複雑・ファジー小説
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- The Breakers ~対異能力部隊~
- 日時: 2017/03/07 22:39
- 名前: 霧風赤司 ◆.k1XJsDMDk (ID: zGyV0OIp)
人々の住む街「キョート」。
一人一能力が常識となったこの街で、異能力を使った犯罪を撲滅するために設立された「The breakers」。
この街に越してきた少年「七宮憂里」はこの組織の幹部「苛木芥」と出会い、この街に潜む陰謀に巻き込まれていく.......
[目次]
第一話「?」>>?
[お客様]
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スレッド設立日 2017年 3/7
- Re: The Breakers ~対異能力部隊~ ( No.1 )
- 日時: 2017/03/07 23:07
- 名前: 霧滝禊 ◆.k1XJsDMDk (ID: zGyV0OIp)
第一話「能力名:磁帯の電網」
「はぁ..はぁ...もう走れない...」
バタリと少年は倒れこむ。
少年はとある者から逃げていた。そう、その人物こそ
「少年!やっと見つけたぞ!君のその能力は私達の組織に必要なんだ!」
「だから言ったじゃないですか!なんのことか知らないって!そもそもあなたの名前は!?」
「ああ、名乗ってなかったね。コードネーム[方向使い]。ああ、本名か、私は苛木芥。ちなみに私のコードネームは私の能力だ。」
この青年、苛木芥だ。
僕は何を言っているのか理解できておらず、逃げ回ってると言うわけだ。
「とにかく君の能力は私達の組織に必要なんだ、一緒に来てもらうよ!」
「だから嫌ですって!だいた...ぐっ...」
また少年はバタリと倒れる。
「僕の方向使いで君の筋肉を動かす信号を一時的に逆流させた。これでおとなしくなるでしょう。」
「.......ろ!」
あれ..?僕はあそこで倒れたあとに..
「.....きろ!」
うるさいなぁ...
「起きろ少年!」
「うるさいっですよ!!!」
「起きたか。おい芥、彼の能力分析が終わったぞ。」
あれ?見知らぬ所で話が進んでいるぞ?
「未陽君ごくろーさまー。」
「だから未陽君はやめろ、俺は聖 未陽だ。未陽と呼び捨てにしろとあれほどいっただろ?」
「わかったよー、未陽君。」
「お前は学習と言うものを知らないようだな。.......まぁいい、彼の能力は電磁系だ。ついでに名前は七宮憂里というらしい。」
「そうなんだー。ありがとねー。」
「どういうことですか、芥さん!僕の能力って!」
「あはは、君の能力は電磁系の能力って事だよ。簡単だろう?」
「簡単じゃないです!」
「そうだなぁ....君の能力名は[磁帯の電網]でいいかな。」
「あげくに勝手に能力名を決められたよ...」
「で、入ってくれるのかい?私達の組織に。」
「もう勝手にしてくださいよ...」
と、言うことで僕はこの組織に入ることになりましたとさ。
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