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複雑・ファジー小説
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- いつかぶりフラミンゴ
- 日時: 2016/07/23 14:36
- 名前: 計嫁シ (ID: Ci2W5Yci)
こんちくわっ、お久しぶりだね!あれれ、そんな事もないのか…そうだよネー。君からしたら次の日、普段通りに目が覚めて普段通りに登校して来たようなもんだもんねー…。
「来たようなもん」ていうか、それが君にとっての幾ら殴り蹴りしても堅く揺るぐ事のあり得ない事実だもんねー。
ま、どうでもいいんだケドね!
ででで…今日は何する?勉強する?青春する?ファンタジーな事しちゃう??
- Re: いつかぶりフラミンゴ ( No.1 )
- 日時: 2016/07/23 15:21
- 名前: 計嫁シ (ID: Ci2W5Yci)
「ああああああああッ」
夏らしく照り続ける日の光は私と隣で悶えるヤツを苦しませてる。あたしは登校通路でついつい足を運んじゃう古き良き駄菓子屋で買ったガリガリくんを半分程一気に口内に入れ混むと、頭がキンキンしないように舌に馴染ませると軽く喉ごしを鳴らして流し込む。
アイスは好きじゃない。でもガリガリくんは好き。どうこう説明するぐらいの語りも無いし、大体好きじゃないと差別されるような憲法は聞いたことない。
こういうくだらない事を大切に再確認していると、ほっといてた氷菓アイスはガリガリくんジュースになっていって、中心で悲しそうになった棒を握る私の手は、ベトベトする前の状態を保っていた。ペロ、と舐めると生温くて美味しいガリガリくんの味があった。好きじゃない。
「アイス、ボクにもちょーだ〜い…」そのような事を知りもしないヤツは、こちらを見るやただの木の板だけになったガリガリくんを取り上げ泣いたふりをしてる。
日焼けしたばかりの顔を苦しそうにも笑いながらあたしの顔を覗いてるボーイフレンドに
あ)ああああ(
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