複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

仮面雫 【短編集】
日時: 2020/04/07 20:00
名前: 菖濃 (ID: NtGSvE4l)

初めまして、菖濃と申します。
以前別サイトでコソコソ活動しておりましたので、知ってらっしゃる方がいると嬉しいです。
気ままに更新していきますので、閲覧いただければ作者飛び跳ねて泣くかも…。

episode1>>01

Re: 仮面雫 【短編集】 ( No.1 )
日時: 2020/04/07 19:58
名前: 菖濃 (ID: NtGSvE4l)

episode1 彼女





絢香さんは、いつも私達のことを気にかけてくれる。分かりやすく言うと、身寄りのない私達を可愛がってくれる。とっても優しい人だ。
毎月13日、私達…弟と私が住んでいる“特別養護施設”という所の職員さんが「絢香さんが来たよ」と声をかけてくれる。急いで階段を降りていくと、そこには私服姿の絢香さんが居た。「久しぶり!」と勢いをつけて飛び込むと、ほんのりと優しい香水の香りが宙に浮かぶ。…この瞬間がいつまでも続けばいいのに。そして、親の居ない私にとってそれは一種の楽しみでもあった。ある日、弟が亡くなった。職員さんが言うには“白血病”。それを聞いて、絢香さんは駆けつけて来た。あんまり聞こえなかったけど、「ごめんね…」って言ってた気がする。なんで?




______________________

弟の死を聞いて駆けつけた彼女。
彼女は2人の実の母親であり、「ごめんね」と言っていたのは息子を亡くした悲しみから生まれたものである。
(語り手が子供なので、少々文が拙いです。なんかスミマセン)





Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。