複雑・ファジー小説

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私の彼氏は希死念慮 俺の彼女は可笑しい奴
日時: 2023/01/22 16:42
名前: ダーク・サイド (ID: EMf5cCo0)

東京都渋谷に地球を嫌い人間を嫌う1人の男子中学生がいた。彼の名は六条ろくじょう海人かいと、生まれつき発達障害と知的障害、ASDという障害がありその理由でいじめを受けていた。
誰が見ても闇に落ちたような顔をしており誰も彼には寄らなかった。

そんな彼の元に闇から救おうとする天使が現れようとしていた。


ーーーーーーーーーそして4月ーーーーーーーーーー
六条海人は今日から山之口やまのぐち高校の1年生となった。
ビシッと引き締まった制服、綺麗にアイロンされていることがわかる。一応障害者なので支援校を親は進めていたが海人は障害者扱いをされるのが気に食わなく普通校に入学したのだ。


「ここで俺は勉強をするのか……」
海人の教室は1-Cだった。

「こんにちは!海人君初めまして」
海人が席に座ろうとすると隣の席に座っていたポニーテールの女の子が話し掛けてきた。
海人にとっては話し掛けられるなど珍しかったので少し驚きながら「おはよ」と答えた。

怖がらせないように作り笑いをし椅子に腰掛けた。

Re: 私の彼氏は希死念慮 ( No.1 )
日時: 2023/01/22 08:31
名前: ダーク・サイド (ID: EMf5cCo0)

作り笑いをしだしたのは小学5年生の頃、海人はいじめを受けていた。

友達には仲間外れにされキモがられた。さらには先生さえも相手にされず海人には感情というものが消えてしまった。

それからというもの感情がないため中学生になってもいじめられていた。

(高校ではどんないじめを受けるんだろう…)

と足を組んで肘を付きながらめんどくさそうに黒板の方を見ている海人の頭はそればかり考えていた。


「ねぇ、どうしたの?元気なさそうだよ」
また隣の女子が心配そうな顔をして話し掛けてきた。

「な、なんでもない…」
まさか次はこの子にいじめられる とも思った海人は焦りながら言った。

Re: 私の彼氏は希死念慮 俺の彼女は可笑しい奴 ( No.2 )
日時: 2023/01/22 16:48
名前: ダーク・サイド (ID: EMf5cCo0)

下校時間になるとさっきの女子がまた話し掛けてくる。

「家、どこなの?今日、用事ある?遊ぼっ」彼女の目はキラキラと輝いていた。

海人は嫌われないためにも必死に受け答えし作り笑顔を見せ障がい者だということを隠した。

一緒に途中まで家に帰り遊ぶ約束をして木ノきのきた公園で待ち合わせをした が彼女は長々来ない。

(可笑しいな…)少し信用していた海人は段々と自分は騙されたのではないかと思った。


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