複雑・ファジー小説

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2人目の顔 
日時: 2019/10/29 21:44
名前: 橙さん (ID: m3TMUfpp)

【こんにちは。今回は新しい分野のミステリー作に挑戦してみようと思います。】




朝。太陽が顔を出し、外の気温が一気に上がり、夜の静けさがなくなる。
バイクのエンジン音と新聞をポストに入れる音が家をこだまする。

今朝の新聞はなかなかの記事だった。
なぜなら、ある一つの事件に大きく最初のページを使っているのだ。

内容は「連続殺人事件勃発 同一犯か。」というものだった。
最近、通り魔で連続殺人事件が世間を騒がせている。殺人の手口が似ているため、同一犯という説がほぼ確定している。 
犯人はうまく逃走しているのか、警察は手掛かりを1つも見つけることができていない、完璧な殺人なのだ。


新聞を見た住民たちは、みな恐怖を抱いているだろう。


     *******************************

【朝比奈 かける
携帯の目覚ましの音で目を覚ます。時計を見ると、7時を回ったところ。
昨日は体が疲れていたので、「風邪」と言って会社を休んだ。昨日の就寝時間は8時30分。11時間ほど睡眠をしているのにも関わらず、疲れは取れているどころか、増しているようにも感じた。

僕は体に違和感を感じた。鉛のように体が重く、仕事場に行く気にもならない。

十分に眠っているのにもかかわらず、疲れが取れないことが多い。
今日も「風邪」と言って2日間会社を休んだ。



僕は疲れを取ろうと、眠りについた。




【朝比奈の会社の上司、新井 太一】
昨日と今日と2日間も朝比奈が会社を休むとは、風邪はつらいだろう。そして何より、あの風邪薬を指で数えられるくらいしか使用したことのない、と自分で言っていた朝比奈が風邪とは・・・珍しい。


朝比奈からは今朝電話が来た。休むという報告をしてきたときの朝比奈の声は暗く、重かった。(多分)
どうしたのだろうか・・・


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