複雑・ファジー小説

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幽霊さん、こんにちは。
日時: 2017/11/25 22:52
名前: クロ (ID: T32pSlEP)

「はぁはぁ…な、なあもうやめようぜ。ホントにヤバイよ…」
「なにいってんだよ!心霊映像録って、動画投稿して有名になるんだろ!」
「そ…そうだけど…」
「ほらさっさといくぞ!」
二人は心霊映像を録りに、ある屋敷に来ていた。
15分ぐらいすると、すこし開けたところに出た。
「あった。ここだよ。例の幽霊屋敷。」
「う…うん…」
そこは、昔、ある大家族が住んでいる家だった。その家族仲がとても良く、いつも家族の笑い声が聞こえていたそうだ。しかし、ある日、その家族は全員殺害されてしまった。裕福だった家族の家に、金目当てに家に強盗が侵入したのだ。強盗は、捕まったあと、「姿を見られ、警察を呼ぼうとしたため殺した」と、話したそうだ。
その後、強盗は釈放されたあとに、事故死。そして、家族の屋敷に入ったものは、不吉なことが起きると言う噂がたち、屋敷は「家族呪いの屋敷」と呼ばれるようになった。
「じ、じゃあ入るぞ!」
「うん…」
キキキキィィィー
ドアのきしむ音と共に、屋敷の中の冷たく重い空気が体にまとわりつく。誰も来ていないせいか、少しカビ臭い。
中に入り10歩ほど歩くと突然、
バンッ
と、入ってきたドアは勢い良く閉まり、
カチッカチッカチッカチカチカチカチカチ
と、屋敷の部屋の扉はドアノブがカチカチと音をたてている。
「も、もう帰ろう…」
「そ、そうだな…」
そうして振り返ったとき、
うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
髪は乱れ、顔半分は血だらけ、服はボロボロで中に浮いている女の顔が目の前にあったのだ。
「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!」
「すっ、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
バタバタと、音をたてながら二人は逃げていった。


「アハハハハ!今日は特に面白かったね♪」
「そうそう!なにあの顔!ちょー面白い!」
「でもあんま幽霊なめないでよね!ププ!面白かったけど♪」

ここは幽霊屋敷。
誰もが恐れる「家族呪いの屋敷」
その屋敷に住む愉快な幽霊たちの話。


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