複雑・ファジー小説
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- 【東方】『幻想郷 初代博麗譚』
- 日時: 2017/08/02 14:51
- 名前: 絶対神崇拝主義者 (ID: VN3OhGLy)
【プロローグ】
*これは、博麗の巫女の初代、幻想郷の平穏を乱す異変や騒動を解決するべく用意された初初代博麗の巫女を中心とした物語りです。
この作品は、東方projectによる二次創作作品です。
・初代博麗の巫女を主人公とした小説
・オリキャラあり
・独自解釈あり
・戦闘シーン有
・暴力シーンやグロテスクな描写有
・鬱展開あり
・作者あんまうまくない
世界観やキャラクターの設定が原作から外れる可能性がありますので、苦手な方はご覧にならないでください。それでも構わないという方は、注意してご覧になってください。
- Re: 【東方】『幻想郷 初代博麗譚』 ( No.1 )
- 日時: 2017/08/02 15:21
- 名前: 絶対神崇拝主義者 (ID: VN3OhGLy)
炎天下の幻想郷の東端にある建設されたばかりの小さな木造の神社。
ただの夏の暑さだけでなく、川や湖から発せられる湿気も合わさり、灼熱とも呼べる凄まじい暑さが青空に白い雲と共に浮かぶ目を刺すような日差しに照らされ、神社周辺の木々に止まった蝉が様々な声や音をまるで共鳴させているかのごとく鳴いている。
柱も屋根も壁も、殆ど全ての物が木で作られた神社と境内に敷き詰められた綺麗な石のタイルが周囲の大自然の緑に包まれた豊かな風景に溶け込み、まるで最初からそこに存在していたかのようにも見える。
その神社の中ではこの神社の巫女であり、幻想郷の守護者として存在する、現在の博麗霊夢と同じ名前の少女が一人、真新しい畳の上で目を瞑ってゴロゴロと怠そうに転がっている。
偶然なのか、彼女の容姿や服装は現代の博麗霊夢と瓜二つ。ただ、違いがあるとすれば、初代霊夢の方が少しつり目がちになっている事ぐらい。
この神社にはまだ名前は無く、幻想郷を覆う博麗大結界(成立当時は別の名で呼ばれていた)の要として存在していただけで『博麗』は彼女自身の名前から取られている。後にこの幻想郷の管理者にして幻想郷成立に関わった妖怪の賢者の一人である八雲紫が戒めと後悔を込めて彼女の名から博麗の名を付ける事になる……
初代霊夢「あああ……
こうしてゴロゴロと怠惰に過ごせる時間が本当に幸せに感じるわ。」
外は猛暑、更に外の世界とは完全に隔離されたため、混乱して自分達の居場所を求めた人魔、あるいは幻想郷内での権限と地位の向上を目論む人魔達が度々引き起こす異変や騒動、暴動が今は何処でも起こっていない。そのため自分も特別動く必要もなく、横になり脱力した彼女は涼しい神社の中で大きく開かれた障子から見える青空を見上げ、外から流れて来る優しいそよ風を受けながら幸せそうに呟いている。
そうして平穏な時間を怠惰に過ごし続け、昼を少し過ぎた辺りだろうか、ふと、外から此方に向かって走って来る足音が聞こえて来る。足音と共に荒い息継ぎも聞こえて来る事から何か異変か暴動が起きたのだろうか?
やれやれ、折角の幸せな時間ももうおしまいか……
静かな自然の風の中、青空を見上げていた幸せな時間の終わりが近付いたと感じた彼女は、此方に来るであろう客人を迎えるべく、ゆっくりと上体を起こし、外へ通じる縁側の方を向く……
これが後に『博麗の悲劇』と呼ばれる幻想郷の存続すら左右する強大な災厄の前触れとなる事など、今は誰も知るよしも無い……
- Re: 【東方】『幻想郷 初代博麗譚』 ( No.2 )
- 日時: 2017/08/04 22:29
- 名前: 亞狗兎 (ID: iLRtPlK2)
書く場所違いますよ?
初対面なのに失礼します
二次映像または紙ほかへ移動しましょう
管理人に頼んで
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