複雑・ファジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 嫉妬はしてはいけないことですか?
- 日時: 2017/02/11 20:21
- 名前: おしるこ (ID: t38.Op0F)
貴方は誰の親友なの?
2014年の春、私は五年生になり新学級で友達作りに胸を膨らませていた。
1年の頃私から話しかけた女の子は静かな子で、人見知りだった。
一番最初の友達…
「ねぇ、名前は?私は[ちほ]だよ♪」
「…うちは[りな]。」
「莉奈ちゃんかぁ!可愛い名前だね…♪」
「あ、ありがとう。」ニコッ
笑った貴方の笑顔が好きだった。
「友達になろうよ!」
私は飯河ちほ
「え?友達?」
彼女は蒼山莉奈
1,2,3,4と仲がよかった。
5年になり、ついにクラスが離れた。
「クラス離れちゃったねぇ」
「だね、まぁクラス横だし、話に行くよ♪」
そして5年…4年の頃に転校してきたらしい水妥碧ちゃんが同じクラスになった。
4年の頃はクラスが別だったから特に話したことはない。
新学級初めての友達…
「ねぇ、名前は?」
「あ、[あおい]だよ。」
彼女は人見知りでオロオロしてるネガティブな子だ。
「へぇ、絵を描くの好きなの?」ニコッ
「うん、あ、ちほちゃんは何がすき?」
「私も絵を描くことかなぁ♪」
「本当!?私達気が合うね♪」ニコッ
貴方の笑顔が好きだ。
そして、仲がよくなり廊下で話していると…
「あ、りなじゃん!」
「あ、める!」
奥には私の友達のりなと、
水妥さんの友達のメル。
「ちほ、久しぶりぃ♪」
「碧…久しぶり。」
「りな?その子誰?」
「うちの友達のメルやで♪」
ふーん…りなも友達作ったんだ…。
あれ?胸が痛い…?
「あ、碧、この前貸したボカロの小説まだよみおわらないかな?」
彼女は藤棚芽留。
「え!?藤棚さんもボカロ好きなの?」
私はちょっとならボカロを聞いたことがある。
このまま四人で仲良くなった。
。。。。つもりだった。
2016年、春。
私はまた、小さな一歩を踏み出した。