複雑・ファジー小説

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明日は殺人者になる。
日時: 2016/12/10 14:56
名前: 皇帝陛下 (ID: g41dHign)

≪注意やルールなどなど≫
①初作品なので、あまり期待はできません。
②本作品は皇帝が深く考えずにつくったので矛盾していることがあります。
③誤字脱字が多数あります。
④上記の②や③のようなことがあれば指摘してください。
⑤質問や意見、感想もよければしてください。
⑥皇帝の気まぐれによりあらすじと異なる感じになるかも・・・その時はあらすじごと変更しますのでお許しください。

≪あらすじ≫

主人公1・若見 善三郎(わかみ ぜんざぶろう)は、家の中に入ってきた強盗を殺してしまう。
善三郎が混乱していると、何者かに後ろから大きな鈍器のようなもので殴られ、意識が飛んでしまう。

殺人鬼の主人公2・徳田 常(とくだ じょう)は警察から逃げるために京楽村(きょうらくむら)の藩弱山(はんじゃくやま)で身をひそることに・・・。
しかし、なぜだか一人のおなごとの共同生活が始まってしまう。

主人公3・水野 愛美(すいの あいみ)は目が覚めるとどこかもわからない場所に閉じ込められていた。
周りには何人かの男女がいた。


第一話 強盗 ( No.1 )
日時: 2016/12/10 15:21
名前: 皇帝陛下 (ID: g41dHign)

まず、何から話そうか・・・。
そうだな、二時間前ごろから話すとしよう。
俺・若見 善三郎(わかみ ぜんざんぶろう)はその時、バイトから帰るところだった。
まだその時はいつもどおりだったな。
問題なのはその10分後だ。
ちょうど家の前についたところだ。
ここから時間を再生しよう。

「ただいま。」
「おか・・・・!?」
いつもならかえってこない返事に危機感をもった。
そりゃそうだ、ひとりぐらしだもの。
俺はとっさに近くの傘立てにあった黒い傘を刀のように持ち、聞き耳をたてた。
「・・・・・・。」
なんだ、ただの気のせいか。
少し気を許した時だった。
後ろから視線を感じたのだ。
持っている傘を強く握り、素早く振り返った。
振り返った先には誰もいなかった。
少し安堵して視線を元にもどす。
「・・・・。」
「・・・・。」
そこには、いかにも怪しげな服装をした男が立っていた。
俺とその男は言葉を失った。
俺は静かに男のもとへむかう。
傘は強く握りすぎたせいで少し曲がっている。
「・・・!!!」
俺は男の頭に向かって、傘を素早くそして強く殴った。
男は抵抗しようとしたころにはもうすでに殴られた後だった。
男は必至の力で左手にあったドアのほうへ向かう。
男は中に入ると、すぐ鍵を閉めた。
男がいたのは人が一人入れるのがやっとぐらいの狭さのトイレだった。
「ドン!ドン!ドン!」
俺は強くドア叩く。

続く




第2話 分岐 ( No.2 )
日時: 2016/12/17 21:09
名前: 皇帝陛下 (ID: g41dHign)

徳田 常(とくだ じょう)の生活はいつも殺伐としている。
彼の職業は殺人鬼・・・となるはずだったがなぜか歯車がずれ、愛がなくなってしまった。
そのせいで彼は殺人鬼ではなくなったのだ。
そこで私は彼に歯車を戻すための試練を与えた。
そうして成長したのが私なのだ。
私は、彼であり、彼は、私なのだ。
難しいか?
では、簡単に説明しよう。
まずは、徳田という男がいたとしよう。
徳田が徳田Aになるために徳田Bになった。
徳田Bは徳田を徳田Aにさせる。
わかると思うが、徳田Aは彼で、徳田Bが私だ。
私達は違う時系列の存在とだけいっておこう。
なんとなく彼と私のことがわかっただろう?
君たちは、平穏恐怖症というものを知っているかい?
・・・。
勘のいい人、察せる人ならわかると思うがそういうことだ。
私の余命はあとわずかだ。
そこで私は彼に試練をあたえることにした。

「藍。出番だ。」
「はい、徳田様・・・。」


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