複雑・ファジー小説

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フクザツをわけあう
日時: 2020/03/14 22:16
名前: カイロ (ID: .NNGa7WF)

はじめまして、カイロです。
日本人なのに日本語が下手で困ってます(笑)

これ、あれなんです。
登場人物が年の離れた男女だから、フクザツ。
離れたっていっても、高校生(16)と26才の10差なんですが…。
が、社会の倫理、常識どーちゃらこーちゃらにうるせえ!って立ち向かうみたいな(雑)
関係性的に、イケメンDK×女子教師ってよくない?
なんてのも思ったんですが、中学生日記臭だし、何ならパクリやん…。ってことで却下。

最終的には
学校に通うことをバカバカしく思う、スカしたDK×補聴器とともに生きる、難聴の女性(26)に決定。いや、ノープランすぎて不安しかないんですよ。

「フクザツをわけあう」ってなによ…。自分でも思います。
かんたんにいえば、年下攻めってやつをテーマにしたいだけなんです。
思春期真っ盛りなDKと、きれいなお姉さんが意識し合う…。それがツボで。
でも、妄想だけやと頭から抜けてまうしな…。
と考えたところ、ウェブ小説に頼ってみるかとひらめきました。

それが、数年ぶり、小説カキコに挑戦したいと思った理由です。
才能、文章力、一切ありません。
バカっぽい言葉づかいから、すでに滲んでますよね(笑)
これでも占ツク、コメディライトでは何度か作品作ってました。
…賞?
そんなもの、取れるわけなかった!
ほんまに凡人です。凡人の文章なんです、アンチさん…豆腐メンタル野郎なので誹謗中傷は甘口めに頼みもうす。

思いついたことを、いきあたりばったり、好きなように動かしていきます。
どっかで聞いたような表現のオンパレードになる気しかしません。
ですが、長い目で暖かく見守ってあげてください。



Re: フクザツをわけあう ( No.1 )
日時: 2020/03/14 22:37
名前: & ◆DIATKejLcc (ID: .NNGa7WF)

(※カキコ作家さん、改行ってなんぼにしてます?そっから教えて下さい…。)



世の中は脆弱だ。

民衆は、あっけなく意見変える。

しきたり、いにしえで守られてきたジョウシキ。

…いくつ残り、いくつ消えた。

そうやって、新時代は生まれる。

諸行無常に。

美の基準、偉いと愚かの基準。

すべてが脆弱。

いつの時代も手のひら返し。

鶴のひとこえで、ものさしは変わる。

…だから思う。

ただしい、間違っている。

快楽、苦しみ。

幸せと不幸。

すべてが自分次第であると。

自分で決めてしまえばいいのだと。



だからあの日彼女の手をとったこと、後悔していない。


Re: フクザツをわけあう ( No.2 )
日時: 2020/03/14 23:18
名前: カイロ (ID: .NNGa7WF)




ファンッ。

クラクション音の響きで、頭を上げた。

目先を通過する、特急電車。

ふと、昨夜見たドキュメント番組がよぎる。

プロボクサーは、電車のラベル、ナンバーがあの一瞬だけで分かるらしい。

分かれたのなら嬉しかったが、そのような挑戦は諦める。

左耳を守る、白護衛の存在を確認する。…補聴器を、少しかっこよく言ってみたかっただけなのだけど。

通り抜け、地下鉄一体にふきぬける弱風。その温度は、わずかにあたたかい。

黒のスリット、白ブラウスで身をつつむ女性は、合図のようにしおりをなぞる。

ありがとう、感謝し読みかけの本を閉じた。

瞬く瞳は、控えめな黒でラインなぞられている。

平行になるよう、整えた眉毛は前髪に隠れ、脇役。

必要最低限の化粧をし、極力目立たないよう生きる。

迷惑をかけたくない、重荷になってたまるものか。…そんなこと、自分がしんどい。

…私のすべては、そこだった。

ホームの座席もと、閉じられる足を見下ろせば、いつしかお邪魔されていた埃を半笑いではらった。

…そして、笑みは消える。

友人、職場仲間は、親元を離れ暮らしている。

それどころか、家庭の大黒柱になって、愛しい我が子を守って。

…なのに私は、今日も母に行ってらっしゃいを微笑ませた、送り出された。

思い出し、喉元が痛くなる。

内定が決まったとき、自分への劣等感は消しされたと思っていた。

滑舌の悪さで、虐げられてきた学生時代。

両親は、引きこもる私でも娘と愛してくれた。

…恩返しがしたい。

せめて、社会に出て、両親を大切にしてくれる男性とめぐりあいたい。孫の顔を、いつか見せてあげたい。

それだけが目標だった。

…声をあげられないことが、辛い。

今日はどの場所に、触れられるのだろう。

…部長だと慕われる、父世代の中年男性。

はじめはすごく、尊敬していた。

仕事を任されたかった私を、見つけてくれた方だから。

…けれど、いつしか知った。

あの優しさは、何も私を部下にしようとしていたためでなかったこと。

色黒な太指を思い出し、背筋は凍る。婚約指輪を目にするたび、思い知る。…あの人、あいつは、人間の底辺と。

…仕事帰りは、何度も何度も、体を洗う。

汚い、汚い、汚い。

…でも、触れられない私に価値なんてない。

お払い箱は御免だ。

…両親に、恥ずかしい写真を送りつけれられるのも御免だ。

だから今日も耐える。

「もし、願いを一つだけ叶えられるなら…。神様、私にあの男、殺す力をください」



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