複雑・ファジー小説

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専属メイドは溺愛されます! ディアム編
日時: 2020/05/18 08:23
名前: はな (ID: obDW75wI)

この物語は、ディアム・エハロティス編です。よろしければ、この物語の第二王子ルーカス・ア・ネースト編(題名 専属メイドは第二王子に溺愛されます!)もあるので、是非読んで見て下さい。ディアム編とルーカス編とは内容が異なります。

登場人物
マーガレット・レミニュ
レミニュ伯爵家の長女。レミニュ伯爵家の家は代々エハロティス侯爵家に仕えている。ディアムの幼なじみで、専属メイド。趣味は読書と、裁縫。性格はマイペースでおっとりしている。運動神経は壊滅的に悪い。
ディアム・エハロティス
エハロティス侯爵家の長男で、魔法師団長の息子。第二王子の側近。得意魔法は氷魔法。
ルーカス・ア・ネースト
ネースト王国の第二王子で、側妃との子供。頭が良く、運動神経も良い。兎に角、完璧な人。
リアム・アローン
アローン公爵家の長男。アローン公爵家の当主は宰相を務めており、リアムは宰相補佐。第二王子の側近
アンドリュー・スミファ
スミファ伯爵家の次男で、父は騎士団長。剣の腕前はこの国で一番か二番に入る。同じく、第二王子の側近

Re: 専属メイドは溺愛されます! ディアム編 ( No.1 )
日時: 2020/05/21 22:55
名前: はな (ID: obDW75wI)

「ディアム様?なにをしているのですか?」
「なにって研究だよ?」
「なんの研究ですか?」
「秘密だよ。」
私の名前はマーガレット・レミニュ。レミニュ伯爵家の長女。
今、私と喋っているこの美形は私がつかえている主のディアム・エハロティス様で、幼馴染。ディアム様の専属メイド。ディアム様は私の名前を呼ぶ時は、愛称のメグって呼んでいる。私の家系は代々ディアム様のエハロティス侯爵につかえている。エハロティス侯爵家の当主様は、魔法師団長で、その息子であるディアム様は魔法の腕は良い。

「部屋、少しちらっかってますね。部屋片付けますよ。きゃっ、痛たた。ディアム様が片付けてないから私こけてしまいましたよ!」
「いや、そこなにも置いてないとこだよ?メグがドジだからだよ。」
「私はドジではないですよ?」
「なにいってるの。昔、お茶淹れる練習するから飲んでって言って、手があたってポットが今まででいくつ割れたと思ってるの?」
「いくつでしたっけ?」
「20は、余裕でいってるよ。」
「そうでしたっけ?覚えてません!」
「メグらしいよ。」
「あっ、そういえばディアム様は学園に行くんですよね?私はどうしましょう。専属メイドとしていくのか、生徒としていくのか。でも、卒業した方が有利なんですよね。」
「なにに有利なの?」
「それは、結婚ですよ。私も結婚しないとダメですしね。」
「でも、、、俺の、、、、、。どうしようかな?」
ブツブツ言って、全然わからなかった。
そういえば、学園はメイドは連れていきたい人だけなんだよね。
「うーん。じゃあ、メグは入学したら?で、自分の事は自分でやるよ。」
「でも、私はメイドですよ?」
「じゃあ、メイドの仕事もしつつ、学園に通うことにしたら?」
「はい!頑張りますね。」
「メグが可愛い。メグの事好きになった人がいたら、どうしようかな?」
「ん?ディアム様。何言っているのですか?」
「なんでもないよ。」
「そうですか。」
何言ったか分からなかったけど、学園に通えるんだ。嬉しいな。
「ありがとうございます!ディアム様」
私は、ディアム様に抱きつく。
「ちょっ、メグ。あたってるあたってるよ。」
「何がですか?」
こころなしか、顔が赤い。なんで?
とりあえず、抱きつくのはやめた方がいいのかな?
「メグって、俺を殺す気?」
「抱きついたら死んでしまうのですか?わかりました今度からは抱きつきません。」
「うん。もういいや。」
明日は、学園に通うから、楽しみ。
「私もう、寝ますね。」
「わかった。」
「おやすみなさいです。」


「んぅ」
起きました。眠いですね。着替えないと、制服ってこんなのなんですね。
よし、着れた。ディアム様を起こさないと。眠い。思考をまとめれない。
「ディアムしゃま?入ります。」
「メグ?おはよう」
「おひょうごしゃいます。ディアムしゃま。」
「メグって寝起きは舌足らずだよね。」
「そんにゃわけありませんよ。」
「待って、メグ。リボン結べてないよ。結んであげる。」
「ん。ありがとうございます。」
だんだん、眠たいのが治った。
「じゃあ、馬車に乗って。」
「はい。」
「メグ。朝食食べた?」
「食べてません。忘れてましたね。」
「そんな事だと思った。ほら、食べて。」
「んぐぅ。美味しいです。」
「待って、横にソース付いてる。ほんと、ドジだよね。」
「ドジではないですよ?」
この、サンドイッチ美味しい。
しばらくして、
「あっ、ついたみたいだよ。」
わぁ、なんか凄いです。ここを通うのか。楽しみですね。想像しただけでワクワクします。3年間頑張りましょう。


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