複雑・ファジー小説

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Halloween rhapsody/ハロウィン狂詩曲
日時: 2017/10/25 21:32
名前: ソラ (ID: 3JHCIeEH)

「…ねえ。1日だけでいいの!!お願いっ…体を…貸して…。」

______________________________Halloween rhapsody 第1話______________________________________


私がその話を聞いたのはちょうど3年か4年か前の事だ。
「ハロウィンの夜は、仮装した子供に混じって本物のお化けが来る」
…作り話。そう捉えた私の脳は、接してその決断を鈍らせなかった。
本物のお化け?馬鹿らしい。お化けなんていない!実際、お化けを見たなんていう友達はいない。
本物にお化けがいるってんなら、友達の一人や二人くらい見ていてもおかしくないはずだ。
絶対にいない。
幽霊?お化け?そんなもの、信じない。

ナグモ「あー…ルナ!そこのジャックオランタン、もう少し右!…んー、違うなあ…やっぱ元に戻して!」
ルナ「…ナグモ先輩…流石にそれは気合入りすぎです。ハロウィン前夜祭だし、まだ時間は…」
ナグモ「いーやっっ!!その… 「まだ時間はー」が!!命取りになるの!」
ルナ「はぁ…。そうですか…でも、楽しみです。ハロウィン前夜祭の夜は、学校も煌びやかですし。」
ナグモ「本当よね!いつもは勉強だ勉強だって監獄みたいな場所も、一夜限りは幸せの場所よ。」
ルナ「まあまあ…ハロウィン前夜祭が終わったら、ハロウィン祭ですよ!」
ナグモ「そーーなのっ!楽しみよね!ねっ!あー、私の思いをわかってくれるのは貴方だけよルナ!」
ルナ「あは……あ、もう6時です…明日に備えて今日は寝ましょうナグモ先輩!帰りましょう!」
ナグモ「ええ!それじゃっ、バイバーイ!」
__________________________________________________________________________________________

ルナ「…もう7時じゃん…あーあ、公園の飾り付けなんて立候補するんじゃなかった。」
学校の命令で「公園の飾り付けしろー!」って言われて仕方がなくやってあげてる。
???「…いいなぁ…」
ルナ「ん?…子供…?危ないよ!もう夜だから!」
???「うわああああっ!お化けえええええええええええええええっっ!!!」
ルナ「えええええええっ!?ちょ、違う!違うからぁー!人間!人間よ!」
???「ほっ…って、人間!?私が見えるんですか!?」
ルナ「いやあの…見える、って何言ってんの!見えるよ!」
???「あ…びっくりしました。お化けさん達が私をお化けにしに来たのかと…早く天国行きたいなぁ…」
ルナ「…??あの…話が見えないんだけど…」
???「へ?だって、貴方も地縛霊なんでしょ?私が見えるなら、まず人間じゃない……あれ?でもさっき…」
ルナ「私は人間だよ!正真正銘、人間!私はルナ。貴方は?」
リフ「にっ、人間…!?やだなぁ冗談なんてぇ…私はリフ。思いを残して地縛霊になってます。貴方は?」
ルナ「え、だからルナ…」
リフ「違いますよ!地縛霊ですか?それとも…浮遊霊さん?」
ルナ「…人間、だってば。」
リフ「…冗談じゃあ、ないんですか…?」

私がその子と出会ったのが間違いなのか、その子は私に条件を出して来た。

リフ「貴方の体を…1日だけ貸してください!その代わり、1日だけ貴方も地縛霊体験できますよ!」




_____________________________Halloween rhapsody 第2話_______________________________________


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