複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- (仮)少女の英雄譚【題名&オリキャラ募集中】
- 日時: 2015/10/12 21:18
- 名前: 花林 糖子 (ID: fqLv/Uya)
どーも!花林糖子です!
リク依頼板にて題名&オリキャラ募集しております!
オリキャラ募集の参考として、小説を投稿したいと思います!
【目次】
>>1 登場人物
>>2 第一話『そして少女と少年はであった。』
Page:1
- Re: (仮)少女の英雄譚【題名&オリキャラ募集中】 ( No.1 )
- 日時: 2015/10/12 21:25
- 名前: 花林 糖子 (ID: fqLv/Uya)
【登場人物】
フィアン=ローゼ フィア ♀
透人族。街を騒がしている大怪盗。一応主人公。
底抜けの明るさとバカが取り柄。
ルーファスに懐いている。
ルーファス=リグラ ルー ♂
倒れているフィアンを拾った(拾わされたとも言う)。
面倒ごとが嫌いな事勿れ主義。素っ気ない。ハーフエルフで実はちょっとした貴族。
苦労人気質。
リリィ リリィ ♀
倒れているフィアンをルーファスに拾わさせた張本人。
フィアン影響か明るいバカに成り果てた←
フィアンの相棒。準主人公?
カレン=フォリン カレン ♀
フィアンを倒した張本人。警備員。
鈍感な勘違い野郎(男じゃない)。正義絶対主義。
殺されそうになった相手でも甘い。ルーファスが好き。
実は貴族。
リェン=リグラ リン ♂
ルーファスの妹。
是非にフィアンにお嫁さんに来て欲しいと思ってる。
百合っ子じゃないよー。ハーフエルフ。
リオル=フォリン リオ ♂
カレンの弟。デブ、ブス、クズと人間として揃っちゃイケない三つを揃えている。
よくある貴族でフィアンを是非愛妾に!とか言っているらしい。小さい頃は超絶イケメンだった。
シェーラ シェーラ ♀
国有数の天才巫女。
リオルが好きだったがルーファスに乗り越えた腹黒女。
追加予定です。
- Re: (仮)少女の英雄譚【題名&オリキャラ募集中】 ( No.2 )
- 日時: 2015/10/13 15:38
- 名前: 花林 糖子 (ID: d4ff9UDO)
第一話『そして少女と少年は出会った。』ルーファスside
ハーフエルフの少年、ルーファス=リグラは帰路を急いでいた。
妹と自分、二人家族なのだが、いかんせん妹のリェンが横暴なのだ。いや、別に嫌ってはいない。
しっかり家事もこなしているのだ。しかし、リェンは何かとお説教をし始めるのだ。お嫁さんがどうの、ハーフエルフの自覚がどうのと。
きっと、今は亡き母が取り憑いているんでもないかとたまに思う。
今日も、明日の夜御飯の買い物を頼まれたところクレモという果物を忘れていると言われ、夜にも関わらず家を閉め出されたのだ。
「はー、ほんっとついてねえ…」
深いため息を吐きながら、薄暗い夜道を歩いていく。時折ネズミが走る。
すると、目に何か黒いものがいた。
帰路の真っ正面にいるので無視することもできないのだ。
様子を見るため近付くと、黒いものは二人の人だったようだ。
片方は倒れ、もう一人は必死で治癒を試みていた。
そして両方ともなぜか黒尽くめの盗賊のような格好だ。
明らかな面倒ごとに頬をヒクつかせる。
「うわああぁん!ふぃああぁぁ!!」
治癒している方も倒れている方も少女のようで、治癒している方は涙と鼻水と涎ですざましい顔になっている。
すると、泣き叫んでいた少女はくるん、とこちらを振り返った。
そして、視線が合った。
泣き叫んでいた少女はぐちゃぐちゃの顔になっていたが、それなりに綺麗な顔ではあった。キュッ、と泣き叫んでいた少女は顔を引き締めた。
「…!助けて!お願いします!フィアを助けてください!何でもしますからあ!」
ばっ、と土下座をする少女に思わず後退る。そして、
「断る。」
断った。
ほへ?と間抜けな顔をする少女。つうかもう一人の方はいいのか。
「何でですか!こんな可愛い美少女二人が困ってて、何でもする!っていったらOKするのが男と言う名の狼でしょう!」
くわっ!と目を見開き詰め寄ってくる。自分で言うな。というか俺は狼でもない。
「明らかに面倒くさいだろ。断る。」
「お願いします!お金なら何でもあげます!」
その言葉に少しだけ戻ろうとしていた足を止めた。
ウチの家はどちらかというと貧しい方だ。そりゃ二人暮らしだし。妹の誕生日だってちゃんと祝ってやりたいけど、そんな金もない。金をくれるっていうなら、まあ、考えなくもない。
「はあ…たく、何手伝えりゃいーんだよ。」
呆れたような目で言うと、少女は顔を輝かせた。
「私はリリィ!この子はフィアン!事情は後で話すわ!とりあえずフィアを背負って付いてきて!」
+ + +
作者の呟き
「主人公出てきませんでしたねww((殴」
- Re: (仮)少女の英雄譚【題名&オリキャラ募集中】 ( No.3 )
- 日時: 2015/10/15 16:11
- 名前: 花林 糖子 (ID: d4ff9UDO)
リリィに連れられてきたのは、鮮やかな赤色の屋根が特徴的なこじんまりとした家だった。
「ユシャぁー!ご自慢の薬の使いどきだよおー!」
しばらくするとドタドタと物音が鳴り、ドアからひょこ、とローブとモノクルを着た猫が出てきた。
いや、厳密には猫ではない、獣人族のケット・シーだ。少女のケット・シー、いや、ケット・シーは成体でも子供並みの身長なのでわからないが、とりあえずケット・シーのユシャさんはリリィを見て呆れたような目で見た。
「君か。何かユシャに頼み事でも?」
「フィアがあの忌々しいカレンに魔銃で撃たれたのよ!助けてやって!」
カレンという名前に若干覚えがあったが高いスルースキルを持つルーファスは無視した。
ユシャはルーファスを見て、「ああ巻き込まれたんだな」と納得すると、同情するような目でルーファスを見て、くるりとローブを翻して家に入っていった。
「…いいだろう。家に入ってちょっと待っててくれ。」
それを聞いたリリィはパタパタと自分の家に入るようにしてユシャの家に入り、ルーファスはそれを慌てて追いかけた。
+ + +
保留
Page:1