複雑・ファジー小説
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- 地球と言う世界に転生したオレ
- 日時: 2020/06/20 21:03
- 名前: Angel/God (ID: HBvApUx3)
プロローグ
「……ここは……どこだ?」
眩しい白い光りが俺を照らす
「ここは天国の門だ」
「天国の……門?」
「そうだ。お前はツーレイク・ヘルスに殺された」
「そうだ……俺はあいつを守ろうとして死んだのか……」
「天国へ入室する前に一つ質問がある」
「なんだ?」
「お前はここから天国へ逝くか、別世界で生まれ変わるかだ」
「別世界に転生? 元のカルディアス星にはもう生まれ変われないのか……?」
「そうだ。さぁどうする?」
「もし転生したら記憶はどうなるんだ?」
「完全にリセットされる」
「絶対に?」
「過去にお前がいた世界に転生した者がいた。
そしてその者は1/1000000000000の確率を突破して記憶のリセットを免れた。
その者こそツーレイク・ヘルスだ」
「あいつは記憶を持って生まれてきた……だからあんなに成績が良かったのか」
「ああ。さぁどうする?」
「決まってんだろ。さっさ転生して記憶のリセットを免れ元の世界に戻り、
あいつに本当の思いを伝える!」
「頑張ってみろ----よ……」
その時俺の視界が瞬く間に真っ白となった
時空が歪んで、戻って、進んで
頭がおかしくなりそうだった
そして俺はそっと目を閉じた
***
「オギャー!」
「約2900gですよ。よく頑張りましたね!」
「私の可愛い赤ちゃん……」
「そうだな! 俺達の赤ちゃんだ」
「名前はどうする?」
「名前は深納兔でいいんじゃないか?」
「いい名前ね! 深納兔〜可愛いね〜」
「(なんだこいつら……それにしても明かりが眩しい……
光源魔法か? ……って、オレ記憶あるじゃん!)」
深納兔は記憶が有った
こうして深納兔の長い旅が始まった
目次
主な登場人物
【潜河 深納兔】
年齢:0歳(現)
身長:45cm(現)
体重:2879g
出身:日本 北海道 札幌市
趣味:考え事(現)
好物:なし(現)