複雑・ファジー小説

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伝説の国(完結)
日時: 2019/08/04 17:11
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)


この物語、毎日1~3回更新します

これはある国の物語__

16世紀末期1597年 豊臣秀吉は朝鮮出兵時、ある小さな''国''を見つけた_
実在した''国''をモチーフに描かれた長き戦いの物語が今__開幕!
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序章

一五九七年〈慶長二年〉六月十九日 講和交渉決裂によって、閉ざされていた戦いが再び開幕されてしまう__それは加藤清正が朝鮮側の元助防将ソン・ヨンギルとチョ・ギョンを撃退した後イ・スンシンを銃殺し、加藤清正は当時の関白・豊臣秀吉を連れて朝鮮と明に降参を求めようと朝鮮に向かった。しかし、その途中 豊臣秀吉は病死し、加藤清正は戦いを止めることを命じた。。そんな帰り道彼らはある島(国)を見つける。

「あれは何だ?島か?」と加藤清正が黒田長政に問う。
「はい。そのようです。近づいて探索でもしましょうか?」と黒田長政。
そうして加藤と黒田はその島へ近づこうとした時、銃を二人に向ける。そして、加藤と黒田が乗る船に銃弾を放つ。
「止めよ。この船には豊臣様のご遺体があるのだ」と黒田長政。
すると、[何だ?倭国の人間か?]と島住民が。
「何だ…女真族か(後の中国王朝・清国の当時の名称)」と黒田長政。
そんな黒田と加藤の元にその島の国王がやってくる。
「ここは国です故に密入国になりますぞ?」と日本語を話す国の国王・泰万王が。
「国だと…」と加藤清正と黒田長政。。。

Re: 伝説の国 ( No.9 )
日時: 2019/08/04 17:21
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

第9話

一六〇八年〈慶長十三年〉 十二月十日

臨海君はヘトゥアラに密偵として朝鮮民族を忍ばせ、流刑へ…そして長き間1万を超える大軍を使いヌルハチは朝鮮に攻め込むが、敗北してしまう。

1608年、朝鮮と後金は敵対関係へ…それから現在はこの事件を''大敗の戦乱''と呼ばれるようになる。

一六〇九年〈慶長十四年〉

臨海君はその後流刑地を脱走し、挙兵した罪で処刑された。その最期には''泰清に気をつけろ''と。
その通りだ。この後、泰清は光海君にとっては最大の脅威となるであろう。

一六〇九年 〈慶長十三年〉七月五日

ヌルハチは明との境界線をつけ、女真の権威を示した。そして、倭、明、泰清、朝鮮が女真を恐れるようになる。


Re: 伝説の国[毎日1~2回投稿中] ( No.11 )
日時: 2019/08/04 17:22
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

第10話

一六〇九年 〈慶長十四年〉七月十二日

泰清では女真族の荒らしが絶えず、泰清は急速に崩れていった。そして泰海王は泰海殿の主・中山 煌流を使い、女真族の侵略を防いだ。

一六一〇年 〈慶長十五年〉五月三十日

日本との友好関係を築きつつ、朝鮮とも友好関係を築き、女真の様子を伺っていた泰清の元に更なる危機が訪れる。それは、泰海王の危篤だ。当時 泰海王は…49歳であったために年を召し、病にかかる。

一六一一年〈慶長十六年〉 六年九日

ついに泰海王は崩御した。しかし、国王の座に座れるような者は一人を除き誰もいなかった…
そのために彼を王位に据えた…


Re: 伝説の国[毎日1~2回投稿中] ( No.12 )
日時: 2019/08/04 17:22
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

第11話

一六一一年(慶長十六年〉六月十二日

泰清では泰海王の息子・泰元王が王位に就き、女真族を倒すことに専念し、国を平定した__
泰海王が建てた泰海殿をはじめとした建物を強化し、泰海殿の中山・煌流を国王親衛隊長に命じた。

一六一一年〈慶長十六年〉六月十五日

女真族の侵略が迫る中、中山・煌流は義兵を集め、新たに精鋭隊を作ることを泰元王に勧めた。
しかし、中山・煌流の兄であり、議臣の中山・慧文はそれに反対し、先に女真との和平を結ぶ事を勧めた。

一六一一年〈慶長十六年〉六月二六日

女真族の長のヌルハチは明への領地拡張を求めに詰問し、圧迫した。その事により、明の半分以上の領地を手に入れたヌルハチ。

その頃、朝鮮では光海君が幼い永昌大君を暗殺しようとしている事が重臣に知られ光海君に危機が訪れる。

Re: 伝説の国[毎日1~2回投稿中] ( No.13 )
日時: 2019/08/04 17:23
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

第12話

一六一一年〈慶長十六年〉六月二十七日

朝鮮の謀臣イ・イチョムと共に光海君は永昌大君を殺そうとしていた。

一六一一年〈慶長十六年〉七月一日

光海君は泰清の病弱な泰元王の後を誰も継げないように長男・泰康を殺害し、泰清を徹底的に潰そうと目論み、この日より光海君と泰清は対立するようになった。

一六一一年〈慶長十六年〉七月五日

ヌルハチの居城ヘトゥアラ城にて朝鮮と女真族は和平を組み、咸鏡道と女真南道を開通し、貿易を可能にした。

一六一一年〈慶長十六年〉八月二日

徳川家の家臣・加藤清正は徳川家康により毒殺され、日本中が徳川家康の処刑を願い出るようになり、国民からの信望を失った。

豊臣秀頼は加藤の死を誰よりも慈しんだ。



Re: 伝説の国[毎日1~2回投稿中!] ( No.14 )
日時: 2019/07/13 16:45
名前: 渾身 (ID: Xr//JkA7)

いつも「伝説の国」を見てくださっている方、誠にありがとうございます。ここで売名します。

今日、7月13日より「ゾンビ感染!」を投稿しています。
どうぞそちらの方も見ていただけると誠に嬉しゅうございます。

そして引き続き「伝説の国」もご覧ください

以上、売名を終了いたします


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