複雑・ファジー小説

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道化少年と機関少女
日時: 2015/08/05 14:58
名前: ゆうにゃん♪ (ID: xzitYG6X)

初めてなんで、下手くそかもしれませんがぜひよんでみてください!!

Re: 道化少年と機関少女 ( No.1 )
日時: 2015/08/05 15:32
名前: ゆうにゃん♪ (ID: xzitYG6X)

どうして生きなければならないのか、その答えを知っているのは神様だけだ。
《生きたくない》そう願っても生きなくてはいけないんだ。
俺らを“人間”にした…意地悪な神様ーー
神様は何の形も持たぬ俺らにそう命じたのだ。そのおかげで俺ら“人間”がいる。神様は「命令」をした。“人間”になれと…
この世の中に今まで、人に命令をしたことがない人は何人いるのだろうか?
「命令」でもいろいろなものがある。易しい命令、酷い命令…
俺は、どうやら酷い命令に当たってしまったらしい。
俺の立場は、元〔奴隷〕の身であった、召し使い。足には、金属製の鎖。フツーの人が持つ感情の5ぶんの1が欠落しているらしい…

神様が、いるかいないかはその人の想像次第だ。だって、『げんだい』に神様を見た人は、たぶんいないはず。俺自身、神様など見たことない。神様は、昔の人にしか見えなかったのではないのか。
ただ、もし『げんだい』に、神様と呼べる人を、選ぶような催しがあったなら…あなたは、誰を選びますか?
家族?親友?恋人?
俺だったら、「あの人」を選びます。
こんな俺を、ここまで導いてくれた「あの人」を…

『げんだい』は、『過去』でも『未来』でもない。だが、あなたの知っている『現代』でもない。『過去』と『未来』が、交わった時代。
それが俺らのいる時代、『げんだい』なんです。

喜劇でもハッピーエンドでもない、物語の開幕です…







ちょっと休憩します♪かなり疲れました…現役中学生が肩こるってヤバいですね♪
初めての作品なので、自身ないのですが、ぜひよんでみてください!!感想もお待ちしてます。
頑張って続きをチョロチョロと書いていこうと思います。

Re: 道化少年と機関少女 ( No.2 )
日時: 2015/08/05 16:29
名前: ゆうにゃん♪ (ID: xzitYG6X)

「…取れない」
少女は、言う。
「その言葉、4640回目ですよ。」
俺が、言う。
「…この…鎖、絶対…取る!」
力強く言う少女。
「その言葉も、4640回目ですよ…」
ため息混じりに呟く俺。
「…がんばるの〜…もう…少し…だから…」
少女が、さっきから何を取るのに頑張っているのかーー
それは、俺の足についている金属製の鎖だ…この鎖は、俺がまだ、奴隷だった頃につけられたもので、少女はそれをとりたがっt…と、あまり、俺の足の話ばかりできない。
俺は、主のお相手をしなくちゃいけないからなあ…
特に嫌ではないが、あまり好ましくない。主を見ていると、体がムズムズする。
俺の主は、さっきから、1句1句に間をいれて話す少女、星音(せいね)姫だ。俺の幼なじみでもあり、この国…「ロス・クロック国」の、第三支王姫でもある。
なぜ、俺がそんな方のお守りをしているかというと、星音姫は、あまり人口を聞く方ではなく、心を開いているのも、召し使いで、せいぜい2、3人だ。…なので、心配した国王が、姫の幼なじみである、俺を、奴隷から解放し、召し使いとして雇っているというわけだ。
姫は一言で言うと、可愛い。また、美人。
綺麗に仕立てられた着物に、透き通るような金髪が、ツインテールに結われている。その髪に、赤い羽のような髪飾りを、つけている。
俺なんて、いつも、ぼろぼろの着物しか着ていない。こんな俺が、姫のお守りなんて、いいのだろうか。毎度、姫を見ていると思ってしまう。
「…赤月(あかづき)君…?」
「…はっ…はい!?」
「…ご…ごめんね…なんか…ぼーと…してた…から」
姫が、心配そうに顔を、覗かせてくる。
「え、ええ、大丈夫ですよ?ところで、今日の話は?」
そう、姫は毎日、いろんな話をしてくれる。
「…今日の…話?…今日は、外国の話をするね。」
後半、辺りから、話口調になっている。
「これはね、ある少年と少女の話…少女の名前は、アンナ・ベズ・コート、少年の名前は、ミクラコム・チータ、この二人は両思いで、すぐ恋人になっているなれるはずだったの、でも、二人には秘密があったの、コートには、マザーコンプレックス障害、通称マザコン。チータにはロリータコンプレックス障害、通称ろり…」
「ちょっと待ってください。何でそこで二人の秘密がマザコンとロリコン何ですか!?」
つい、話を中断させてしまった。
「…?えっと…マザコンとロリコンの…意味が…わかんないのかなぁ…?…マザコンはお母さ…」
「そういうことじゃないんです!!しかも、なぜ通称とか言っちゃてるんですか!?」
「いやあ…今の子達は略されたほうが…知ってるかと思い…」



疲れたんで今日はギブ…マジで疲れた〜ヤバい!!
近々続き出すのでよろしくお願いします♪

Re: 道化少年と機関少女 ( No.3 )
日時: 2015/08/06 18:42
名前: ゆうにゃん♪ (ID: xzitYG6X)

「…略さないでもらえますか…」
「…はーい…じゃあ、続き行きまーす♪」
こうして、コンプレックス少年と少女の物語後半が始まった。(というか、さっきのは、前半だったらしい)
後半は、どうして二人は恋人になれないのか、というお話。
「二人が住む村には、掟があってね。コンプレックス障害同士の恋は、禁止されているの。でも、二人の恋は、深かった…掟なんかよりね。二人は、自分たちの住む村と、隣の村との柵を越えて、それぞれのコンプレックスを抱えたまま、結婚し、幸せな夫婦になりましたとさ。チャンチャン♪」
…なんか、コートもチータもすごい掟のある村にすんでいるんだな…
「…どうだった?…今日の話…」
と、姫。
「おもしろかったですよ。」
と、いつも通りの笑顔で返す俺。俺が返事をすると、姫は、ドアのほうを向いて、
「…孤読(こよみ)君は…どうだった?…」
えっ、孤読!? ドアのほうを見ると、何かが、ピクリと、震えた。そして、小さな子供が一人、はいってきた。
「あう…ごめんなさい…」
少年か少女か見分けのつかないその子は、小さく頭を下げた。すると、同時に、その子の頭についているモコモコの髪飾りも、ふわふわと揺れる。
孤読と呼ばれた、その子は、姫に声をかけられて怯えているのか、盗み聞きがばれて、怒られると思い怯えているのか、はたしてどちらなのかわからないが、肩が小刻みに震え、目に溜めた大粒の涙が今にも、こぼれ落ちそうだった。
「ごめんなさい。もうしません…しませんから…ひっく…」
あっ、後半辺りで涙がこぼれちゃった。
孤読。歳は15。この少年も、また、姫に仕える者だ。身長も低く、性格も優しい少年である。戦いが得意な子で、15という年齢でありながら、軍の中では、頭領的立場である。顔に、似合わず戦争好きの孤読は、国王にも、一目置かれている存在だ。






今日はここで、終了♪

Re: 道化少年と機関少女 ( No.4 )
日時: 2015/08/07 17:20
名前: ゆうにゃん♪ (ID: xzitYG6X)

「…で…何か用…?…」
冷静な口調の姫。
「えっと…せん…戦争が…始まってくれ…いえ…始まります!!」
さすが、戦争好き。最初、始まってくれますって、いいかけてたな。
でも、
「戦争って、アナミス羣氈国(アナミスくんせんこく)と?」
そことの、戦争になると大変だ。
「もちろんです!!」
楽しそう。こいつだけは、生き残りそうだな。
アナミス羣氈国との戦争。アナミス羣氈国は、俺らの国、ロス・クロック国の隣の国。国土は、ロス・クロックの2倍。戦力も、2倍はある。
そんな所と戦争なんてしたら負けるに決まっている。
だけど、なぜ戦争を?戦争には慣れているけど…
「10年ほど前から揉めてくれて…揉めてたんです。」
初耳だ。それより、どうしてこいつはそんなに、戦争好きなんだ。人が死ぬんだぞ。お前も、死ぬかもしれないんだぞ…
いや、こいつは何があっても、死ななさそう。現に、こいつが出た、最近の戦争は全て勝った。もう、人間じゃないよ…こいつ。
「その、戦争で…姫様の守備兵は、赤月さんということを報告しにきました。」
ふーん、って、俺一人?始まって、一番初めに死ぬんじゃないか。
「それでは、任せましたよ♪」
少女の様な笑顔で言う孤読。いやいや、任されましても…
「3日後が、予定ですから〜」
と、言い残して出ていった。
そもそも、あいつが姫を守ればいいんじゃないか。
「…また…多くの人が…」
振り向くと、涙を食い殺した姫が横にいた。
そうだった、姫は誰よりも戦争を嫌っていたんだ。たとえ敵国だとしても…敵軍一人死ぬだけで、泣いていた。
「大丈夫ですよ。孤読もいるんですし。勝ちますよ。」
俺は、星音姫の小さい背中を軽く叩いた。
大丈夫だ。孤読ーーあいつは、戦争好きで少し変わってるけど、必ず勝つさ。
「…でも…人が…死ぬことに…変わりはありません…」
「…」
姫は、勝ち負けなんて、どうでもいいんだ。
ただ、人が死ぬことが嫌なんだ。
「…孤読君は…必ず…人を…殺す…」
それは確かだ。あいつは、今まで、何人の人を殺してきたことか、俺と姫は、そのたびに、多くの人々の血を見てきた。

また、始まってしまうんだな








疲れた〜最近やっと、文字を打つのに慣れた作者です。今は、絶賛夏休みということで、夏休みの課題と奮闘中です!!何でこんなに多いんだろうね〜(泣)終わんないよ〜宿題が…ということで、宿題に追われながら、この文章を書いている作者なのですが、えー、勘違いしている人もいると思うので、言っときますが、これは、戦争物語ではありません!!(ここ重要)この、戦争偏は、この物語全体のプロローグにしかすぎませんので、お間違いなく読んでください♪(で、結局、私なに言いたいんだろう…)あ、とりあえずこのまま頑張って書きますので、応援よろしくお願いします。
じゃあ長かったあとがきも終わり、課題に取りかかろう!!


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