複雑・ファジー小説

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ココロ1
日時: 2017/04/27 22:27
名前: 夏妃 (ID: KZLToguX)


「最悪・・・」

カーテンから差し込む光に目を細めながら、私、秋山雫はだるい体を無理やり起き上がらせる。

しばらく何も考えられずにぼーっとしていると、

 「雫!早くしなさい今日から二年生でしょう!」

一階から母・・・いや正確にいえば伯母の声が聞こえる。

・・・今日から中学校が始まる

私の地獄がまた・・・

ふいに部屋の隅に置いてあったアルトサックスに目が留まる。

 「−っつ!」
思わず下唇をかんでしまった、噛まずにはいられなかった。

あの日の事を思い出してしまったから。







重い足取りで学校へ向かう。
 「もう嫌。」

思わず本音をこぼしてしまった。

 「なーにーが最悪なのかなー?しーちゃん」
 「うわっ!」
耳元で突然囁かれ無様に仰け反りながらさけんでしまった。

 


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