複雑・ファジー小説
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- ザドキエル占星術【キャラ募集開始】
- 日時: 2014/05/24 15:25
- 名前: ワッフル ◆uigiXIaCSo (ID: gOBbXtG8)
- 参照: >>4にテンプレートがあります。
—プロローグ—
ザドキエル暦を用いた占星術がある。人々はそれをそのまま、ザドキエル占星術と呼ぶ。
今ではすっかり廃れてしまっているが、ザドキエル占星術は他に類を見ない対象をも占うことが出来る。
世間はそんな事だと露知らず、まるで時代の流れに身を任せるかのように、ザドキエル占星術から離れていった。
これは、とある占星術師の物語である。
◇ ◇ ◇ ◇
—ご挨拶—
こんにちは、ワッフルです。初めまして。
もしかしたら知ってる人もいるかと思いますが、一応改めてご挨拶させていただきました。
私の第一作品はまだ保留していませんが、ひょっとしたら保留することになるかもしれません。
今回のキーワードは"占い"です。
最も、私は占星術やザドキエル暦などまったくと言っていいほど知らないのですが(笑
本文中はファンタジー、しかも完全な独自の解釈を入れていますので悪しからず。険悪感を感じる方はUターンを推奨します。
◇ ◇ ◇ ◇
—目次—
序章〜ザドキエルの占星術師〜
>>3
- Re: ザドキエル占星術 ( No.3 )
- 日時: 2014/05/23 14:41
- 名前: ワッフル ◆uigiXIaCSo (ID: gOBbXtG8)
「なるほど、ね……」
とある民家の、木造の一部屋。
机を照らす、温かな光を放つスタンドだけがこの部屋の照明になっている。
机の上には世界地図、地球儀、小さな望遠鏡に様々な分厚い本が乗っていて、とても勉学などが出来るスペースは空いていない。
それでも机に向かっている青年〈ヨシュア・レーヴェカノネ〉は、何とか出来上がったスペースで何かを書き記しては、一人で頷いて独り言を言っていた。
羽ペンでさらさらと、慣れたような手つきで絵や文字を書いていく彼。
押さえている帳面には、星座などの天体に纏わる事がぎっしりと書き込まれていた。
特定の星座に対しての特別な解説、関連用語や基本事項なども、まるで愛情を注ぐかのようにこの上なく丁寧に書かれている。
だが、彼は星座に関する研究者などではない。帳面の内容は全て、ザドキエル暦を用いた占星術に関するものばかりであった。
ヨシュアは占い師だ。
タロット占いやトランプを使ったお遊び感覚の占いにも精通しているが、彼の本職は占星術師。
つまりは星座を用いた占いが専門であり、中でも彼は〈ザドキエル占星術〉に長けている。
ザドキエル占星術とは、ザドキエルと呼ばれる文明の考えに基づいて、星座や星の瞬き方を見て占うもの。
森羅万象が星一つ一つの対象となっているので、あらゆる対象を占うことが出来るのが利点といえる。
だが今や、ザドキエル占星術は完全に廃れている。
世間は占いに固執する者は山ほどあるのだが、ザドキエル占星術は歴史の中で最も古い占い方法となる。
現代人は最新の占いを気に入っているのだろう。これは、ザドキエル占星術が世間から無くなったきっかけであるともいえる。
また、ザドキエル占星術は膨大な知識を必要とするため、その手の占い師が居なくなったのも廃れた原因かもしれない。
だがヨシュアだけは違った。
先祖代々名の知れた占い師という家計の中で、彼は占い師になるのにかなり有利である。
だったら、廃れた占いも復興できるのではないだろうか。
そんな考えを元に彼は日々、ザドキエル占星術に関する勉学に励み、知識を身につけてきた。
彼の夢は、廃れた占星術の術師となること。今正に、その夢が叶おうとしている。
今日もヨシュアは一人、勉学に励んでいた。
◇ ◇ ◇
その日の夜、ヨシュアは開け放たれた窓から外の空気を吸っていた。
風は無く、彼の黒髪が揺れることはない。代わりに空気は冷えていて、窓を開けるだけでも心地よい。
天に浮く大きな月が明るく光を放ち、彼はその青白く上品な月光を黒い瞳で捉えていた。そんな中、部屋の戸が空く音がした。
「ヨシュアー、入るよー」
やってきたのは、明るい翡翠色の髪を腰まで伸ばした少女〈ジェシカ〉だった。
彼女はヨシュアの従妹に当たるが、同居しているので姓は彼のそれと同じものとなる。
そんなジェシカに、ヨシュアは渋面で振り返った。
「ジェシカ、入るときはノックくらいしろって言ったよね?」
「あはは、ごめんごめん。そんなに怒らなくてもいいじゃん」
獣人の猫科に当たるジェシカ。黒い猫耳と尻尾が揺れ、映る月光の影が大きく揺れる。
「ところで何しに来たんだい?」
「うーんと、今日の成果……かなー」
「あぁ、今日の成果ね。ま、いつも通りかな」
「へぇー、やるじゃん」
お互いの吐息を感じるほどに近付く二人。
恋人同士ではないが、年頃の男女とは思えないほど色気とは無縁の光景に、少しだけ唇を震わせている人物がいた。
(ふふっ、今日も仲が良いわね)
空いている部屋の扉の向こうから、気付かれないように二人の様子を傍観する女性〈エマ〉だ。
ヨシュアの姉に当たる彼女は、小さく笑みを零してからその場を去っていった。
- Re: ザドキエル占星術 ( No.4 )
- 日時: 2014/05/24 15:23
- 名前: ワッフル ◆uigiXIaCSo (ID: gOBbXtG8)
- 参照: キャラクターの募集を開始します
キャラ応募用テンプレ
名前:
性別:
年齢:
種族:
職業:
武器:
属性:
容姿:
性格:
主人公との関係:
キャラ崩壊、オーケーデスカ?:
備考:
SV:
武器や属性、種族などは全てオリジナルで考えて頂いて構いません。
ただし、武器と属性は3つまでとし、種族がオリジナルならば備考欄に解説を入れてください。
種族に関してはハーフなども可能です。
一応、デフォルトの種族について解説しておきます。
ヒューマン:普通の人間。あらゆる潜在能力を秘めている。
エルフ:魔法や技術に長けた、通常は力が無い種族。
ドワーフ:力仕事に長けた、魔法や技術力に拙い種族。
ビースト:ほぼ動物の形を取った種族。各動物ごとの力を持っている(虎なら足が速い、犬なら嗅覚が鋭い、など)
獣人:ビースト、あるいはヒューマンの成り損ない。だが、その独特の容姿は数多の人気を招いている。
下記3つは特別な種族です。
神族:神にも等しい力を持っているとされるヒューマン。上記にある通常の種族に本能的な恐怖感を刻んでいる。
龍族:龍の姿に変身出来る種族。神殺しと云われるほどの力を持つ。
魔族:一切の詳細が不明な、極めて個体数の少ない種族。この種が集まる集落なども無い。
また、特別な種族の場合、主人公との関係に書かれたものに関わらず敵に回る可能性があります。
- Re: ザドキエル占星術【キャラ募集開始】 ( No.5 )
- 日時: 2014/05/24 16:08
- 名前: コッコ (ID: kDko/hPR)
名前:ゼルフ・ニーグラス
性別:男
年齢:23歳
種族:魔族
職業:暗黒騎士
武器:魔剣・投げナイフ・槍
属性:闇・影・魔
容姿:漆黒の鎧兜姿で紅のマントを着ている。金髪で黒い瞳か特徴。
性格:冷酷な性格
主人公との関係:敵対
キャラ崩壊あり
備考:人を憎む暗黒の騎士。人を数えきれないぐらい殺している。
SV「お前もあの世行きだ・・・」
「死ね!」
- Re: ザドキエル占星術【キャラ募集開始】 ( No.6 )
- 日時: 2014/05/24 18:05
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
名前:ジャドウ=グレイ
性別:男
年齢:28
種族:神族と魔族のハーフ
職業:殺し屋
武器:サーベル、トランプ
属性:闇、光
容姿:白の軍服に白マント、骸骨の仮面を被った男
性格:正々堂々とした戦いを好み、卑怯が大嫌い。一匹狼で、誇り高く気高い。
主人公との関係:敵対
キャラ崩壊、オーケーデスカ?:はい
備考:光と闇、両方の性質をつかさどる男で左側に魔族の悪魔の羽、右側に神族の天使の羽が生えている。自らを「悪魔から生まれた天使」と称する。現れるときには必ず高笑いをしながら現れる。トランプを手裏剣のように投げたり、サーベルを生かした戦法を得意とする。警察や被害者だけでなく悪人からも憎まれるほど怨みを買っているがその反面、子供や女性、年寄りには優しく、さりげなく助けている。老人曰く「悪魔のように容赦なく、天使のように優しい男」。殺すのも犯罪者や悪徳商人だけである。ちなみに両種族からも忌み嫌われている。
SV:「ワハハハハハハハ!ワハハハハハハハ!フハハハハハ!」
「この私が来たからにはお前は死ぬ運命なのだよ」
「正々堂々と一対一で戦ったらどうだ?」
「私ひとりが傷つき、苦しめばそれで十分だ。お前たちが手を貸すことはない!」
「どうせ死ぬなら悪党を全部殺して、全力で戦える相手と全身全霊で戦った後力尽きて死にたいぜ。フハハハハハ……」
- Re: ザドキエル占星術【キャラ募集開始】 ( No.7 )
- 日時: 2014/05/24 18:06
- 名前: 風死 ◆Z1iQc90X/A (ID: 7PvwHkUC)
キャラ応募用テンプレ
名前:アレクセイ・アンデルセン・ディアリヒター
性別:男
年齢:43
種族:竜族
職業:暗殺者
武器:魔銃・両刃斧・クレイモア
属性:炎・嵐・雷
容姿:2mを遥か上回る巨漢で筋骨隆々としている。頭はトレッドヘアで赤髪。顔立ちは堀が深くあごが太い。目は鋭く紫色。肌は良く焼けている。大量のひげを蓄えている。
性格:容姿通り豪放磊落な感じを受けるが、実は計算高く要領が良い。それで居て遊び好きでゲームや女遊びに良く興じるが、仕事ではその面は一切無くなる。寧ろ何事にも凄い警戒心を持ち分析的。ピンチに成るほど楽しくなってくる性質らしい。
主人公との関係:敵対
キャラ崩壊、オーケーデスカ?:OK
備考:過去はある王国に使えていたこともあり、そこの部隊長であり猛将だった。しかし、女性関係の縺れで大きなトラブルになり、軍を去ることになる。本来、軍が苦手で最初から去る積りだったようだが。暗殺者をしているが、実際は真正面から向かったほうが強かったリする。
SV:「俺あぁ、血と戦いが大好きだぜ」
「ふん、中々に面白ぇ依頼だが、色々と不明瞭な点が多すぎる。その会議が行われる場所と時間帯位は抑えていて欲しいものだ」
「どうした? 言っておくが俺の暗殺を邪魔したからって何だ? 俺はガチンコのがつえぇぞ!」
アスタルテ……更新止めましたけどね(笑
とりあえず読んでいて下さったということは嬉しいです。
ありがとうございました。