複雑・ファジー小説
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- 偽りのセーラー服
- 日時: 2016/08/30 19:50
- 名前: まろまろ (ID: 3nlxUYGs)
初めまして❗まろまろです。
誤字脱字多いと思います。
更新を出来るだけしていくので応援よろしくお願いします‼
- Re: 偽りのセーラー服 ( No.2 )
- 日時: 2016/08/30 20:12
- 名前: まろまろ (ID: 3nlxUYGs)
ピピピッピピピッ、、、、ガチャっ
「んー、、、。眠、、、。」
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國崎 夏美22歳。探偵の仕事とOLをやっている。高学歴の持ち主である。探偵の間では高校生美人言われている。
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「えー、、、。また、中3男子殺害か、、、、。物騒な世の中だなあ、、。」
私は勤務先の探偵所へ行くまでの時間をTVで潰していた。
- Re: 偽りのセーラー服 ( No.3 )
- 日時: 2016/08/31 21:04
- 名前: まろまろ (ID: 3nlxUYGs)
「そろそろ行くか、、、。」
リビングを出て玄関先に飾ってある姉の遺影に微笑みを浮かべドアを開けた。
私が勤める國崎探偵所へ向かっていると友人の笹木 芽久がこちらに手を振っている。
「夏美ー!!!!!!!!!」
「おっ!おはよー」
「今日から潜入調査だねー!夏美一人だけど頑張ってね!、、、、。夏美、、、いないなんて、、、。寂しよ、、、。」
芽久は私と違っておてんばで明るくてうるさい。重度の寂しがりやだから大変なんだ。
「まさか、警察の方から依頼が来るとは、、、。」
「警察も大変ってことなんじゃない?」
つい先日に警察から潜入調査の依頼が来た。内容は南椚第一高等学校で起きている不可思議な難事件の犯人と解決をして欲しい。という依頼だ。先輩や芽久から
「夏美ちゃんしかいないっ!だってだって高校生美人じゃん!」
と押された。頼まれると断れない性格の私はおkを出してしまった。
何ていつもの様に雑談をしていたら、探偵所へついた。
「おい。國崎ー。早く入って着替えて潜入して来い。」
探偵所の二階から4歳年上の柊先輩が私を呼んだ。
- Re: 偽りのセーラー服 ( No.4 )
- 日時: 2016/09/03 17:57
- 名前: まろまろ (ID: 3nlxUYGs)
「あっ、!はっい!」
急いで二階へ階段を駆け上がった。
「國崎、机の上に置いてるから着がえろよ?」
「はいっ!ありがとうございます!」
シュバっと音が出るくらいのお辞儀をしてそそくさと自分のデスクへ急いだ。
- Re: 偽りのセーラー服 ( No.5 )
- 日時: 2016/09/04 15:16
- 名前: まろまろ (ID: 3nlxUYGs)
デスクへ着くと大きな段ボール箱が置いてあった。
「これか………」
ガサゴソと中身を見るとそこの中には紺色のセーラー服とスクールバッグ、メガネと教科書、一番下には置き手紙があった。
「置き手紙………。」
國崎へ
今回この潜入調査を無理やり依頼して済まなかった。國崎なら出来ると思うから頑張って。國崎なら出来る。
柊 幸太
「柊先輩…………。良しっ!ガンバってこー!」
セーラー服に着替え探偵所を飛び出していった。
- Re: 偽りのセーラー服 ( No.6 )
- 日時: 2016/09/04 15:27
- 名前: まろまろ (ID: 3nlxUYGs)
久々に来たセーラー服。懐かしい匂いがする。ちょっと重たくてでも高校生って感じがするスクールバッグ。ハイヒールに慣れなかった高校生時代に唯一音が出てハイヒールを履いてる様な気分になった革靴。2年前におさらばしたメガネは何だか慣れない。一回経験したはずの高校生時代が何だか愛おしく思えてきて擽ったい。低めのツインテールを揺らしながら南椚第一高等学校へ到着した。
「柊先輩。今到着しました。」
早速到着報告の電話を掛けた。
「そしたら生徒玄関ではない方職員玄関からインターホンを押して中に入ってくれ。後は教師に聞いて潜入調査開始だ。俺は今から大学に行く予定だからここで切る。健闘を祈る。」
「はい。」
職員玄関を探し人差し指に力を入れる様にインターホンを押した。
ピンポーン………。
静かな昼前の中庭に大きく響いた。
「はーい。」
「あ……あの潜入調査で訪ねて来ました。東椚探偵所の國崎夏美と言います。」
「探偵さんですね!今そちらに行きます!」
30秒もしないで黒髪の綺麗な先生がドアを開けた。
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