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複雑・ファジー小説
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- 12歳、同性に恋しました。#1
- 日時: 2023/04/29 17:08
- 名前: どーなつ (ID: 2MYnw2hS)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
私、柊あげは!ごく普通の中学1年生、12歳!吹奏楽部所属!役職トランペット!
「あげは家庭科室準備して〜」
先輩のゆか先輩がそう言うと返事をして準備を開始した。
「うーん…また換気扇の紐届かない…昨日ひざ痛くなったから身長伸びてるはずなんだけどなぁ…」
ジャンプしながらも頑張ってる私を見て笑ったのはひまり先輩。
「あげは届かない?」
「はい…」
「どれ。やってあげるね。」
ひまり先輩が換気扇の紐を引っ張って換気扇がついた。
「あげは身長低くて換気扇つけようと必死になってるの可愛い…」
「ありがとうございます…」
どうして私はこんなにも身長が低いのかもイマイチわからないし他の人は届いてるのに私は届かないという悔しさが込み上げてきた。
そしてミーティングが始まって、終わって楽器を準備している時に私はこう質問した。
「あの…りん先輩ってどんな人なんですか?」
今修学旅行中で部活に来ていないりん先輩のことについて質問した。そしたらひまり先輩が
「これ、正直なこと言うね。絶対誰にも言わないでね。」
「?はい…」
「正直うるさい…」
「えっ?」
マジか…
「ちょっとひまり!私の子になんてこと教えてるの!?」
「ゆか…」
「私はゆか先輩の子ではありませーん!」
「えーっ?」
「まぁ本当はあげはにとっては優しい先輩だと思うな!」
「そうですか…」
優しい先輩…りん先輩、少し会ってみたいなぁ…
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