複雑・ファジー小説
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- Romancing Adventure【キャラ求】
- 日時: 2014/05/18 09:15
- 名前: 牡丹餅 (ID: gOBbXtG8)
- 参照: キャラクターでも募集しようかと。
—プロローグ—
「う〜ん、今日も眩しいなぁ……」
草原で手を翳して影を作り、流れる雲を見ている少年がいた。
柔らかな草の上に座った彼の膝には分厚い日誌が、右手には使い込んでも尚高級感を漂わせる羽ペンが握られている。
きっとそれらを入れているであろう肩掛けの鞄には、彼の名前<リオン・アドネード>が刺繍されている。
今日もまた、少年は行く。
気の向くままに好きなところへ、様々な出会いや別れを経験しながら。
◇ ◇ ◇
キャラクターの応募受付を始めました。
各章ごとに登場する人物を変えますので、メインキャラのような活躍は出来ないと思いますがご了承を。
進行している章を終えて新たな章が始まったときは、キャラの再応募を認めます。
ただし、優先順位は低くなります。
キャラクター応募用テンプレート
名前:
性別:
年齢:
容姿:
性格:
種族:
武器:
属性:
一人称:
二人称:
三人称:
敵か味方か:
備考:
SV:
注意事項
・名前は和名不可能としますが、カタカナを用いた和名は認めます。
例(シュウイチ・スズキ)など
・種族や属性、武器は貴方が考える完全なオリジナルで構いません。
・属性と武器は三つまでの上限を付加します。
・種族や属性、武器がオリジナルなどの理由で特殊な解説がいる場合は備考の欄に解説をお願いします。
・強すぎ、所謂チートのようなキャラは不採用となりますので悪しからず。
◇ ◇ ◇
人物紹介
<リオン・アドネード> 14歳 ♂
今作の主人公。かなり名の知れた若手の冒険者として有名。
好奇心旺盛でお人好し、その上に勇気があって何に対しても恐れを抱かないという、まさに冒険者らしい性格である。
暗闇でも輝いて見える碧い瞳と柔らかな茶髪が印象的。服装は様々だが、何れもあまり冒険者らしくない恰好をしている。
<イデア・シュバルツ> 14歳 ♀
一人では心配だ、と言い張ってリオンと共に冒険を始めた少女。
いつも穏和で人がよく、何かと突っ走りがちなリオンのブレーキ役にもなっている。
腰付近まで伸びた金髪と穏やかな水色の瞳が特徴。ワンピースが普段の服装だが、森などへ入るときはちゃんと肌を隠す。
オリキャラ一覧
一章での登場予定キャラ
>>2
外伝での登場予定キャラ
>>1
その他登場予定のキャラ
>>3 >>4
◇ ◇ ◇
目次
序章〜旅立ちに至る過去と追想〜
>>1
- Re: Romancing Adventure ( No.1 )
- 日時: 2014/05/18 00:00
- 名前: 牡丹餅 (ID: gOBbXtG8)
とある町の宿酒場にて。
リオンは飾りも無くつまらない部屋で、休息を取りながら冒険日誌を書いていた。
その日の終わりに日誌を書くのは、リオンだけでなく冒険家全ての日課、否、義務ともいえよう。
折角冒険をしているというのに、その行動履歴を書き記さないのでは冒険の追憶が出来なくなってしまう。
それは決してあってはならないことだ。
丁度リオンが日誌を書き終えて背伸びをしていた頃、風呂から戻ったらしいイデアが部屋にやってきた。
「日誌、書き終わった?」
「あ、うん。丁度書き終えたところだよ」
そう言ってリオンは日誌を手に取ると、丁寧に自分の鞄へとしまい込んだ。
一方でイデアはさっさとベッドへ向かい、今日の疲れを全て吹き飛ばすかのように乱暴に倒れこんだ。
ぼすっという音の後にリオンも彼女に続き、自分のベッドへと潜り込む。
「じゃあ、電気消すよ」
「うん、お休みイデア」
「おやすみなさい、リオン」
イデアにより部屋は消灯され、一日は終了した。
◇ ◇ ◇
消灯から約1時間が経過した頃。
リオンはもう完全に夢の世界なのか、すやすやと寝息を立てて眠っている。
だがイデアは、眠れないままボンヤリと星空を眺めていた。
ふと、視線をリオンに向ける。
丁度彼が寝返りを打ち、顔がイデア側に向いた。
(そういえばリオンの顔、まだちゃんと見たことなかったかも……)
幼馴染だというのに、全てをまだ認識できていないようだ。
イデアはベッドから降りると、反対側にあるベッドまで行ってしゃがみ、リオンの顔をまじまじと見つめ始めた。
よく見ればかなり美形で、顔の一つ一つの部位が整っている。顔だけ見れば宛ら女性のようだ。
(つくづく思ってたけど、何か可愛いんだよね……)
頬に触れてみる。すべすべでふんわりした感触が返ってきた。
今度は髪の毛を一房取ってみる。かなりさらさらで、まるでケアしているかのようだ。
イデアはここで、何か思いついたような悪戯っぽい笑みを浮かべた。
(今度、女装させてみようかな)
次いで彼女は、これぞ正に妙案、といった風な表情を浮かべ、やがて眠りにつくのだった。
◇ ◇ ◇
イデアがそんなことを考えているとも知らず、リオンは幼い頃の記憶を夢として見ていた。
冒険者だった父から聞かされた話。擽られた、父親譲りの秘めたる冒険心。頑張って世界の歴史と地理を勉強したあの時。
全てが懐かしかった。旅に出ようと決意したとき、イデアや母親、親戚の人々と喧嘩したことも。
特にイデアとの喧嘩は凄まじかった。
冒険家になりたいと主張するリオン。危ないからやめろと主張するイデア。
二つの意見は対立したまま、収まることはなかった。
『だから僕は冒険家になりたいんだ! 君には関係ない、ほっといてよ!』
『ほっとけないよ! だって危ないじゃん! 死んじゃったらどうするの!? みんな悲しむんだよ!?』
それはもう酷いものだった。
当時二人の力関係は概ね同じくらいだったので、すぐ暴力沙汰へと発展していたのだ。
たまに皿が割れたりなど、器物を破損することさえもあった。
だがこの時のリオンは、イデアがどれだけ自分を大切に思ってくれているのか、痛いほどよく分かっていた。
同じくイデアも、リオンの冒険家になりたいという気持ちはしっかりと理解できていた。
だからこそ、喧嘩が収まる兆しは見えなかった。これはあくまでも、お互いがお互いを思っての喧嘩だったのだ。
これほど憎たらしいものは、きっとこの世には二つと無いのではないか。
リオンもイデアも、時折当時を思い出すことがある。
その時の二人の心境は、とても一言では言い表せないような複雑なものとなっている。
そして、決まって同じ事を考えるのだ。果たして、このような結果は正解だったのか、と。
結局はイデアがリオンの旅路に同行するということで丸く収まったが、本当にこれでよかったのだろうか、と。
この事に関してはなるべく考えたくない二人なので、誰にも話さずに胸の奥底にしまっているのが現状ではあるが。
- Re: Romancing Adventure【キャラ求】 ( No.2 )
- 日時: 2014/05/18 09:33
- 名前: HIRO (ID: zT2VMAiJ)
名前:ナギ
性別:♂
年齢:18
容姿:伸びている銀髪の髪を後ろで三つ編みにしており右の前髪だけ伸ばし片目を隠している、左も若干隠れるぐらいに伸びてる。
目は左目は黒色だが、夜にも暗さなどの弊害なく見える様は、夜目がきく、色は銀色。
かなりの長身を持つ痩せ型、普段はブナンなシャツにジーパンだが、紳士服やカジノディーラーの服を着ることも。
性格:優しく温和な性格、大のボードゲーム好きでかなりの強さを誇る。
トランプ等のカジノ系のゲームにも精通している。
周りをよくみて的確な判断をし物事をしっかり考える力がある。
また、海が大好きで暇があれば見に行っている。
種族:人間(特異種)
備考:骨格、体型、身体能力は一般的な人と同じだが体の一部の感覚が鋭敏でナギの場合は右目を開くと、絶妙に隠したイカサマも見破り。
どんなに早く動いていたりしても、その姿を捉え。
およそ人間が普通では視認できない物を見ることができたりする。
しかし、人間の能力を越えたこの能力は長い時間使い続けたり、使い過ぎると体を壊したり、あまつさえ死の可能性も上がる。
武器:凪のナイフ、海女神の指輪、風女神の指輪
備考:凪のナイフは懐につけてる。指輪は左右の人差し指につけている
属性:海、風、凪
備考:海属性、周りの海水を操る。(海水がないと使用不可能)
風属性は、周りの風を操る(風がないと使用不可能)
凪属性は、風を止める。(風を止めてる時に発動すると風が吹く)
一人称:私
二人称:貴方、〇〇さん
三人称:あなた方、皆さん
敵か味方か:味方で
備考:冒険者が集まる、食堂のウェイターであり、周りの町から町までを行く商人のようなこともしている。
とある遺跡に向かうが一人ではつらく逃げかえってくる。現在、攻略のため協力者を探している。
SV:「はじめまして、私はナギ、貴方の名前も教えて欲しい」
「貴方はゲームはやりますか、よろしければ私と一局手合わせを」
「私は海が大好きです。風が吹き荒々しい波をたてる海も風が凪いで波が緩やかになる、穏やかな海もね」
「私の目はどんな物も見逃さない、あなた方がやっている、イカサマもですよ」
こんばんは、HIROです興味がわいてここまで来ました。
オリキャラ投稿して行きます。
SVは後で思いついたら書きます
- Re: Romancing Adventure【キャラ求】 ( No.3 )
- 日時: 2014/05/18 03:28
- 名前: 風死 ◆Z1iQc90X/A (ID: 7PvwHkUC)
キャラクター応募用テンプレート
名前:ラセン・グランゲード
性別:女
年齢:15
容姿:白い刺繍で2対の竜が絡み合った文様が描かれた赤いローブを着ている。小柄でまるで外を歩いたことが無いような白い肌。目の色はモスグリーンで美しい銀の長髪。口元は笑みを浮かべているが、目には絶望の色が映る物憂げな少女。
性格:優しく好奇心旺盛だが世間知らずな箱入りお嬢様。一方で異様に諦め良く、自分より他人を考える。
種族:巫女(人?)
武器:赤きローブ
属性:血・死・光
一人称:私
二人称:貴方・○○様・○○〜(役職)
三人称:貴方達・彼等・彼女等
敵か味方か:見方
備考:とある異教徒に祭り上げられている天成の巫女。数十世代に1人とも目される天才で、幼少より教団より特別視され、毎日神の託宣を受けるようにと、人体実験紛いのことをされている。赤い服は着用者以外が直接手に触れると、相手の血を吸い上げる効果がある。
SV:
「私はこのエルサイア教団の巫女。そうあることを永遠に決めたのです」
「止めて下さい! 私などのために……こんな異教徒達のために、命を捨てる意味など!」
「わあぁぁっ、凄い! 凄い凄いすごーぃ、見たこと無い物が……こんなに沢山。あぁ、嬉しくて涙が。神様」
少し、いやかなり吹っ飛んだ要素のきゃらなので、もちろん没OKです♪
取敢えず始めまして♪
これから頑張ってくださいね。
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