複雑・ファジー小説

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Unlimited brave〜絶望の先に〜【キャラ募集】
日時: 2015/06/14 18:41
名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode=view&no=78

こちらでははじめまして、ルナと申します。
普段は二次創作板に生息しています。

いろいろと文章がおかしいところがあると思いますが、批判などはやめてください。

どうぞよろしくお願いします。

絶賛オリキャラ募集中です。上のURLからご協力お願いします!!

設定などは話の途中で少しずつ紹介していきます!

〜注意〜
・文章や設定等は加筆・修正を行う可能性が高いです。
・戦闘描写苦手
・誤字・脱字があります。
・文章のおかしさは平常運転。諦めてください←
・感想をくれると嬉しいです。ただし、批判・荒らしコメは何がなんでも無視します。アドバイス大歓迎。(うまく反映できるか分かりませんが・・・)
・キャラの貸し出しはいつでもOKです(いないと思うけど)。その時は私に言ってください。

<目次>

プロローグ >>1

第1章 私は、責任ある者だから
第1話 >>2  第2話 >>3  第3話 >>4

Unlimited brave〜絶望の先に〜 プロローグ ( No.1 )
日時: 2015/05/31 13:47
名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

20××年、地球。

全ての国々が戦争を行い、女性までもが戦闘に参加するようになった不穏な時代。
ところどころで叫び声や武器と武器の当たる音、たくさんの屍。それは私にとって日常茶飯事だった。

そんなある日、宇宙船がゆっくりゆっくりと私たちの住む地球に降りてきた。何故来たのか、目的があるのか。その疑問は宇宙船が着地してから約1日後に分かることになった。しかも、最悪な状態で。

ある小さな国が落とされた、そんな報告があった。しかしその国は軍事力が高いことで恐れられていて、いきなり落とされることはほとんどあり得なかった。
国は調査し、その結果が出た。

国を落としたのは人間ではない——

だいたいみんな予想していた。

今までのこと、宇宙船が落ちて来たり、軍事力の強い国がいきなり落とされたり。

犯人は宇宙船にいる異星人。それも、圧倒的な強さの。

そうしている間にも異星人は驚異のスピードで国を落としていった。
襲われた国の人々は防衛しようとするも今まで戦闘をしていて、かなり消耗しているためにすぐにやられてしまう。
もしかしなくても異星人の目的は地球侵略。

各国の代表者は慌てて、今までだったらやろうともしなかったであろう会議を始め、代表者一致である計画が出された。

「戦争を休戦し、対異星人の防衛組織を作ること」

この計画が出された時、敵対している国の人々の中には嫌がる人がいた。でも謎の異星人に怯える多くの人々の賛成を得て、ようやく計画が実行されることになった。

防衛組織に入れる条件は2つ。
まず1つは戦闘能力のある者。
もう1つは特殊な能力が備わっている者。
このどちらかに当てはまる人が入ることができる。

そんな対異星人の防衛組織はこう名付けられた。

この絶望的な状況を覆せる無限の勇気、「unlimited brave」と——

Unlimited brave〜絶望の先に〜 第1章 第1話 ( No.2 )
日時: 2015/06/14 18:41
名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

第1章 私は、責任ある者だから
第1話


「すみません!これとこれと・・・・・・あとこれください!」

金髪のツインテール少女は可愛らしいソプラノ声を張り上げた。どうやら買い物中のようで袋いっぱいに詰められた商品をもらい、満足そうな笑顔を浮かべていた。
ここはunlimited braveの本拠地であるニホン。以前まではこの地も戦争をしていたが、表向きはいたって平和だ。なぜunlimited braveの本拠地がここニホンにあるのかはまた別の話になるが・・・・・・
この本拠地ではunlimited braveのメンバーやニホン人の他に襲われた国の住民も住んでいる。それぞれの国の言語が分かるように、特殊開発されたインカムを全員耳にはめているという。

さて、難しい話はこれぐらいにして。

『ピーンポーンパーンポーン・・・・・・』

「ん?」

突如迷子のお知らせでもかかる前かのような音が鳴り、少女は音のかかったほうを見つめる。

『unlimited braveメンバー、ラピス班にお知らせします。依頼が届きましたので直ちにunlimited brave本部まで来るようにお願いいたします・・・・・・』

「依頼かぁ・・・・・・面白い任務だといいなっ!」

呼び出しを聞いた途端、走り出した少女。どうやらラピス班のメンバーのようらしい。


「あっ、荷物どうしよう・・・・・・」


とりあえず本部へ行く前に荷物を自分の部屋に置き、本部へ向かう。と言っても少女の部屋と本部は目の前なので、そんなに時間はかからないが。

シュンという音を立てて本部のドアが開く。少女が入ると既に10代位の男女、30歳以上のような男が集まっていた。少女が入って来たことに気がついた10代位の少女は振り向くと同時に柔らかい笑顔になり、少年はむすっとしていた。

「遅いですよ、”班長”。もしかして買い物でもしてましたか?」
「そうに決まってんだろ。つうか、”班長”が買い物してない日を見たことねぇんだけど」

「あはは・・・・・・ミズホ、デルタ、ごめん!」

どうやらこの少女はラピス班の班長のようで二人の班員、ミズホとデルタにしきりに話しかけられている。

「そろそろ話は済んだか?」

低いトーンの声で三人は一斉に声の主を見る。

「で、依頼ってなんなの?最近全然来なかったけど・・・・・・」

少女は男に依頼の内容を聞いた。少し期待が入り交じったような声で。しかし目はするどく男の方を見ている。

「依頼は・・・・・・」

少し言いにくいとばかりに一瞬言葉に詰まったが男は再び息を吸い、一気に話した。




「アメリカ支部周辺で逃げ出した猫の捜索だ」

「「「は?」」」

絶句した。久々の依頼だと言うのに、それが猫の捜索。何故かアメリカ支部。少女とミズホは目を点にし、デルタには少し怒りの表情が伺えた。

「あの・・・・・・何故逃げ出した猫の捜索を?」

ミズホがおそるおそる男に理由を尋ねた。

「猫の逃げ出した方角にあの異星人の基地があるらしい。君たちには猫の捜索と共にその基地の調査をしてほしい」

「なるほど、俺たちが呼ばれたのはそのためか」

男の答えにデルタは理解したとばかりにうなずく。少女は大変なことになったと小さくため息をついた。


「行ってくれるか?ラピス・クレア班長」

「・・・・・・分かった、アメリカ支部だね。行くよ、二人共!」

ミズホ、デルタの二人を引き連れた少女・・・・・・ラピス・クレアは本部を勢いよく飛び出して行った。

Unlimited brave〜絶望の先に〜 第2話 ( No.3 )
日時: 2015/06/06 17:03
名前: ルナ (ID: oePzZKBu)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2a/index.cgi?mode

第2話

さて、場所は変わってとある建物。本部のあるニホンから任務でどこかの支部に向かう戦闘員(unlimited braveのメンバーのこと)も少なくないため、ここの建物にはワープ装置というものが置いてある。

「さ、行くよ!準備はいい?」

装置のスイッチに手をかけたラピスは二人に尋ねた。

「はい、こっちは大丈夫です!」
「俺も大丈夫だ」

二人の返事を得たラピスは笑顔を浮かべていた。これから任務へ向かうというのに、少し楽しげなように。

そして、スイッチの電源を押した。







「ここが支部、ですか」

ワープ装置で一気にアメリカ支部まで移動し、最初に声を発したのはミズホだった。この三人は他の支部こそ行ったことはあるものの、この支部に行くのは初めてだった。この国出身であるラピスは呆然とし、デルタは呆れかえっていた。

「・・・・・・もう、ここが本部でいいんじゃないかな」

ラピスが呟く。何を隠そう、ここの支部には設備が全て揃っていて最大級といえるほどの広さを誇っていたのだ。風のウワサによれば、もともとアメリカ支部ではなく本部にする予定であったというため、この広さは仕方ないといえる。何故本部がニホンになったのかは指揮官以上の地位の人以外知らないため、よくわからないが。

「で、このあとはどうするんだ?」
「とりあえず異星人の基地がある方面に向かってみよう。で、猫探し」

デルタの言葉にラピスは答えたが、「で、」の部分をラピスがわざとらしく真似したため、怒りなのか恥ずかしさなのかもしくはその両方なのかとばかりにデルタの顔は耳まで真っ赤になる。

「おーい、ここに茹でダコがいっるぞ〜!」
「班長!このっ・・・・・・!!」
「デルタさん少し落ち着いてくださいぃぃ!あと班長は無自覚なんだか知りませんがデルタさんを挑発しないでくださいぃぃ!!」
「茹でダコ茹でダコ茹でダコ茹(ry」

ラピスが真っ赤になったデルタをからかうと同時にデルタが怒り、ミズホが止めようとする。しかも全員大声で。一つ言っておくが、三人は現在道のど真ん中。周囲の人々にめちゃくちゃ注目されてしまっている(のに気づいてほしい)のだ。




ようやく大騒ぎも落ち着き、アメリカ支部を出たラピスたち。

「いやぁ〜まさかみんなに見られてたとは」
「恥ずかしかったです・・・・・・」

ラピスは全く動じず、ミズホはずっと赤面状態であり、デルタは不機嫌になっていた。異星人の基地まではunlimited braveの戦闘員に配布される端末のマップ機能を手がかりにして進む。そして、しばらく歩いたころ

「あ、班長。基地が近いようで「ミズホ、ストップ」・・・・・・ひゃっ!」

ミズホの言葉を遮るようにラピスの手と言葉が出てきた。ミズホは端末を見ながら歩いていたため、勢いよくラピスの腕にぶつかった。ミズホが驚いてデルタの方を見ると、デルタは立ち止まり戦闘をいつでもできるような状態になっていた。最後に前を見ると、探していた猫を異星人三人が追い詰めている光景が入ってきた。

「タベモノダ、カイシュウスルゾ」
「イッピキジャタリナイ、モットクイタイ」
「ナラ、コノマエツカマエタ『ニンゲン』ヲタベレバイイ」

この会話を物陰で聞いたラピスたちは小声で会話を始めた。

「今、人間って言いませんでした!?」
「誰か捕まっているなんて話は誰からも聞いてなかったけど・・・・・・」
「始めるか?戦闘」

そう言ってデルタが前に一歩進んだその時、


パキッ!!!


小枝が折れる音がした。その音に気づいた異星人たちが振り向く。

「・・・・・・!!ダレダ、オマエラハ!!」
「アイツラモ『ニンゲン』ダ、ツカマエロ!」

「あ〜・・・・・・見つかったね、とりあえず倒して捕まってる人の情報聞き出そうか」
「賛成です!」
「久々の戦闘か」

ラピスはナイフ、ミズホは銃、デルタは剣をそれぞれ抜いた。
同様に異星人も武器を出した。

「ミズホ、デルタ、行くよっ!!!」
「はいっ!!」
「ああ!!」


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