複雑・ファジー小説

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Dark magic〜悪魔と魔女〜
日時: 2017/05/16 20:03
名前: 水無月 (ID: G1aoRKsm)

遠い遠い昔の話です。

イタリアのベネチアあたりに悪魔のトップと呼ばれるアルディラがいました。

彼は人に恨みがあり、押さえきれませんでした。

そして彼はついにベネチアを潰したのです。
しかし彼には天敵がいました。

ベネチアにいた、魔女のトップのユリアです。
ユリアはアルディラを止めようと、アルディラに力を封印する魔法をかけ、ベネチアを救いました。

アルディラはやがて森の奥へと連れていかれ、平和が戻りましたとさ。



今もアルディラは、森の奥にいるのでしょうか。







—目覚めろ、アルディラ。—

え…?父さん?

—お前の力が必要だ。ベネチアが危ない。—

また?俺みたいなやつが現れたのか。

—違う。お前がそんな姿になっただろう?—

—魔女を憎む悪魔達がやがてベネチアに来る。—

—戦争だ。—

え!?
ハァ…もー…あいつらバカじゃねぇーの?
俺はトップだった。だが封印を解くとどうなるか分かってんだろうな?


(((行くぞ、ユリア)))

Dark magic〜悪魔と魔女〜 —2— ( No.1 )
日時: 2017/05/16 20:16
名前: 水無月 (ID: G1aoRKsm)

森を出た。

『ひさしぶりの朝日だ!』

俺はずっと森の木に出来た穴の中で眠っていた。
何もすることがないから。
10年ぐらい…いや、100年ぐらい前に朝日を見たばかりだ。

『ユリア…いるかな…。いや、魔女は魔法で不死身になれるもんな。いるよな?』

町が見えた。
ベネチアの町だ。

『変わらない。当時と変わらない。』

赴きがまだ残っている。

どこかで恋人に伝えているセレナーデが聞こえる。結婚式か何かがあるのだろう。

やはり町には魔女がいる。
魔女とはいっても隠れ魔女だ。魔女狩りがあったからだ。

なぜ俺にはわかるか。それは、魔力を持ってる人が持ってる同士だと分かるから。…まぁ俺にも魔力はあった。…封印されたけど。

『とりあえずユリアはどこだ。』



すると、聞き覚えのある声がした。

?「最近のベネチアは住みにくい。魔女狩りのせいだ。」

「ですよね、
ユリアさん。」

(((見つけた。)))

(((ユリア…)))

Re: Dark magic〜悪魔と魔女〜 —3— ( No.2 )
日時: 2017/05/16 20:25
名前: 水無月 (ID: G1aoRKsm)

『行くか。』

ユリアの元へと近づく。

『なぁ、そこの魔女さん。いや、ユリア!助けてくr(((バシンッ!)))』

へ??????

『いったぁ。何すんだよ!助けてほしいんだ。俺の封印を解いてくれ!ベネチアが危ない!』

ユリア「へぇ。そうしてまたベネチアを潰すのね、悪魔さん。帰ってくださる?」

『だからぁ!ベネチアが危ないんだよ!な!』

ユリア「第44条風の神よ、我に力を!敵を潰せ。」

(((やばい!)))

『うああああああああああああああああ!』

(((殺される!)))

Re: Dark magic〜悪魔と魔女〜 ( No.3 )
日時: 2017/05/17 18:33
名前: 水無月 (ID: lQjP23yG)

ドンッ!と壁にぶつかった。

赤い液体が口から出てくる。

(((何もしないのにっ!)))

『ハァ…ハァ…ユリア!俺は何もしないって!ただ…悪魔からベネチアを守りたい!…ゲホッ』

ユリア「次は命はないよ、アルディラ。絶対に呪いを解かせない。」

『……。ベネチアが滅びてもいいんだ?…そうか。そーゆーやつか、ユリア。この力じゃ俺の友達たちを止めれない。これは…俺のせいだ。俺がやらなきゃいけない。魔力が無理なら俺は死ぬよ。』

ユリアは少し悲しい顔になった。

そしてすこしすると、話した。

ユリア「私の…
ナイトとなれ、アルディラ!」

(((ハァ!?)))


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