複雑・ファジー小説
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- メガネ夫婦
- 日時: 2018/02/11 10:30
- 名前: メガネ (ID: fE.voQXi)
俺の妻は超がつくほどのド近眼で瓶底メガネをかけている。
俺もド近眼だが妻はもっとド近眼だ。
でもそんな妻も元々はメガネとは無縁で裸眼視力も2.0あった。
そんな妻がなぜメガネをかけるようになったか。
- 女性生徒と会話 ( No.2 )
- 日時: 2018/02/11 11:04
- 名前: メガネ (ID: fE.voQXi)
学校に引き返し、教室に入ろうとしたときだった。
例の女性生徒が中にいた。
どうしようと思い、トイレに行ったり、足音を立てずにうろうろしてもその女性生徒はずっと中にいた。
どれくらい時間がたったのだろうか。一向に彼女は教室から出てこない。
すると声がした。
「ねぇ、いつまでいるの?早く入ってきたら?」
俺はドキッとしながらも教室に入った。
忘れ物を見つけ、教室を出ようとしたときだった。
女性生徒「ずっと私のこと見ていたでしょう?」
俺が見ていたことを気付いていた。
女性生徒「このあと暇?」
俺「暇です。」
女性生徒「お昼も過ぎちゃったし、良かったら一緒にお茶しない?」
彼女から誘ってきた。俺は断らず、一緒に行くことに。
俺は最初緊張していたが、彼女は俺の話を聞いてくれた。
ただ、一つ気になることがあった。それは彼女の口臭が強いと感じた。でもなぜか嫌な感じはしなかった。
女性生徒「私もアニメ好きよ。」
俺と趣味が合い、話が弾んだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎ気づいたら夕方になっていた。
女性生徒「こんな時間まで付き合わせてごめんね」
俺「こちらこそ、すみません。」
女性生徒「もし良かったら連絡交換しない?」
こうして俺達は連絡交換して帰った。
その日の夜、俺は彼女に連絡したらすぐに返事が返ってきて、他愛もないやり取りをした。
そして夏休み中、デートに誘ったらOKしてくれた。
- ついに彼女が出来た ( No.3 )
- 日時: 2018/02/11 11:16
- 名前: メガネ (ID: fE.voQXi)
数日後、初めてのデートに行くことに。
俺「では行きましょうか。」
すると彼女はこう言ってきた。
彼女「一緒にいるときはタメ口で良いよ。」
と行ってくれた。
そして映画館に入った。
コンタクト矯正の俺は読めないものがあったが彼女はそれを読んだ。
俺「目、良いの?」
彼女「私、視力2.0あるの」
俺は驚き、すごいといった。
彼女「メガネ、良いなぁ。」
俺「近眼は不便ばかりだよ。目が良いのうらやましい。」
彼女は少し表情が曇ったが、すぐにいつもの笑顔に戻った。
夏休みの終わる数日前のデートの日、彼女は俺の家に遊びに来た。
彼女はメガネを見た。
彼女「家ではメガネなんだ。何で2個もあるの?」
俺「1つは小学校のときから使っていたが、オタクっぽくて、しかも高校入学のときに度が進んでいたから、新たにコンタクトと一緒に買った。」
すると彼女は自分の鞄からメガネを出してかけた。
彼女「これ、だて眼鏡なんだけど似合うかな?」
彼女はそうとうメガネが好きだった。メガネをかけた彼女もすごく似合っていた。美人は何でも似合うというが本当にそう思った。
また彼女の口臭もすごく好きで嗅いでいると、安心感が出た。
- 初体験 ( No.4 )
- 日時: 2018/02/11 11:23
- 名前: メガネ (ID: fE.voQXi)
彼女と付き合って数ヵ月が過ぎた。
好きなアニメとかも一緒に見れて楽しかった。
そんなある日のことだった。
彼女は俺の家に遊びに来た。
そしてお互い顔が近くなり、ついにキスを交わした。
その流れで、プレイが始まった。
そして、彼女が上になり、俺の鼻を舐めた瞬間だった。
一気に勃起した。そしてその唾液臭で興奮が続く。
彼女「もしかして、私の口の匂い好きでしょう?」
俺は黙った。、
彼女「分かりやすいよ。」
そうすると彼女は俺の鼻を更に舐めた。
彼女「変わっているね。」
俺「君こそ変わっているよ。メガネが好きなんて。」
彼女「お互い様だね」
お互い笑った。
- 彼女の意志 ( No.5 )
- 日時: 2018/02/11 11:35
- 名前: メガネ (ID: fE.voQXi)
そして月日が流れ、俺は高校2年生になり、彼女は大学に入学した。
厳しい校則から解放された彼女は髪色を明るくして、更に美人度がアップした。
プレイ時は俺はメガネにして彼女もだて眼鏡をかけて、俺はいつも鼻を舐めたり、息を吹き掛けられる。
そして夏休みの終わる数日前、いつものようにプレイが始めようとした。
すると彼女はだて眼鏡を忘れてしまった。どうしてもメガネが欲しいので、昔使っていたメガネを貸した。
彼女「本当に近眼なんだね、強い!」
貸したメガネは度数は0.2用のメガネだったが、視力の良い彼女にとっては度が強かった。
でも彼女は外そうともしなかった。
プレイ後、彼女はメガネを外した。
俺「大丈夫?変な感じはしない?」
彼女「大丈夫、ありがとう。」
彼女の視力には影響はなかったようで今までのように見えていた。
その数ヵ月後の晩秋また彼女はだて眼鏡を忘れてメガネを貸した。
そしてクリスマスイブの日もだて眼鏡を忘れて、メガネを貸した。
プレイ後のことだった。
彼女「もし良かったらメガネ貸して欲しい。」
俺は最初は断ったが、余り使いすぎないと言うことを条件で貸した。
それから彼女はだて眼鏡を忘れることもなかった。
春休みが終わる頃、彼女はあれ?と思うことが度々あった。
- ついに彼女も ( No.6 )
- 日時: 2018/02/11 11:43
- 名前: メガネ (ID: fE.voQXi)
春休みが終わり、俺は高校3年生になり、彼女は大学2年生になった。
彼女の健康診断の前日、いつものようにデートしていた。
そして別れ際彼女はこう言った。
彼女「この先何があっても一緒にいようね、」
すると彼女は返答を待たずに帰った。
そして彼女の健康診断の日を迎え、視力検査を受けた。
その数日後、彼女から見せたいものがあると言ってきた。
待ち合わせ場所に彼女は現れた。
すると彼女はメガネをかけていた。
良く見たら俺が貸したメガネでも彼女のだて眼鏡でもなかった。
彼女のメガネをかけると近眼用の度が入っていた。
彼女「私、近視になっちゃった。」
理由を聞いたら、クリスマスイブの日以来、時々メガネをかけていたらしい。そしてある日から遠くが見えにくくなり、もしやと思ったら近視になっていたとのことだった。
俺「どうして?」
彼女は実は近視に憧れていた。でもゲームしても視力が落ちなかったからだった。