複雑・ファジー小説

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人狼ゲーム~呪われた村~ -season2-
日時: 2021/08/09 19:47
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=20217

 ↑season1へのURL

*+:。.。 。.。:+*注意事項*+:。.。 。.。:+*

この小説には以下の内容が含まれます。

・多少グダグダ、亀投稿

・流血表現やグロ表現

・語彙力ゼロ

・オリジナル小説

・パクリじゃありません

・似ている作品があるかもしれません

・オリジナル役職が登場します

・season1の続編。なので、season1を先に見ることを推薦します

・登場人物のうち一人の視点でご覧いただきます(ただし、そのキャラクターが最期まで生き残るとは限らない)


それでも良ければ、この先をご覧ください。







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 あるところに、こんな伝説がある村がありました。

 【千年ごとに、人狼が現れ、村を滅ぼすであろう】

 それを防ぐため、その村では古来から伝わる人狼ゲームを行い人狼と思わしき人を処刑することになりました。

 ある代の村人達は、人狼に負けてしまいました。
 ですが、友情が、ある一人の村人を助けました。
 これは、その者達の子孫の人狼ゲーム。
 その時から人狼ゲームの神は変わり、新たな神がやって来ます。
 さぁ、人狼ゲーム……スタートです。

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.1 )
日時: 2021/09/30 20:57
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)

prologue『蘇る人狼』


~平和な朝 レナの家~

「……ふわぁ……」
 目を開けると、体を起こしてあくびをする少女。
 千年前の人狼―――その子孫である彼女の中は、もう、人狼の血は流れていなかった。
「うん、今日も平和ね! ……てかもうこんな時間!? ヤバい!」
 そう言って、どたばたと準備をし始める。
 ……そうだ、平和な一日になるはずだったんだ。いつも通りの、楽しい一日に、なるはずだったんだ。
 でも違う。今日、私の人生は狂い始める。

~リリカの家~

「リリカァ! 何で起こしてくれなかったのぉ!?」
 レナの隣の家の扉を、そう言いながらノックする。
「……レナ姉ちゃん、おはよう……」
 そう言って出てきた少年は、ぱっと見女にも見える。何故か、ひどく疲れているようだった。目が腫れていて、泣いていたたのも分かった。
「リリカ、どうしたの? なんかあった?」
「……ついてきて」
「え? う、うん」
 そう言われて手を引かれ、連れてかれた場所は、この村の村長の家だった。
 そう言えば、今日は朝から村の大人たちが集まって会議する日だから、お母さんは私を起こさなくって、寝坊したんだっけ。
 ……え、ちょっと待ってよ。
 何で、泣いてる声が聞こえてくるの?
「ね、ねぇリリカ」
「……」
 どうして……何も言ってくれないの?

~昼 村長の家~

「やっと起きたか、レナ」
 そう言う女性の目は、いつものような目ではなかった。こちらも、目が腫れていた。
「…………ッ……」
 村長の家でレナが見たものは、想像をはるかに上回った。―――それも、最低な方に。
「……お、母、さん……? お、お父さん?」
 自身の両親は、血まみれで、触ると、手に血がついた。
 村長の家の一室は、部屋の外にまで、血が飛び出していた。
「いやぁ! お父様、起きて! お願い! あぁ、あぁぁぁぁぁ!!!!」
 原形をとどめていない、恐らく、村長だったものにすがりつき、泣き叫んでいる彼女からは、いつもの物静かで、温厚なな印象はなかった。
「噓……リ、リリおばさん……え?」
「……レナに説明もしたいし、みんな、いったんここから出よう?」
「いや、お父様から離れたくない!」
 イレアという女性が泣き叫ぶ少女―――メリッサを落ち着かせようとするが、彼女は、どうしても離れたくないようだった。
「……あ……あぁぁ……」
 立っていられなくなり、レナは膝から崩れ落ちた。
「……ごめんなさい、僕もう無理……」
「大丈夫な人なんてどこにもいないよ……リリカ、いったん外出よう。俺も気持ち悪くなってきた」
「う、うん……」
 そんな会話をして、リリカと少年―――アミが一度部屋から出ていったことにすら、レナは気付かなかった。
 でも、二人はすぐに戻ってきた。
「せ、せせ、センラさん……」
「どうした?」
「そ、外に、知らない人が……」
 そう言ったリリカの震える声で、レナは正気に戻った。
「! まさか、お母さんたちをこんなにした人……!?」
「違うよ?」
「あっ……」
 部屋の前に立っているのは、白い肌の少年だった。
「……アンタ誰?」
 メリッサのそばに座っていたイレアが立ち上がり、少年をにらみつけた。
「自己紹介するね、俺はサキ。人狼ゲームの神です」
 その言葉に、全員耳を疑った。
「……じ、んろうゲーム……ですって?」



next____

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.2 )
日時: 2021/10/09 20:31
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)

第一話『崩れた日の夜』



「人狼ゲーム……って、どういうことよ」
「……あれ、伝承途絶えたの?」
 と言って首を傾げるサキと名乗った少年。
 途絶えてはいない。でも、人狼ゲームは有り得ない。
 だって、だって人狼ゲームは何年も前に終わったんでしょ?
 心優しい人狼が、最後の一人の市民を助けて。人狼が勝ったから、人狼ゲームは終わったって!
「悪いけど、人狼が勝ったからって、人狼ゲームは終わらない。ここは呪われた村なんだから」
 微笑むサキが、皆には悪魔に見えた。
「さぁ、こんなとこでべそべそしてないでさ。さっさと始めるよ。……ついてこないと、殺しちゃうかも♪」
 ……その少年の見た目からして、殺せるような力はないように見えた。
 でも今は、皆弱っている。
 信じずには、いられなかった。

~移動中~

「そんな様子じゃ人狼ゲームのルール知らないかな?」
「いや、知ってる。……カードゲームの方だがな」
 そうだ。人狼ゲームは終わったと予想されると同時に、それはカードゲームと化した。
 もしかしたら、それは次現れてしまったときに、人狼に対抗するためだったのかもしれない。
「ふぅん……まぁ、一応全部の役職を教えとくね。
 人狼、狂信者、占い師、霊媒師、パン屋、狩人、双子、妖市民、呪われし者、妖狐。んでもって、今回初登場! 新役職の、妖を占う者」
「妖を占う者?」
「妖狐の呪殺はできないけど、その人が妖狐か、妖狐じゃないかを占う、妖狐版占い師だよ! 妖を占う者じゃ、妖市民は変わらないから気を付けて!」
 後は、歴史の授業で少しかじったのと同じだった。
 一人ずつ家が与えられ、初日は占い師と妖を占う者の占い、人狼の作戦会議だけ。
 ……役職数も、教えられなかった。
「じゃあ、頑張ってね皆。……自分が生き残るために……」
 ニヤリと笑うサキ。
 怖かった。……皆を殺すのも、自分が死ぬのも。

~レナの家~

「……」
 体が震えた。
「……お母、さん……」
 触った時、冷たかった。
 いつものぬくもりは無くて……。
「……ぐすっ……うぅっ……」
 泣きながら、眠りについた。


~会議中の表記、例~

~おいしいパンが焼けました~

○○(誰がしゃべっているか)「~~~が人狼」
 (キャラの行動)

 投票数は前回と一緒。


next____


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