複雑・ファジー小説

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革命ロボット大戦争
日時: 2017/12/23 06:43
名前: 狐☆ (ID: D28jR39t)

革命ロボット大戦争まとめ

20××年
人とロボットの戦争の時代
この僕、真一も戦場に出ていた
純二等兵・・・そこまでえらくもない・・・か
兵と言っても特にすることはない
さて今日は何をして暇をつぶそうか
外には出られない、何故なら緊急時に対応できるようにしているからだ
まぁもう戦争は勝ったようなものなのだから外に出てもいいような気がするが
死者3全部隊約10000この数字が何を表すかそれはロボットは人間に勝てないと言うことだ
所詮ロボットなど人間が作り出した機械に過ぎないのだから創造者である人間に勝てるわけがないのだ
「おーい真一—」   虎丸だ 虎丸は俺と同じ純二等兵で俺の親友だ 虎丸が大声を上げてどうしたのだろうか
「どうした虎丸」俺は不思議になり聞き返す「大変だ! 機械室が強力なロボットに破壊された!」
「はぁ」恐らく冗談だ「下らない冗談はよせ虎丸」俺はあきれたように言う「本当なんだ!信じてくれ!」
虎丸がそう言った時緊急アラームがなった・・・
放送が入る「突然強力なロボットが現れました! 今わかっているだけで死者163名!直ぐに戦場に駆けつけてください!」
突然のことにこの基地の中にいる者は理解ができなかったようだ
暫くの間沈黙が流れる しかし、一分ほどすると皆が状況を把握し、支度を始めた
俺らに与えられるのはライフル銃・ハンドガン・ナイフ・ライフルの玉100発・ハンドガンの玉500発のみの粗末な装備だ
俺らは純二等兵なのだから仕方がないが・・・とにかく今はそんな事考えている場合ではない
その時に虎丸の言葉が脳内を駆け巡る
そうだ!ここの機械室が強力なロボに破壊されたって・・・   ドーン
そう思ったのもつかの間だった 機械室の頑丈な壁を破りロボが現れた 虎丸が焦りながら言う「こいつの存在を忘れていた!」
三メートルはある 
勝てるのだろうか・・・逃げ回っている内にそんな考えが浮ぶ いや無理だ逃げるしかない!
そんな時一人の女兵に出会った俺は警告する「逃げて下さい!あんな化け物倒せるわけがありません」
その時その女兵は凄まじい速さでそのロボに突撃し、ナイフでロボを一瞬で破壊した・・・
生き残りの俺と虎丸はあっけにとられるそんな俺たちをよそにその女兵はこちらを振り返る
「大丈夫?けがはない?」その女兵は語りかける俺は答える「大丈夫・・・です」
その時その女兵が胸元に付けているバッチに目がとまる 翼のバッチまぁこの軍隊に入っているのだから当たり前なのだが俺たちがあっけにとられたのはその色だプラチナ・・・特待特別一級兵・・・今軍隊の中に一人しかいないので直ぐに名前は分かった千尋さんだ
虎丸も直ぐに分かったらしい声がおどおどしている「あの・・・助けていただいて・・・
ありがとうございます・・・」そんな虎丸に千尋さんは笑顔で答える「どういたしまして」ここで僕は一番気になっていたことを聞いてみることにした 「あのロボは何だったのでしょうか」普段ロボは一メートル〜二メートルほどの大きさなのだ「わからないよ 突然巨大化したらしい」
そんなことがあるのだろうか ロボットは生き物のように突然変異などはしない さらにその様な機能は現段階での人間の技術では不可能なのだ
虎丸がおびえた声で言う「取りあえずここは危険だ・・・早く本部に行こう」俺は虎丸の意見に同意した それは千尋さんも分かっているようだ
俺達は本部へ急いだ・・・

あれから三ヶ月後
人間の勢力はみるみるうちに少なくなっていた

迫る巨大ロボそれを皆は〃革命〃と読んだ。
ロボはどんどん強くなっていく。
しかし、それと同時にそれへの対策も生まれていた。
〃革命〃が起きているロボの残骸のアーマーを採取し、そこから最強の人間用アーマーを作るという物だ。
しかし、これには一つ問題点があった。
それは今まで人類が一回も〃革命〃に勝てていないことだった。
千尋さんは〃革命〃を倒したと思っていたが、あれは進化途中のものだったらしい
このアーマーを作るためにそんなに損害を出すわけにもいかない。
兵士の間では緊急会議が開かれていた。
誰が行くか。一人が犠牲になればいいだろうがもちろんのこと自分から進んで犠牲になるものなど居ない
「私が行きます!」
その時、一人の女兵が名乗りを上げた。
そう。千尋さんだ。
さらにもう一人声を上げたものがいた。
「俺も行く!」
虎丸だ。
俺も虎丸の性格からいって名乗り出ると思っていた。
俺は虎丸の親友だ。いかない訳にはいかない。
「では、この三人に頼んでいいかね?」
次官の大介さんが確認をとる。
「…はい」
—俺達は知らなかったんだ。この作戦の本当の恐怖を—






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