りが不良の顔に炸裂する。
痛々しいほどの赤い傷跡を作って、不良はズシャ、と気絶した。
本来なら、大ごとになりかねないが、今日は日曜日の午後6時。
人が多く、並大抵の音が響かないため、このけりは6人しか知らないこととなる。
「て、テメエ!良くもやりやがった…うげえッ!」
「黙れ。」
間髪入れずに睦月はもう1人の不良の鳩尾にまた蹴りを入れて気絶させた。
「う、動くな!この女がどうなってもいいのか!?」
「………。」
うろたえた最後の不良は蒼空の首に腕を回し、拘束していた。
そんな状況にびたっと睦月の動きが止まったが、カッと顔を上げた。
「貴様誰の許可を取ってソイツに触っている!!!!!」
「ゆ、許して—ーーーーーーーーーッ!!」
ドグシャア!!と、本日最大のけりが不良に激突した。
声を出す暇もなく、不良はそのまま倒れた。
「……油断しているから簡単に捕まるんだ。気をつけろ。」
「あ、あはは〜。ありがとう、睦月君。私、東京に来てから油断しちゃってた…。」
空笑しながら蒼空は再びトランクケースに触れようとした。
睦月は素っ気なく、蒼空のトランクケースを奪い取った。
「……お前はいろいろと鈍くさいからな。オレが運んでやる。」
「え?でも。」
「気が変わるぞ。おとなしく運ばれておけ。」
「じゃあ、お言葉に甘えて。」
ニコニコと蒼空は微笑んだ。
そして、気まずそうに、先程不良に絡まれていた優等生系少女はおずおずと2人の前に近づいた。
「先程は、ありがとうございました!どうお礼を言ったらいいか…。」
「ううん、お礼はいらないよ!気にしないで…というか、今回は全部睦月君がやっちゃったし!」
「礼はいらん。今度から気をつけろ。」
そう言って、睦月が歩き出そうとすると、気が付いたように蒼空は少女の手を握った。
「あ、そうだ!だったらあなたも一緒に東京を案内してくれないかな!?私、今日が東京に来るのが初めてだから…!」
「わ、私で良ければ…。」
「本当!?ありがとう!私、浅間蒼空って言います!こっちの男の子は桐生睦月っていうの。あなたは?」
「わ、私は四宮花怜です……。」
「お、おい……。」
女子同士の会話に睦月はうろたえだした。
「いいよね睦月君!」
「よ、よろしくお願いします……。」
「……わかった。勝手にしろ!」
ため息をつきながら睦月は言った。
- Re: クロスフレイム!!【オリキャラ募集】 ( No.21 )
- 日時: 2013/06/25 13:22
- 名前: リア (ID: CBSnqzpH)
あれから、3人は花怜と睦月を筆頭に池袋内を蒼空を案内していった。
知らない世界。
いろんな人々。
これだけで蒼空の心は満たされていった。
* * *
「ここのアイスおいしい!」
「……確かにうまいな。」
「はい。ここ、私の行きつけのアイス屋さんなんです。」
場所は池袋公園内のアイスクリーム屋。
まわりすぎて足が棒になってしまった3人は、休憩しようということになった。
睦月はバニラ味、蒼空はストロベリー、花怜はチョコ味。
蒼空に褒められた花怜は顔を朱に染めた。
「で、どうするんだ?蒼空。俺らは案内しきってしまったつもりだが……。」
「は、はい。どこか行きたいところとか…。」
「え、えーと…。」
顎に人差し指をさしながら蒼空は上の空に。
睦月と花怜は顔を見合わせた。
「そ、そういえば蒼空さんたちは何歳ですか?どこに住んでいるんですか?」
「私はこれから神流高校に入学するから15歳!住む場所はアパートなんだ。」
「俺もだ。親が外国出張だからほとんど一人暮らし同然だがな。」
「そうなんですか…。私も神流高校に入学なんですよ。家はアパートです。……両親が小さいころ事故で死んじゃって……。」
しーん、と花怜の最後の言葉で空気が沈んだ。
「あ、ごめんなさい!暗くしちゃって…!」
「気にするな。神流高校ということはお前も1年か。……こいつはドジだから面倒見てやってくれ。」
「ちょっと睦月君!私、ちゃんとしてるよ!?」
「そうかな。」
恥ずかしそうに睦月をにらみつける蒼空に花怜はクスクスと笑った。
「……はい。私こそよろしくお願いしますね。」
「花怜君。」
「え!?」
ブロロロ……。と、優雅で静かな車————リムジンが3人の近くで止まった。
公園では似合わない車が。
ぽかんとする蒼空に車の窓が静かに開いた。
「ちょうどここを通りかかったら君がいてね。寄ってみたんだよ。これから私も帰るんだが、君も乗って行かないかい?」
「え、えーと、花怜ちゃん。この人は…?」
車を運転していたのは、外国の貴族と表現していいだろう、金髪碧眼が特徴な男が乗っていた。
「お友達かな?すまないね!自己紹介をしよう!私は桜蘭麗次!!世界一のお金持ちで世界一の社長なのだ!はっはっはっは!!」
と、車の窓に足をかけながら、麗次は高笑いをした。
……周囲の目を気にせずに。
「自称だろ。」
「自称ではないのだよ、睦月君。私の会社は世界一だよ。……その子は?」
睦月とはすでに顔なじみなのだろう。
睦月に微笑んだ後、麗次は蒼空を見た。
「桜蘭さん。この子はさっきお友達になってくれた浅間蒼空ちゃんです。明日から同級生なんですよ。」
「はっはっは!それはよかったではないか!人生楽しそうだね!」
そして、花怜は麗次の車の後ろに乗り込んだ。
「……すみません、蒼空ちゃん、睦月さん。私用事があるのでここで失礼させてもらいますね。また明日会いましょう。」
「あ、うん!また明日ね!」
「……また明日な。」
「それでは諸君、また会おう!!」
ブロロロ…。と、2人を乗せたリムジンは再び走り出した。
* * *
- Re: クロスフレイム!!【オリキャラ募集】 ( No.22 )
- 日時: 2013/06/25 19:14
- 名前: リア (ID: CBSnqzpH)
「…うれしそうだね。花怜君。」
「え?」
一瞬で景色が移り変わる街並みから、花怜は麗次に目を移した。
麗次は嬉しそうに目を細めた。
「はっはっは!!君はめったに人を友達とは言わないからね!私もうれしいところがあるんだ!!」
「……あの2人はいつもの子と違う感じがしたんです…。特に、蒼空ちゃんは。」
「ほお……。」
「私は、普通の子じゃないから……。」
* * *
「……いいか蒼空。お前に言っておくことがある。」
「何?睦月君。」
がやがやとまだ騒がしい池袋中心街を2人は歩いていた。
蒼空のこれから住まうアパートに向かっていた。
「この池袋では絶対にケンカを売っちゃいけないやばい奴がいる。」
「私ケンカなんて売らないよ!?」
「一応だ。まあ、俺がいたら別だがな。」
「またそんなこと言って!」
蒼空はそっと睦月の顔を覗き込む。
そんな彼の顔は真剣だった。
(……睦月君………?)
「一人目は島原咲。こいつは大人しいからまだ大丈夫だが、ケンカを売ったら滅多打ちだ。そして、次が月闇クロ………。」
「呼んだかしら?」
「!?」
睦月の言葉を遮るようにして、黒いマントを着た、風貌が仰々しい女が2人の後ろに立っていた。
「……久しぶり。……桐生君。」
「………。」
クロの声には答えようとしなかった。
睦月の雰囲気が突き刺さるようなものになるのを蒼空は感じた。
「……あなた、桐生君の友達?」
「あ、いえ。幼馴染です。……浅間蒼空って言います。」
「バカ、言わなくていい。」
「……かわいい子。」
クロはパサッとマントのフードを外しながら言った。
そして、ツカツカとこっちへ近寄ってくる。
だが、彼女の視線は睦月ではなく蒼空だった。
「……その御守り……。」
「あ、これ私の実家の寺社の御守りです!」
「……炎熱の……巫女…………。」
「え?」
「なんでもないわ。気にしないで。」
ボソリとクロはつぶやくと、次に視線を睦月に動かした。
威風堂々、睦月は睨むようにしてクロを見据えた。
「何か用か?」
「……いえ。ただ忠告と伝言に。もう帰るから…………。」
「伝言?」
「ええ。—————————————————・・・・・。」
「……ッ!」
「……じゃあ、これで。また会いましょう。」
そう言ってクロはその場から立ち去ろうとした。
ズオオオオオオオオン!!
「……え?」
蒼空は改めて地面を見た。
地面がえぐれるように破壊されていた。
しかも、クロの地面だけ。
当人のクロは嫌そうに小さく舌打ちをしていた。
次の瞬間、ざっと、人が現れる音がした。
「月闇クロ。どうして渋谷に拠点を移しているあなたがここにいるのですか。」
「……どこだっていいじゃない。」
赤い短髪が特徴的な女が鉄バットを持ってそこに立っていた。
「……いいか蒼空。あれが、島原咲。通称鬼姫だ。」
「……鬼姫………。」
蒼空は、ただ2人を見ていた。
- Re: クロスフレイム!!【オリキャラ募集】 ( No.23 )
- 日時: 2013/06/25 19:34
- 名前: Dr.クロ ◆m1RYkHhkGM (ID: /PtQL6mp)
- 参照: http://www.pixiv.net/member.php?id
「名前/読み」風雅崎 雷世/ふうがざき らいせ
「性別/年齢」男/18
「性格」めんどくさがりだが仲間思い
「容姿」金髪ショートカットヘアー。目は深紅色。中性的な容姿体系
「職業」池袋最強の人間
「備考」池袋の不良やヤクザのボスでとてつもなく強い。異名は【破壊神】。実は封李の幼馴染。ココアが好物。部下に慕われている
「人物との関係」任せます
「サンプルボイス」「ん?どうしたお前ら」
「俺は雷世。よろしくな」