複雑・ファジー小説

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【ヤンデレ】私の存在意義
日時: 2018/08/04 15:12
名前: ミク (ID: mVHy..WT)

「私の存在意義は貴方だから。」

「ねえ、愛してるって言ってよ......」

これは存在意義を自分の手で無くしてしまった女性の物語。

「いくら探しても、見つからないの。」



..........存在意義って、何ですか?

Re: 【ヤンデレ】私の存在意義 ( No.1 )
日時: 2018/08/04 14:59
名前: ミク (ID: mVHy..WT)

暗いコンクリート造りの部屋で、血の水溜まりができていた。

そこにいるのは、一人の女性と、一人の男性の遺体。

そこにあるのは、後悔、欲望.......

真っ黒なものばかり。

黒に黒を混ぜても黒。

彼女はそれを知っていた。

何故自分が後悔しているのかも。

Re: 【ヤンデレ】私の存在意義 ( No.2 )
日時: 2018/08/04 15:00
名前: ミク (ID: mVHy..WT)

初めは私たちはごく普通のカップルだった。いや、今も普通のはずだけれど。

私達が出会ったのはまだ「黒」を知らない幼稚園児の頃だった。

回りからも微笑ましい、と見守られて何一つ不自由はなかったように思える。

今この胸の中で渦巻いている底も、出口も見えないブラックホールも存在しなかった。

その頃からずっと、私の存在意義は貴方だった。

幼稚園児の頃「よく貴方のお嫁さんにして」といっていたのもそのせいだったの。

存在意義なんて物、貴方なら気にもしないし、吹き飛ばしちゃうだろうけど

「ねえ、いつから私は貴方の視界に入らなくなったの?」






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