複雑・ファジー小説
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- 感情の無い彼女との物語
- 日時: 2017/10/21 11:58
- 名前: 露亞 (ID: oN6CkR3P)
僕は世間で言う引きこもりだ。 小学校からいじめられ中学校に入ったもののいじめられ2年生夏休みから引きこもってしまった。最近ではネットにハマり出してネトゲなどをするようになった。
さて今日は何をしようか ピロン ん?メールなんて珍しい 見てみよう 誰だこれ読めないぞ。ゲームのフレンドにもこんな奴いない。『ある少女を助けてください』 なんだ?ゲームか?『このリンクに飛んで』 仕方なくそのリンクに飛ぶことにした。 カチッ 「‼」その瞬間部屋が光に包まれた。よく見ると床下に魔法陣らしきものがありそれが光の原因らしかった。意識が朦朧とし始め、クラクラとめまいが、そして人影のようなものが見える。『ありがとうございます。目覚めたら前にいるだろう悲しそうな少女を助けてあげてください』その言葉を最後に僕は倒れた。
目を覚ますとそこには知らない世界が広がっていた。ゲームのような世界。前の少女を助けってそんなの……
そこにはいかにも悲しそうな少女がいた。この子か? 「あっあのっ」少女はこちらを振り向いた むっ昔みたいに喋れない。これがコミュ障かっ「だっ大丈夫ですか……」「…………大丈夫よ ありがとう」え?これで終わり?でも…………「あのっなっ名前は?」 「フリア・キア エルフの中のシアター族よ」「そう」「あなたは?」「 僕は春馬、佐城春馬」「そう、変な名前」そうかなぁ 「こんなところでなにしてるの?」「空を眺めていたのよ」 「フリアっここで会ったのも何かの縁だし、どこか行かない?」「お金持ってるの?」 あ…………持ってない。「いいわ。あなたに付いて行ってあげる」フリアは無表情でそう言った
- 感情の無い彼女との物語2 ( No.1 )
- 日時: 2017/10/21 17:03
- 名前: 露亞 (ID: oN6CkR3P)
「と、言ってみたもののどこに行けばいいの?」「…………」確かに。「外に出たいなら許可を取らないと」「許可?」外に出るのに許可なんてどんな国だよ。「許可は去年ぐらいからなんだけど、王女様が国民に会いたいって言うから顔を見せてから行くの」「へぇ」色々あるんだ「じゃぁその王女様………」「アリワ様」「アリワ様のとこに行って隣町に行こう」どこの隣町か知らないけど
そしてアリワ様のとこへ行くことになった。「私この町から出るの初めて。村もこの町にあったから」ん?「じゃぁなんでその村に行かないの?」そう聞いた瞬間フリアが何か驚いた顔をしていた。「どうしたの?」「あれなんで私……村?」表情が前の無表情に戻った。「なんでいつも無表情なの?」 ちょっと間をあけフリアは言った「無表情じゃない。無感情よ」「私達は感情がないの。あったんだけどね」そう言ってる内に目の前に城があった。そこにはいかにも狩人や漁師の格好をした人達が列を作っていた。「外に出ないと獲物は取れない。常識でしょ」「そうだね」しばらく待つとアリワ様らしい女性が見えた。そしてついに僕達の番が来た 「汝、何処へいくのか?」「ちょっと旅に」そう言ったらアリワ様は立ち上がり『旅!旅とはなんじゃ?」「え?」そして旅について話し許可をもらった。「汝、シアター族じゃな。大変だったろう。たまには帰ったこいよ」
フリアは静かに頷き隣町を目指した
- 感情の無い彼女との物語3 ( No.2 )
- 日時: 2017/10/23 16:04
- 名前: 露亞 (ID: oN6CkR3P)
「そういえば隣町ってどこ?」……さぁね 「隣町……とはサキラのことか?」いきなり声をかけられた。見るからに狩人だった。鳥を担いで銃を背負っていた。「そこはどこですか?」「えっ西にずぅーーっと進んだらあるだ」「ありがとう」 「そういえば、無感情とか言ってたけどどう言うこと?」「私の村が焼けた。その時に無くなった感情が。私の親もそれで」「私以外全員死んだわ」その表情は少し悲しそうで儚げだった。「そうこうしてる内に着いたよ」そこはとても……とてもピンクだった
「お客さんここは桃町絶対ピンク色のものしか持ち込んではいけないよ」どんな町だよっ!どんなけピンク好きなの?ピンクだらけの芸能人は見たことあるけど……確かにここの人は髪も服も目も全部ピンク。目が痛いぞ。
「ピンクかそんなものは持ってないんだけど」「じゃぁうちの店のを貸すこの町にいる間はそれを着ろ」ありがとうと言ったらいいのかもわからない。フリアは女だからいいけど僕はどうなんだよ。フリア超ピンク似合ってる。いつもは白の露出度の高い服を着てる。今着てるのは全身ピンクのフリフリのワンピ。僕は外国人が舞台できるような服。動きにくい。今日はここに泊まるのか……
- 感情の無い彼女との物語4 ( No.3 )
- 日時: 2017/10/23 18:37
- 名前: 露亞 (ID: oN6CkR3P)
思った通り宿も部屋も真っピンクだった。暗くしても何故か明るい。こんなんじゃ寝れない。フリアはすでに寝ている。まぁいいか寝よ。 僕はこんな夢を見たある村が焼けて娘がひとりぼっちになると言う。その夢はフリアの過去にそっくりだった
起きて目が覚めたら目が痛かった。もうやだこんな町早く出たい。宿には歯磨き、歯磨き粉が備え付けてあった。歯磨き粉を出すとやはりピンクだった。ご飯もピンクでも味は卵焼きのまま。なんか気持ち悪い。
- 感情の無い彼女との物語4 ( No.4 )
- 日時: 2017/10/23 18:42
- 名前: 露亞 (ID: oN6CkR3P)
思った通り宿も部屋も真っピンクだった。暗くしても何故か明るい。こんなんじゃ寝れない。フリアはすでに寝ている。まぁいいか寝よ。 僕はこんな夢を見たある村が焼けて娘がひとりぼっちになると言う。その夢はフリアの過去にそっくりだった
起きて目が覚めたら目が痛かった。もうやだこんな町早く出たい。宿には歯磨き、歯磨き粉が備え付けてあった。歯磨き粉を出すとやはりピンクだった。ご飯もピンクでも味は卵焼きのまま。なんか気持ち悪い。「この町もそろそろ出るぞ」「やっとか…………」いろいろ疲れた「次は緑の町らしいわよ早速行こう」フリアはこう言う一色系の町が気に入ったらしい
- 感情の無い彼女との物語4 ( No.5 )
- 日時: 2017/10/24 20:37
- 名前: 露亞 (ID: oN6CkR3P)
思った通り宿も部屋も真っピンクだった。暗くしても何故か明るい。こんなんじゃ寝れない。フリアはすでに寝ている。まぁいいか寝よ。 僕はこんな夢を見たある村が焼けて娘がひとりぼっちになると言う。その夢はフリアの過去にそっくりだった
起きて目が覚めたら目が痛かった。もうやだこんな町早く出たい。宿には歯磨き、歯磨き粉が備え付けてあった。歯磨き粉を出すとやはりピンクだった。ご飯もピンクでも味は卵焼きのまま。なんか気持ち悪い。
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