複雑・ファジー小説
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- World Fragments.
- 日時： 2015/08/25 18:18
- 名前： Anonymous （ID: IpYzv7U9）
西暦20XX年——。
世界各地で地域統合が着々と進められ、ついに世界は2つの派閥のみとなった。
北欧を中心とするヴァンヴォルグ皇治国。 そして極東、ニッポン。
ヴァンヴォルグ皇治国が統治条約を各国と結んでいくなか、ニッポンだけが調印を渋り続けておよそ50 年。ヴァンヴォルグ皇治国内では、征日論なる思想が流行しつつあった。
すべては恒久平和を得るため。そのためにはニッポンを取り込まなくてはならない。 たとえ、多くの血を流してでも——。
ついに征日論は爆発する。 穏健派であった皇帝の死去。そして、その遺志を継がぬ皇子の皇位継承。 争いが始まる。
初めて実戦投入された兵器、【フラグメント03改】。戦車と小型爆撃機がドッキングされた【フラグメン ト】を改良、強化し新機能を追加したヒトガタ兵器である。それを使ったお陰でヴァンヴォルグ皇治国は優勢であった。
しかしそれも、序盤のみのこととなる。
戦地に放棄された【フラグメント03改】をベースに、ニッポン軍が【神将】なる兵器を開発したのであ る。 このことにより、戦争は長期化することとなる。
危険に晒されることとなったヴァンヴォルグ皇族。
彼らを守る、最強の騎士団。
その名は【リッターオルデン】。
新型機【フラグメント04】を操る、忠国の聖騎士である。
- Re: 【ロボットアクション小説】World fragments ( No.4 )
- 日時： 2015/04/11 22:31
- 名前： Anonymous （ID: RadbGpGW）
【リッター オブ ザ ロート】 赤
クレア・アーネット 女 19歳
小柄で赤の長髪とつり目。
簡単に言いますと、裏表激しい人。表では強がって、いつも笑顔でニコニコ。苦しむ顔や悲しむ顔は絶対に見せない。仲間が傷付けば自分を責め自分が苦しんでも気にしない。機体の特性:双剣型
【リッター オブ ザ ブラウ】 青
ヴェネラ・ディナトーニ 男 22歳
細いが筋肉はちゃんとある。髪や瞳は深い青で、光の角度による。いつも無愛想。基本的に冷静沈着で、ルールや掟を徹底的に守ることを信念としている。責任感も強い。機体：長槍型
【リッター オブ ザ ローザ】 桃
マリア・ヴァンティーノ 女 18歳
桃色のショートヘアー。スタイルがいい。元気いっぱいで感情の変化が激しい。笑いのツボなどがにおかしい。感情が豊かな分、傷付きやすい。機体の特性：剣
【リッター オブ ザ ゲルプ】
ラピス・テレシア 女 18歳
金髪のツインテールに青い瞳。耳には星型のイヤリング。服に黄色のリボン。明るく、いたずら好き。天然。悩みを抱え込んでしまう癖がある。エミリアに憧れる。機体：銃。遠距離。
【リッター オブ ザ グラウ】 灰
ゼルフ・二一グラス 男 22歳
金髪で黄色い目。クールで人をあまり好きではない。意外にも犬好き。
平民出身だが皇帝に見込まれ、今では3 番手。アルナに想いを寄せている。
【リッター オブ ザ リラ】 紫
ヘルム一ト・W・レッフラー 男 26歳
ダークグレーのカラコン、ホワイトブロンド。左腕章に「RitterofTheLila」。先代もそうだったらしい。右膝から先に筋電義足を装着。物静かで、余り意思表示をしない。成果の為にはそのプロセスを一切厭わない危険な人物。生き意地は汚く、諦めが悪い。またそれを他者にも強い、それを実現するため配下の兵からも人望が厚い。その証としての義足であり、以前搭乗していたフラグメント03改が大破し、機体に脚を挟まれた際、自ら切り落とし、味方と合流、救助されている
機体の特性：ステルス性が非常に高く、前面装甲も分厚くなっている。大型のジェネレーターと推進器を搭載している為、やや大型でずんぐりした印象を抱くが、長時間の高速航行も行える。
装備は40mm機関砲2挺(スペア2挺)、105mm榴弾砲1門、20連装ロケットランチャー1基、指向性地雷投射装置30基、チェーンワイヤー投射装置10基。
機体重量約80t、全高7.2m、全幅5.8m。装備は実弾の兵装のみに統一されており、対人、対戦車目的に指向性地雷投射装置を装備している。
またチェーンワイヤー投射装置は先端がアンカーフック状になっており、高圧電流を流す事が出来る。それを敵機に打ち付けたり、艦船に打ち付け取り付いたり、天井に取り付き、待ち伏せに使用したりと多種多様な運用が可能。
・五年前パイロットの育成課程を首席で卒業する。任地は旧中国領。セルナの配下としてフラグメント03改を駆り名を挙げたが、二年前、ニッポンの北方防衛の要所、大湊、函館を攻撃した際撃墜される。大破した機体に右足を挟まれ、それ自ら切り落とし脱出、生還する。そして手当てを受け、間もなくして当時のリッター オブ ザ リラの部隊に加わり、戦線復帰。しかしながら、リッター オブザリラは苛烈な攻撃に晒され日本海の藻屑と消える。即席で部隊を建て直し、その指揮を行い戦闘行動に従事。既に敗戦色が濃厚だったため、セルナへ撤退を進言、受理されると撤退戦を成功させ、多くの兵を救ったとされ、戦闘後、間もなく次の「リッター オブ ザ リラ」とされる。
・ニッポンからは「大島の悪魔」などと呼ばれている。大破したフラグメントを焼き、大島全体に火災を発生させヘイトを集め、寄る神将、対空脅威、艦船を片っ端から迎撃、撃破したため。
・その後も旧中国領に留まり、セルナの護衛として現在も腕を振るい、旧中国領が保持する戦力の主軸とされている。同時に弊害もあり、中々他の戦地に派遣されない。
- Re: 【ロボットアクション小説】World fragments ( No.5 )
- 日時： 2015/08/25 10:08
- 名前： Anonymous （ID: IpYzv7U9）
本日より執筆を再開いたします。
- Re: World fragments ( No.6 )
- 日時： 2015/08/25 10:39
- 名前： Anonymous （ID: IpYzv7U9）
旧中国領、遙か上空。
その機体は空気を切り裂くように、しかし流れるように飛行していた。金属の塊であるというのに、空にあることが当然であるかのように。
——アンノウン。彼我不明機。
もう少し下降し、中国領の管制塔軍事レーダーにひっかかれば、恐らくそう呼ばれるに違いない。
その機体を繰る、まだ年若いパイロットはさも楽しげに口角を上げた。
「なんだ、ヘルムートは演習に参加していないのか……つまらないな」
彼が飛んでいるその眼下には、広大な軍事基地が広がっている。
——ヴァンボルグ空軍旧中国領基地。
ヴァンボルグ皇治国が最後の標的としているニッポンに最も近い基地。最重要拠点である。
そこに駐屯している空軍のフラグメント部隊は、早朝より軍事演習を行っているとの情報が入っていた。そして現在、午前九時。その情報通り、眼下では人型の兵器がまるでゴマ粒のような小ささで見えている。
ただのパイロットであれば、そのゴマ粒がなんであるかは、スコープを使わなねば確認できないものだが、いまそこに座っているパイロットは肉眼でそれを確認し、それどころかおよその全体数まで把握していた。
機体が、緩やかに高度を下げている。
操縦桿を握るパイロットの笑みは更に深くなり、リズムをとるかのように膝が上下している。
そして、コックピット内に、レーダーに捉えられたとのアラームが鳴り響く。
- Re: World Fragments. ( No.7 )
- 日時： 2017/03/06 17:03
- 名前： カオスサイン （ID: /g38w/zu）
お久し振りです。
ずっと更新なされておられないようですがしないんでしょうか？
- Re: World Fragments. ( No.8 )
- 日時： 2017/03/06 17:51
- 名前： カオスサイン （ID: /g38w/zu）
尚、本日中に返信がなければもう此方書かせて頂く所存なのでご了承下さい
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