複雑・ファジー小説
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- 異世界転生したのになんの力ももらえなかった
- 日時: 2023/01/07 20:55
- 名前: トリトリトリッピー (ID: V1z6MgX2)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13576
第一話 「準備」
俺の名前は椎名透。
昨日まで普通に日常を過ごしていた高校2年生だ。
そして俺は、今日起きたら変な世界にいた。
俗に言う異世界転生という奴だ。
初めに俺は、異世界転生にありがちな最強の力とか手に入れたりしてたと思ったよ。
何にも変わってなかった。幸いなことに起きた場所は草原で近くに村があった。
街に行くとパン屋や果物屋に宿などいかにも異世界転生して最初の村という感じの村だ。
すると街に一人だけ見慣れた奴がいた。
あれはまさか、そう思い近づいた。
俺の予想は当たっていた。
「お前もこの世界に来ていたのか」
そう声をかけるとあいても俺の存在に気づいた
「えっ、、、透?」
そう相手は言ってきた。
こいつは斎藤桜。
俺の幼馴染だ。
「桜も来ていたなんてびっくりしたぞ」
そう俺がいうと桜が、
「それは私もだよ透」
と言われた。
まあそれは当たり前だ。この時の会話は何かこの後喋ったが覚えてない。なぜなら俺は桜と会えたことをとても喜んでいたからだ。
異世界で知ってる人と会ったら嬉しいだろと言われるだろうがもちろんそれもある。
だが、俺にはもう一つ理由がある。
その理由は、俺は桜のことが好きだからだ。
桜は顔は整っていて声は透き通っていて優しい。
こんな女子がいたら男子はもちろん好きになる。
実際に桜はモテモテで数十回告白されたことがあるらしいが本人曰く好きな人がいるらしい(このことは俺以外知らない)
桜には好きな人がいる。
だから俺はもう諦めて桜の恋愛のサポートに回りたいのに、桜に好きな人を聞くといつも教えてくれない。
俺はもちろん桜には告白できていない。
まあ自分の恋愛話はここぐらいにしよう。
そして、偶然にも会った俺たちは二人で行動することにした。
そして街の人たちにこの世界のことを聞くことにした。
「あのーすいませんちょっと良いですか?」
俺がそう声をかけるとその人が、
「なんだいお二人さん」
と言われた俺たちは事情を説明した。すると、
「あー久しぶりだね、ドラストは、」
「ドラストってなんですか?」
そういうと答えてくれた
どうやらドラストとは他の世界からこっちの世界に来た転生者のことを言うらしい。
そして俺たちは、あることを聞いた。
「この世界から元の世界に帰ることはできますか?」
そう聞くと、
「できるけど元の世界に戻るにはここからかなり離れた、国に行かなきゃならない」
どうやらこの世界はその国にまとめられているらしい。
そして、その国にある転送装置を使えば元の世界に戻れるらしいが一つ問題があった。
「だがな、その国まで行く道のりにモンスターがいる、武器がなかったら対処できない」
そう言われた。だがそこで一つ疑問が生まれた
「どうしてこの街の中にはモンスターが来ないんですか?」
そう聞くと、
「この世界のすべての街には結界が張られている。その結界はモンスターが入れないからだ」
と教えてくれた。そしてこの人は武器商人らしく、少しのお金と、剣と杖をくれた。
この世界には、スキルと呼ばれるものがあり習得すればモンスターとの戦いで役に立つらしい。
俺が使う武器は剣。俺は剣道全国大会優勝したこともあるから、大丈夫。
ただし桜が使う武器は杖つまり魔法だ。
この世界では自分のステータスを見ることができる。
桜が使える魔法は、ファイア ヒール ウォーター(アイス ホットどちらも可能) という使えそうなところがあまりない魔法だった
桜が魔法を試しに使ってみたが特に某龍クエストにあるmpのようなものはなく無制限ではないが、かなり連続で使えるらしい。
そして俺たちは食料などを買って、元の世界に帰るための旅が今始まった
作者に色々言わせろのコーナー
この話を読んでいただき、ありがとうございます。トリトリトリッピーです
この話が初投稿なので是非感想などを聞かせてください厳しい意見でもその点を注意して次を書いていくのでぜひお願いします。