複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

理想郷
日時: 2017/08/22 23:35
名前: 吟屋 (ID: Xdn1SEcP)






 もし神様がいらっしゃるのなら、きっと、






 【目次】
作者からのご案内:>>1 (随時更新)
作中用語・キャラ設定: >>2 (随時更新)
第1話:


 【Special Thanks!】
オリキャラを提供してくださった皆様

感想をくださった皆様



 【作者について】
吟屋(@Utaya_ginshi)
カキコ・コミコなどで小説を書いている。日々創作を放り出してゲームに勤しんでいるが、これでも受験生であるため、遅筆かつ低浮上なことが多い。勘弁してください。

Re: 理想郷 ( No.1 )
日時: 2017/08/22 23:37
名前: 吟屋 (ID: Xdn1SEcP)

 【作中用語解説】


 【登場人物】



 (一時保存・8月22日)

Re: 理想郷 ( No.2 )
日時: 2017/08/22 23:54
名前: 吟屋 (ID: Xdn1SEcP)


 【第1話】


 目が覚めた。目が、覚めたのだろうか。私にはさっぱり分からない。眠った覚えがないものだから、いま、こうして目を開けたことが目を覚ましたと言えることなのか、それともただぼんやりしていただけなのか。
 そんなことはどうだっていいじゃないか。心の中の私がぽつんと呟いた。目を覚ましただのなんだのと考え込んでいる私は一見冷静そうだがその実は見当違いでどうやら焦っているようだった。他人事みたいに言うのだってそうだ。混乱して、心と体が、そして心と心がばらばらになっている気さえする。

 どうしたのだろう、私は。

 目の前に広がるのは、靄がかかったような色をして錆びさえ浮いている金属の棒が数本規則正しく並んでいる光景である。私はその金属棒から奥まって作られた部屋のような場所にいる。つまり檻、もしくは牢である。
 薄暗いそこは不気味なほどに静まり返っていて、けれど何かの息づかいを感じた。人か? 獣か? もしくはそのどちらでもないかもしれない。あるいは、私の思い違いかも。
 体が震えたって、悲鳴をあげたっていいのではないかと思った。でも、やはりどうしてか冷静になってしまった私の心はここで落ち着いてしまっていた。
 まるで、ここにいるのが当然であるかのように。

(一時保存・8月22日)


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。