複雑・ファジー小説
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- 魔法少年☆彡
- 日時: 2019/12/16 15:43
- 名前: 苺の魔女 (ID: fBWLuR15)
女児向け要素を入れた特撮ヒーロー小説です。
ストーリー
高山コイシは架空のものが大好きな明るく元気な少年。ある日、スカイ・シラカワというクールな美少年が転校してきた。
2人は魔法少年となり、やりたい放題やりまくる迷惑な悪魔妖怪たちを懲らしめる!
第1話>>1-4
- Re: 魔法少年☆彡 ( No.1 )
- 日時: 2019/12/15 23:14
- 名前: 苺の魔女 (ID: fBWLuR15)
コイシ「やっべー遅刻遅刻!」
この少年は、高山コイシ。架空のものが大好きな高校1年生!
店はラーメン店で、7月23日生まれのA型。
コイシは、幻想学園に行くところである!
あ、ちなみに幻想学園は小中高まである有名なところなんだって。
コイシ「あ、あぶなーい!!」
ごっつ〜ん!!
コイシ「あいてて…ん?」
?「…」
スタスタ…
コイシ「なんだこいつ!?すっげームカつく!!大丈夫とか言うのがフツー当たり前だろ!まあいいや、早くしないと遅刻するぜ!!」
幻想学園。高等部1年α組。
「えー今日は皆さんビッグなお知らせがあります!」
コイシ「なんだ?」
「なんと、新しい友達が来ます!」
コイシ「なんだってー!!」
「さあ、来なさい」
な、なんと…その人はさっきコイシがぶつかった黒髪ロングの男子高校生?だった!
制服が男子だから男子高校生…いや、男装の麗人?もうええ、男子高校生でいいや!
「さあ、自己紹介して」
スカイ「スカイ・シラカワ。よろしく」
コイシ「え、こいつよく見たら…女の子!?」
スカイ「…男だけど何か?」
カノジョ…じゃなかった彼はスカイ・シラカワ。謎多き美少年!
6月22日生まれのAB型。ただそれだけである!
「スカイくんの席は…あ、コイシくんの隣だね!」
コイシ「え…俺の隣!?」
こうして、スカイはコイシの隣の席に座ることになった!
ここは悪魔城。悪魔妖怪という迷惑行為を犯す怪物が住んでいる浮遊船である。
メイガス「おい野郎共、野郎共!野郎共どこにいるんだ!!」
この可愛い魔法少女はメイガスちゃん。男らしい性格の俺っ娘である!
ゴスパンク衣装がステキですねぇ!
ドクガマ「ドクガマ〜!!」
ビリーグモ「ビリぃ〜グモ〜!!」
この悪魔妖怪2人組はカエルみたいなドクガマとクモみたいなビリーグモ。
ちなみにドクガマは櫻井孝宏、ビリーグモは梅原裕一郎が声を当てる予定です!
メイガス「なんだよお前ら、脅かすなや!」
ドクガマ「いやいやメイガスちゃんをびっくりさせたくてなぁ」
ビリーグモ「それで脅かしたのです」
メイガス「おら、グランギニョルの旦那が待ってるから行くぞ!」
ドクガマ・ビリーグモ「アイ・アイ・サー!!」
そのグランギニョルが…此方!
グランギニョル「待っていたぞ。上司メイガスとその新人部下ドクガマとビリーグモ」
筋骨隆々のヘビのような姿をしたこの人こそ、悪魔王グランギニョルであーる!
迫力ありますなぁ…
メイガス「んで、なんすか?またスタージェムの行方が見つかったんかいな?」
グランギニョル「ああ、見よ。岐阜県高山市のどこかに、スタージェムが紛れている。そのスタージェムを手に入れ、余の願いを叶える糧にするのだ」
ビリーグモ「それって…ラーメンで有名なあノ高山市ですか?」
グランギニョル「そうだ。ウワサのラーメン店に獅子座のスタージェムの反応がある。貴殿たちに全てかかっておるからな。ゆけ、我が忠実な部下たちよ!」
3人「ははぁ〜!!」
なんかやばいことになったぞ!?
- Re: 魔法少年☆彡 ( No.2 )
- 日時: 2019/12/15 23:53
- 名前: 苺の魔女 (ID: fBWLuR15)
その頃…
コイシ「な、なぁ、…スカイって趣味ある?」
スカイ「…アイカツ」
コイシ「へ、へぇ…意外だなぁ。俺もアイカツ好きなんだよ!アイドルの熱い努力がいいよな!」
スカイ「それより、君は悪魔妖怪が来たらどうする?」
コイシ「悪魔妖怪?ああ、あのインチキ商売とか窃盗してるヤツらだよな」
スカイ「僕はそいつらが許さない。あいつらだけは…」
コイシ「にしてもお前、スポーツも勉強も出来るんだな!凄いぜ!」
スカイ「…大したことない」
コイシ「てか、そんなに悪魔妖怪のこと嫌いなのか?」
スカイ「当たり前」
コイシ「なんかお前悲しそうだな…。あ、そうだ!俺ん家でラーメン作ってやるよ!」
スカイ「え?」
そして授業が終わり、学校の帰りにコイシはスカイを連れて家へ向かったのだ。
コイシ「俺ん家はね、ラーメン屋なんだ!父ちゃんの作るラーメンすっげぇ美味いんだぜ!だからスカイも絶対喜ぶに違いないのだー!!」
スカイ「…ラーメンはカロリーが高いけどね」
コイシ「なんだよ!俺のおすすめはチャーシューメンだぞ!チャーシューメンは世界一美味いから食べてみなきゃ分かんねぇだろ!!」
スカイ「はぁ…君は眩しい」
コイシ「ん?何か言ったか?」
スカイ「…なんにも」
その頃、悪魔妖怪たちは…
ドクガマ「さてさて今日の悪魔妖怪は…コイツやぁ!!」
ボーボーサル「どうもー!ボーボーサルでーす!」
今日の悪魔妖怪、ボーボーサルの元ネタは高山市で有名なお土産のさるぼぼ。ぼぼは毛のことでなく赤ちゃんという意味でなぜ「さる」なのか…「多分悪い奴は去れ」という意味かな?
でもこの悪魔妖怪はさるぼぼとあんまり関係が無い毛を自在に操る正直迷惑な奴でーす!
メイガス「これさるぼぼじゃねぇか!」
ビリーグモ「いえ、ボーボーサルです。ぼぼじゃネーミングセンスないですからねぇ〜」
メイガス「マジかよ…。けどスタージェムを集めるならそうするしかないな!!」
ドクガマ「せやな!よし、スタージェム集めに行くで!!」
メイガス「よーし、野郎共!行くぞ!!」
ドクガマ・ビリーグモ「アイ・アイ・サー!!」
その頃〜♪
スカイ「これが…ラーメン」
コイシ「おう!特性チャーシューメンだ!!」
スカイ「いただきます」
オショクジチュウ…
スカイ「脂質が多すぎるが…普通の人には美味と感じる」
コイシ「え、それって美味いってこと?」
スカイ「…普通」
コイシ「なんじゃそりゃ」
スカイ「どうしてラーメン店を開いた?」
コイシ「ああ、うちの父ちゃんがラーメンのこと愛してるからそのまんまラーメン店作ったんだよ!」
「キャー!!」
コイシ「なんだ!?」
スカイ「…まさか!!」
コイシ「おいスカイ!?」
スカイ「やはり悪魔妖怪か…!!」
いきなり高山市にボーボーサル登場!ほら、毛でみんなこんがらがってますよ!
ボーボーサル「あ♪こんがらがぁ〜る♪こんがらがぁ〜る♪」
コイシ「えぇ!?悪魔妖怪!?」
メイガス「さぁスタージェムはどこだぁ!?」
コイシ「スタージェム!?」
スカイ「星の宝珠…それを悪魔妖怪の手に渡してしまえば永遠の絶望が来る…!」
コイシ「な、なんじゃそれ!?」
メイガス「ん!?なんだワレェ!?」
コイシ「おい!迷惑起こすのやめろ!!」
ドクガマ「何言っとんや!スタージェム見つけるまでやめま10!!」
コイシ「それというなら帰れま10だろ!!」
ビリーグモ「とにかく我々はスタージェム探しに凝ってるんですよ。邪魔しないで下さい」
スカイ「スタージェムは君たちには渡さない…!」
ビリーグモ「ねんねしなさい!」
コイシ「危ない!逃げるぞ!」
スカイ「えっ…」
ここは一先ずコイシの店に撤退and状況を聞く!
コイシ「なぁ、スカイ…あいつら一体何なんだよ?」
スカイ「ヤツらはスタージェムを集め、悪魔王の願いを叶えるのが目的…。
その目的は、永遠の絶望…」
コイシ「なんかヤバそう…!」
スカイ「僕はスタージェムを回収している。そして、ヤツらに復讐するために…」
コイシ「あーあー!分かった分かった!!で、そのスタージェムは…」
スカイ「…!」
なんということでしょう!店の置物の先端にスタージェムらしき赤い宝石が!
コイシ「ん?これのことか?おわっ!」
それだけではありません!そのスタージェムはコイシを選んだのか眩い光を放ち、マジカルスターコンパクトを出したのです!
コイシ「なんだこりゃ?」
スカイ「マジカルスターコンパクト。魔法少年に変身するもの。まずは…見てて」
コイシ「お、おう…」
スカイ「スターリンカネーション!!」
スカイがそう叫ぶと魔法の青いリボンがスカイを包み、星の力を持つ魔法少年へと変えるのど!
コイシ「お、おお…」
そしてスカイは蟹座の魔法少年ルキノとなるのだ!作者いわく、デザインモチーフは魔法少女だそうです。
ルキノ「やって」
コイシ「え?これにさっきの言うのか?」
ルキノ「分かったからやって」
コイシ「おう!スターリンカネーション!!」
コイシがスターリンカネーションと叫ぶと、魔法の赤いリボンが彼を包み、魔法少年ネメアへと変身するのだ!
ネメア「おおー!かっけー!!というかなんか魔法少女っぽいなぁ…」
獅子座の魔法少年ネメア。デザインモチーフほマーチングバンドである!
ルキノ「行くよ」
ネメア「おう!」
- Re: 魔法少年☆彡 ( No.3 )
- 日時: 2019/12/16 15:38
- 名前: 苺の魔女 (ID: fBWLuR15)
さて、ついに…!
ドクガマ「どこにもスタージェムありゃへんやん!!」
ビリーグモ「も〜どこですかぁ?」
ネメア「そこまでだ!悪魔妖怪!!」
メイガス「!?」
ドクガマ「あ、ああ…あれって…」
ネメア「お前は誰だ!?」
ルキノ「月を守護に持つ蟹座の魔法少年ルキノ、推参!!」
ネメア「太陽を守護に持つ獅子座の魔法少年ネメア、見参!!」
メイガス「ま、魔法少年だとぉ!?」
ネメア「毛を撒き散らしてこんがらがろうとしてるそこのお前!人に迷惑なことをするなんて俺のプライドが許さねぇ!!そんな髪の毛は燃やしてやるぜ!!」
ビリーグモ「はい!?」
メイガス「ふん、燃やせるもんなら燃やしてみな!ボーボーサル!!」
ボーボーサル「あいよー!」
コイシ「うわぁぁ!!」
ルキノ「月姫」
説明しよう!月姫とは、刀型のステッキである!
で、そのステッキは魔法少年たちの武器であるのだ!
ルキノ「はぁっ、やぁっ!」
コイシ「すげぇ…攻撃を剣で弾いてやがる…!」
ルキノ「続け!」
コイシ「お、おう!えっと、スカーレットパンチ!」
説明しよう!スカーレットパンチはグローブ型のステッキである!
ステッキは本人の性質に影響を持つことがあるので、向いてないステッキはないとか。
ビリーグモ「相手ですよー!」
ネメア「スピキュールパーンチ!!」
ビリーグモ「あぎゃぁ〜!!」
ドクガマ「可愛い男の娘やなぁ〜!」
ルキノ「クレセントスラッシュ!」
ドクガマ「あ痛ぁ〜い!!」
メイガス「てめぇら何やってんだ!!こうなったらボーボーサルやれ!!」
ボーボーサル「かしこま!」
ビリーグモ「それプリパラのネタです!」
ボーボーサル「いくぞぉ!ロン毛攻撃!!」
ネメア「うわぁっ!!」
ルキノ「くっ…!」
ドクガマ「いゃあ〜ええですわぁ。拘束してるだけで興奮するでぇ〜!」
ビリーグモ「ですよねぇ〜!」
メイガス「ドアホ!!何いやらしい目で見てんだコノヤロウ!!」
ドクガマ「いったぁ〜い!か〜ら〜の、テヘペロ!」
ネメア「しょうもねぇネタ入れんな!!」
ドクガマ「うっせぇな!これは特撮の雰囲気とテイストをひっくり返したやつなんだよ!」
ルキノ「と、言うわけだ。けど…!」
しゅぱっ
ボーボーサル「ええ〜!?」
ネメア「すげー!よーし、俺も!!」
ブチッ!
ボーボーサル「あー!!俺の髪の毛がー!!」
ネメア「よーし!トドメだ!」
メイガス「く、来るか!?」
ネメア「…」
シーン…
ネメア「どうやるんだっけ?」
ルキノ以外「ぽっぴーん!!」
ルキノ「はぁ…」
ネメア「あ、そっか!ここは必殺技だよな!!行くぜ!!」
獅子座の魔法少年ネメアは、マジカルスターコンパクトにパワーを溜め込むと、必殺技が放てるのだ!
ネメア「いくぜ!レオ・レッドハート!!」
バキューン!!
ボーボーサル「なんてこった…髪の毛とすね毛のセットわ〜すれちゃったよ〜!メリーバッドエンドーーー!!!」
ちゅど〜ん!!
悪魔妖怪は魔法少年に殺されると、再び魂だけになるのだ。
このまま成仏すればいいのだが…。
ルキノ「悪魔妖怪は魔法少年に殺されると、再び魂だけになる」
ネメア「へぇ〜。成仏されるといいな!」
その頃、あの3人は…
グランギニョル「何?獅子座の魔法少年が?」
メイガス「そうなんだよ!魔法少年が増えてさぁ!もうタジタジですわぁ!!」
ドクガマ「なぁ何か対策考えましょうよ〜」
グランギニョル「少し考えさせたまえ。だがまずは…」
パチン
トールギス「はーい!お呼びですかー?」
ビリーグモ「あ、これって…」
トールギス「獅子座のスタージェムが魔法少年の道具になるなんてごんごどーだん!
と、いうわけで…It’s 虐ターイム!!」
3人「ひえ〜!虐待だけはお許しを〜!!」
トールギス「今日の虐タイムは高山市にちなんで激辛ラーメン10杯食べるのでーす!」
メイガス「10杯にしては器デカすぎだろ!!」
ビリーグモ「こんなに食べれませんよ〜!!」
ドクガマ「普通のラーメンにしてくれ!!」
トールギス「はいっ!食べ〜る!!」
3人「そんなぁ〜!!」
- Re: 魔法少年☆彡 ( No.4 )
- 日時: 2019/12/16 15:41
- 名前: 苺の魔女 (ID: fBWLuR15)
コイシ「スカイってすげぇよな!魔法少年になれるなんて!でも俺はもっとカッコイイのが良かったぜ〜」
スカイ「魔法少年はそういうもの。けど、これからも悪魔妖怪はスタージェムを狙ってくる。だから、一緒に…戦ってくれる?」
コイシ「おう!もちろんだぜ!」
スカイ「…ありがとう」
コイシ「あ!今笑ったな!?」
スカイ「いや、なんでもない…」
こうして、2人の戦いが始まったのだった…
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