複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

恵まれない神の恋
日時: 2023/03/01 14:46
名前: ウィナー (ID: EMf5cCo0)

イザナミとは多くの神々を生み落としたことから、子宝や安産祈願の神として信仰されている。 イザナミが祀られている神社では、ご祭神としてイザナギも一緒に祀られることも多い。 また、イザナミは黄泉津大神(よもつおおかみ)の別名を持ち、黄泉国、すなわち冥界の女王という側面も持ち合わせている。

2060年…冥界の宮殿ではあるパーティーが行われていた。

死人達「イザナミ様!ご出産おめでとうございます」
死人らが一斉にお祝いをした。そうイザナミは新たに神を産んだのだ。

イザナミは赤ちゃんを抱きながら微笑んでいる夫のイザナギは隣で赤ちゃんを見つめていた。
第四子の子供は、女の子で体は丈夫に産まれてきた

イザナミ「リナリア産まれてきてくれてありがとう」赤ちゃんの名は『リナリア』と名ずけられた。


Re: 恵まれない神の恋 ( No.1 )
日時: 2023/03/01 15:07
名前: ウィナー (ID: EMf5cCo0)

リナリアはすくすくと育ち2070年、20歳になった
冥界のため死というものは存在しないが生というものは存在する。

イザナギの仕事は死者をまた地上へ生き返させることイザナミの仕事はまだ生きている地上の人々の見守りをしている一方リナリアはというと……


リナリア「うっわー!あはははは!」
遊園地で遊んで街中を遊び尽くしていた。
遊園地には早く亡くなった子供達が遊んでいる。
冥界の子供は親がいない子が多いためイザナミが少し面倒を見ていた。

だがそんなリナリアをイザナギは良く思わなかった

ある日リナリアはイザナギとイザナミに呼び出された。

リナリア「お母様お父様、なにかご用ですか?」
キラキラのドレス姿をしてイザナギとイザナミの元へ現れた。

イザナギ「リナリア地上へ行きなさい」
真剣な顔いや心配な顔だろうか少し暗い顔を浮かべていた。


リナリア「え、?神社に行くの?」
リナリアは神社先に産まれてきた兄らのように神社に住むのだと思った。だが…

イザナミ「いいえ。あなたは地上へ行き、ゼロからやり直しなさい」
母親が口に出した言葉はとんでもないことだった。

リナリア「それって…ここにいた記憶がなくなるってこと…?」
リナリアの顔も笑顔が消えた。

イザナミ「リナリアあなたが地上に行く理由は自立の勉強をしなさい あなたはいつも遊んでばかりで私達を頼ってばかり、地上に行けば自立を学べるわ もちろん記憶はあるから大丈夫よ」
イザナミの優しい言葉に少し安心したリナリアだがなにか少し不満もあるみたいだ

リナリア「もし、私が自立したとしてその後はどうなるのでしょう?」

イザナギ「お前を迎えに行くよ」
少し微笑んでいる。

リナリアは決心をした。
「勉強してくる!」

Re: 恵まれない神の恋 ( No.2 )
日時: 2023/03/01 15:30
名前: ウィナー (ID: EMf5cCo0)

そして地上…
飯尾いいお和秀かずひで

飯尾いいお佳名かなの元に産まれてきたのは、リナリアだった。

リナリア(この人達が今日から親なのねー)
リナリアの意識はあるが姿は赤ちゃんなので喋れない。

和秀「お前の名前はあんにしよう」
こうしてリナリアは新たな名前を手に入れた。

リナリア、いや杏はまたすくすくと育ち15歳の高校生となった。今日は高校、はじめての授業

自立はかというと全くしていない。何が変わったかというと魔法が使えるようになったくらいだ
地上へ行く前イザナミが地上での魔法勉強もするようにと知識を授かった。

ひっそりと魔法勉まほうべんをしている内に自立の勉強はほったらかしだった。


杏(そろそろ自立しなくちゃ!)
たまにイザナミの配下が様子を見に来る。恐らくイザナミは心配をしているのだろう

??「こんにちは」
隣の席にいる男子が話し掛けてきた。
今は休み時間で廊下で友達集めをしているのか教室には人が杏とこの男子しかいなかった。

杏「こんにちわ……杏です」
友達は0人、いつも友達を作らないように避けてきた。自立をするには友達は邪魔だと考えたからだ。

悟「俺は悟よろしく」
男子の笑顔はとても爽やかだ。
そんな笑顔に杏は少しホを赤く染めた。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。