複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 許されないもの
- 日時: 2016/11/19 21:09
- 名前: 月姫 (ID: zWNcrB5L)
病の母を残し、私は稼ぎに出かける。
(お母さん、大丈夫。すぐによくなるからね)
私はシャーロット。小さな村の娘。幼い時父をなくし母は病で倒れた。
私はお金を稼ぐために、お国のお城で働くことになった。16歳。
-------ついた。お城。大きいな。門も大きい。庭も広い。
(町も賑やか。あぁ、私ももうすぐ母と幸せに暮らすんだから。大丈夫。頑張れシャーロット。)
この世界には、あり得ないものがある。それは魔法。魔女がいる。
天の魔女。地獄の魔女。2人存在する。
特に地獄の魔女には気をつけろと小さい時から言われてたっけ…。
「おい、そこの嬢さん」
「はい」
「なまえは?」
「シャーロットです。」
「あぁ、ついてこい」
なに?このおじさん。
城の門が開く。
あ、案内してくれるのか。
「ありがとうございます」
「好きでやってんじゃねぇ」
まあ、なにこの無愛想な…。
「そうですか…」
無言のまま私はついていった。
(広い……。格が違うのね…)
大きな扉の前へたどり着いた。
「中にアリゴ王がいらっしゃる。挨拶しろ。俺は仕事に戻るぞ。」
あの、アリゴ王が……。国の王様…。
「あの…よろしいですか…」
扉の前の人に声をかけた。
「なんだ」
「アリゴ王に挨拶したいのですが…シャーロットと申します。」
「しばし待て」
ーー数分後
「入れ」
ギィィィィ………。
「そなたがシャーロットじゃな」
「はい、」
「聞いたとおり美しい娘じゃのう…」
「嬉しく存じます。」
「部屋を用意してある。エリック、案内しろ」
「はっ」
エリック……というのか…。覚えておこう。
「し、失礼致します。」
「ついてきなさい、初めまして。僕はエリック。よろしく。アリゴ王の執事だ。シャーロット、君はとりあえず屋敷の掃除を手解きでしてもらおうか。」
「はい、よろしくお願いします」
「君の部屋はここだ。隣は他のメイドがいる。分らないことがあればその人に聞きなさい。部屋はお好きに使って。では」
「ありがとうございます」
いい人ね…。
部屋は綺麗とはとても言えないくらい汚かったので掃除した。
「うん、いい感じ」
(ここで働くのね…。お母さん、まっててね) 続く
- Re: 許されないもの ( No.1 )
- 日時: 2016/11/19 21:10
- 名前: 月姫 (ID: zWNcrB5L)
ここでの投稿は初めてです。プロローグとして最初に載せました。
なんとなく内容は分かったでしょうか?では物語の始まりです。
- Re: 許されないもの ( No.2 )
- 日時: 2016/11/21 19:32
- 名前: 月姫 (ID: zWNcrB5L)
ピチチ……鳥のさえずりで目を覚ました。
オンボロの服を着て髪を結い、なにをしようか考える。
「部屋も掃除したし、、あとはどうしよう」
コンコン
「ん?はい」
開けるとそこに、メイド服の女性
「初めまして、シャーロット。私はメイドのリーザ、よろしくね。隣の部屋にいます」
「あ!よろしくお願いします!」
「あなた、おいくつ?」
「じ、16です」
「まあ、若いのに…。大変なのね…大丈夫よ。私に頼ってね」
「ありがとうございます」
みんないい人…
- Re: 許されないもの ( No.3 )
- 日時: 2016/11/27 22:36
- 名前: 月姫 (ID: zWNcrB5L)
期末!明日!期末ぅぅぅぅ!
- Re: 許されないもの ( No.4 )
- 日時: 2016/11/28 22:43
- 名前: 呉羽 (ID: ???)
落ち着け月姫。
Page:1